EFOとは?コンバージョン率を爆上げさせる具体的な施策7選

B2B企業の多くでは問い合わせフォームや申し込みフォームなどを通してリードを獲得していることでしょう。
このフォームを最適化して、ユーザーがスムーズにフォームを活用できるようにするためEFOに取り組む企業が増えています。
しかし、EFOに取り組みたくても具体的に何をしたらいいのか、どんなメリットがあるのかわからないという方も多いことでしょう。 本記事ではEFOについて基本的な意味や取り組む重要性、メリット、EFOのタイプなど幅広く解説しますので参考にしてください。

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EFOとは?

EFOとは、Entry Form Optimizationの略で、日本語ではエントリーフォーム最適化と表現することができます。
EFOを実施することで会員登録フォームや資料請求フォームなどサイトに設置しているフォームへの入力完了率を高めることが可能となります。
Webサイトの入力フォームは問い合わせや資料請求など幅広い目的で設置されているため、設置目的に合わせてフォームのレイアウトも変更する必要があります。
EFOに取り組む際には、基本的に以下の項目に注力して改善していくと良いでしょう。

EFO注力して改善していくポイント

タイトル何を目的としたフォームなのかを示します

ラベル何を記入するのかを明示します

入力フィールドユーザーが情報を入力する項目、複数行を入力する場合は入力エリアと表記します

アクションボタン回答内容の送信や別リンクへ遷移するためのボタンです

パーミッションの同意今後ユーザーに対してマーケティング活動を行うことの許可を得ます

プライバシーポリシーの明示ユーザーの個人情報をどう尊重し保護するのかを明示します


EFOの重要性と取り組むメリット

EFOの重要性

EFOの重要性

  • ユーザー側の重要性
  • 企業側の重要性
  • B2B企業における重要性

重要性①ユーザー側の重要性

ユーザー側にとってEFOが重要な理由としては、より快適に問い合わせや資料請求をできるようにするためEFOが重要となります。
ユーザーがサイトに設置されたフォームを利用する際は、商品購入や不明点のお問い合わせなど何かしらの目的があるはずです。
しかし、フォームレイアウトが悪くユーザーが入力時にストレスを感じてしまうようではサイト離脱の原因となってしまうでしょう。
ユーザーはフォームの使い勝手によって目的が遂行できなければ、サイト離脱だけでなく企業への不信感を抱く原因ともなりかねないためEFOに取り組んでユーザーのアクションを完了できるようにする必要があるのです。

重要性②企業側の重要性

もちろんユーザー側だけでなく、企業側にとってもEFOは非常に重要です。
ユーザーにストレスを与えることのないフォームを設置することができれば、ユーザーの離脱率を低下させてコンバージョンの改善につながるでしょう。
また、レイアウトが整っておりユーザビリティに優れたフォームが設置されていることでユーザーから好印象を持ってもらえる点もメリットですのでEFOに取り組むことは非常に重要なのです。

重要性③B2B企業における重要性

EFOはB2B企業において必須と言えるでしょう。なぜならば、入力フォームの快適さが売り上げに直結するといっても過言ではないからです。
Webサイトに設置した入力フォームからリードの創出を行うため、少しでもユーザビリティが高いフォームを構築していく必要があります。

メリット

EFOのメリット

  • ユーザー離脱率の低下
  • 詳細な効果検証が可能となる

メリット①ユーザー離脱率の低下

EFOを実施することで、フォーム入力時の補助を行なったり選択式で入力の手間を軽減させたり、といったユーザーサポートが可能になります。 入力の工数が減らされることで、ユーザーはフォーム入力時のストレスが軽減されサイト離脱を防止して最後までフォーム入力完了率を上げることができるのは大きなメリットです。
さらに、他プラットフォームとの連携機能があるEFOツールを利用すれば、IDやパスワードの設定をスキップしたり、ワンクリックで基本情報を入力することも可能となります。

メリット②詳細な効果検証が可能となる

EFOの効果を高めるには、効果検証が欠かせません。
EFOツールの中には分析機能が搭載されているものも多いため、多角的な効果検証が可能です。
例えば入力エラーが多い箇所を分析することで、フォームのどこを改善すればいいかがわかるようになるだけでなく、ABテストを活用すれば背景色やフォーム項目の順番など、よりユーザビリティに優れたフォームを実現することができるようになります。
また、EFOツールの中には分析結果を受けて専門家が改善策を提案してくれるものもあるため、自社にノウハウがなくても効果的な改善を実現できます。

EFOについてより詳しくはこちら

EFO対策をする最大のメリットは?

EFOのタイプ

機能改善に優れているタイプ

入力フォームのテンプレートが豊富に用意されていたり、機能が柔軟にカスタマイズできるタイプです。
サービスによってはOCR機能が搭載されているため、読み取った文字を自動で入力することもできます。
ベンダー側で最適な機能を提供してくれる場合もあるため、EFOに初めて取り組むという場合でも安心です。

導入の手軽さに強みがあるタイプ

ワンクリックでタグを設置でき、サイトにタグを埋め込むことでEFOツールを設置することができます。
自社開発よりも手間と時間がかからないため、すぐにEFOを実施したいという方におすすめです。
自社で開発を行うより初期費用やランニングコストを抑えることもできます。

スマートフォン向けサイトのEFOに強みがあるタイプ

今や1人1台保有しているといっても過言ではないスマートフォンですが、手軽に場所や時間を選ばずサイトを利用することができるため、近年ではPC向けサイトよりもスマートフォン向けサイトの方が高いコンバージョンを実現できるケースが増えています。
しかし、同じサイトでもPCで閲覧した場合とスマートフォンで閲覧した場合とでは入力フォームの表示のされ方や操作方法に違いが生じる場合があります。
そのため、スマートフォンのEFOに強みを持つEFOツールも増えているのです。
例えば、スマートフォンのGPS機能を利用した住所の自動入力や数字やアルファベッドの入力項目に合わせてキーボードを自動で切り替える機能などが搭載されているツールがあります。

チャット形式が利用できるタイプ

チャット形式による入力フォームを構築できるEFOツールも登場しています。
ユーザーが自ら入力していく通常のフォームとは違い、チャットボットのように一問一答形式でコミュニケーションを取りながら入力を進めることができるため、フォーム入力によるストレスを軽減することができます。


コンバージョン率を上げるEFOの基本施策3選

基本施策3選

ユーザーの状況に合わせて項目を出し分ける

ユーザーは「認識」「検討」「決定」とステージが変動していきます。 全てのユーザーに同じ項目を表示するのでは、EFOの効果は薄いためユーザーが今何を求めているのか、何を知りたいのかを理解した上で項目を出し分けるようにしましょう。

フォームのパーソナライズ化をする

Webサイトを訪れるユーザーは一人ひとり考え方や目的が異なります。 CRMと連携して顧客情報を取得、ユーザーの訪問回数や閲覧履歴などと入力フォームを関連づけることでパーソナライズされたフォームをユーザーに表示することができます。

フォームにアシスト機能をつける

例えば、入力エラーがある際に赤文字で項目ごとに表示してくれたり、項目ごとに文字数制限がある場合に残り何文字入力できるかを表示してくれるといったアシスト機能が搭載されていると、ユーザーの入力ストレスを減らしてフォーム入力完了率を高めることができるでしょう。

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EFOの基本施策と進める上での重要なポイント

EFOの基本を押さえた上で取り組むべき応用施策4選

応用施策4選

残りの入力項目を表示させる

フォーム入力中にモチベーションが低下したユーザーが途中離脱してしまうリスクを避けるためにはガイドナビゲーションを取り入れると良いでしょう。
入力必須の項目があといくつあるか表示したり、入力が必要なページ数を表記することでコンバージョン率を高めます。

自動入力機能を実装

例えば、自宅の住所が非常に長い場合、フォームに入力するのも手間となりモチベーションが低下してしまうでしょう。
そこで自動入力機能を取り入れることで、郵便番号を入力するだけで自動で住所を入力してくれたり、名前を漢字で入力することでふりがなを自動で入力してくれるようになり、ユーザー離脱の防止につながります。

信頼性を高める

氏名や電話番号、住所などの個人情報を入力するフォームは、ユーザーにとって不安を感じる原因となります。
個人情報の取り扱いが非常に厳しくなっている現在、信頼性・安全性をアピールすることは非常に重要です。
セキュリティ対策を行なっている点や個人情報の取り扱いに関する項目を設けてユーザーに信頼性をアピールしましょう。

ランディングページと入力フォームを一体化させる

ページを移動するほどにユーザーは離脱してしまう傾向にあります。
ランディングページから入力フォームに遷移するだけでも離脱の原因となるため、ランディングページからそのままフォーム入力できるようにすることで、コンバージョン率の改善が期待できます。

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WEB担当者が覚えておくべきEFOの応用施策

EFOを行う際の流れについて

EFOを行う際の流れとしては、まずGoogleアナリティクスなどの解析ツールを使い、現時点でどれくらいの離脱率が発生しているのかを調べます。
計測しておくべき項目としては、「PV数」、「ユニークユーザー数」、「どんなデバイスで閲覧されているのか」といった項目を知っておくと良いでしょう。
その後、エントリーフォームの見直しを行い、レイアウトの変更などを行います。
どうしたらユーザーがフォーム入力がしやすいかを考え、必要な機能を実装していきましょう。
一番手間がかからないのは有料のEFOツールを導入して、ベンダー側のサポートも受けながら課題を洗い出して改善していくのがおすすめです。

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EFOを行う際の最適な手順とは?

EFOを効率化させるEFOツールの料金相場

EFOを実施するにあたり、さまざまな利便性高い機能を実装でき、サイト分析も可能なEFOツールですが、料金相場はいくらくらいなのでしょうか。
EFOツールの初期費用の料金相場としては、0円〜30,000円程度となっています。
月額費用は6,000円〜30,000円が料金相場となっており、無料プランを提供しているサービスも多くあるため、導入前にしっかりと機能性や操作性を試すことが可能です。

EFOについてより詳しくはこちら

EFOツールの料金相場は?

EFOに取り組んでCVR改善を目指そう

EFOはB2B企業にとっては特に欠かせない施策となっており、CVRがなかなか改善しないと感じている方は一度フォームの見直しを行うと良いでしょう。
自社にノウハウがない場合、EFOツールを導入することで、手厚いサポートを受けることもできます。
本記事を参考にして、ぜひEFOに取り組んでみてください。

 

EFOの製品一覧まとめ記事

 

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