普段、個人間の連絡に活用することの多いLINEですが、個人用のアカウント以外に、ビジネス向けのLINE公式アカウントというものがあるのをご存知でしょうか。
利用することで、様々なメリットがあるLINE公式アカウントは、企業をはじめ、個人でのアカウント開設を始める人が増えています。
LINE公式アカウントをビジネスに活用する上で、気になる点として挙げられるのが、「LINEで顧客管理はできるのか?」という点です。
本記事では、LINEで顧客管理をする方法や、顧客管理をする際のポイントなどを解説しますので参考にしてください。
LINEで顧客管理をする方法
結論から言えば、LINEで顧客管理をすることは可能です。
LINE公式アカウントでは、友だち登録してくれたユーザーに対して、「20代女性」「30代女性」といったようにタグ付けすることができ、タグ付けされたユーザーを分類してメッセージを配信することができます。
また、ノート機能が搭載されており、顧客ごとにメモを作成することができるため、こちらも顧客管理に役立ちます。
これらの機能は標準搭載されているものなので、無料で利用できます。
ただし、CRMのような顧客管理に特化したシステムというわけではないので、タグ設定の手間であったり、Excelなどの表計算ツールで顧客情報をまとめる必要がでてくる可能性があります。
おすすめの類似LINEマーケティングツール
類似サービス: DECA for LINE(デカ・フォー・ライン)
(4.5)
月額費用 | 要問い合わせ | 無料お試し | 要問い合わせ |
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DECA for LINE(デカ・フォー・ライン)とは、株式会社ギブリーが運営するLINE特化型MAツールを活用したLINEマーケティングのトータル支援サービスです。 LINEで取得できるデータだけでなく、外部DB・Web行動データを駆使したパーソナライズ配信が可能な高い「機能性」を備えたLINE特化型MAツールを提供しています。
また、グローバルなエンジニア集団を有しているため、データ連携・ミニアプリなど、柔軟な「カスタマイズ開発」も可能です。 さらに、1500以上のLINEマーケティングの支援実績やLINEにとどまらないマーケティングDXの総合支援を行うプロフェッショナルチームが「サポート体制」に加わり、企業のLINE活用における課題・不安を解決します。
配信から顧客管理まで豊富な機能
アンケートやチャットボットで取得した友だちのデータをもとに、セグメント配信やステップ配信を行えます。 顧客を深く理解するために、顧客管理や分析など豊富な機能を備えています。 これらのデータ取得・配信・管理機能を用いて、見込み顧客の獲得から既存顧客のファン化まで行えます。
個別要望カスタマイズに柔軟対応
自社で保有するCRMやSFAなどのデータベースと連携が可能です。 既に自社で保有する資産(顧客、商品、購入・成約データ)を活用して、購入や成約までの歩留まり改善やLTV向上に寄与します。
専任コンサルタントが総合サポート
1,500社を超えるLINEマーケティングの支援実績があり、その知見を基に経験豊富なコンサルタントがアカウント設計から施策改善までサポートします。
類似サービス: カルティチャット
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月額料金 | 0円〜 | 無料お試し | 要問い合わせ |
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初期費用 | 0円 | 最短導入期間 | 要問い合わせ |
カルティチャットとは、株式会社Sapeetが運営しているチャット接客ツールです。 LINE・Instagram・ブラウザチャットに対応しており、それぞれの登録ユーザーに対して、一斉配信や有人対応を行うことができます。 ユーザーとの会話を分析し、広告施策の立案に活用したり、新規顧客の増加や単価の向上を実現したりと、様々な導入効果を生み出します。
マルチメディアに対応
カルティチャットは、 LINE・Instagram・ブラウザチャットなどのマルチメディアに対応しています。 マルチメディアを一括で管理して効率的に運用することができるため、様々な施策を駆使して売上拡大につなげることができます。
充実したサポート体制
カルティチャットでは、経験豊富な専任コンサルタントによる、経営数値に直結するマーケティング施策の立案〜実行までを丁寧にサポートしています。 過去にオンラインチャットツールを導入したが失敗してしまったという人でも、カルティチャットであれば、伴走型のサポートで運用を定着させることができます。
既存施策と連動したオンライン接客を実現
オンライン施策に閉じることなく、店舗やECといった既存施策と連動した実用的な運用設計が可能です。 オンライン接客用のオペレーターが用意できない場合は、カルティチャットが毎月必要な分、オペレーターを用意することができます。
類似サービス: L-ad
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月額料金 | 50,000円〜 | 無料お試し | 要問い合わせ |
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初期費用 | 要問い合わせ | 最短導入期間 | 要問い合わせ |
L-adとは、CATS株式会社が運営している広告計測ツールです。 現在のLINE友だち追加計測におけるラグやタグの多重発火、未発火による件数乖離といった課題を解消し、正確なデータ計測を実現します。
広告運用精度を向上
L-adは、LINE友だち追加のタイミングで、Facebook、Google、TikTokなどの主要な広告媒体への通知が可能なため、運用精度の向上や、機械学習の正常化などを実現することができます。
安心のサポート体制
L-adでは、専任のカスタマーチームが導入前はもちろん、導入後も伴走したサポートを提供しています。
LINEで顧客管理をする際のポイント
CRMツールを利用する
最も効率的に顧客管理をするのであればCRMツールを導入するのが良いでしょう。
LINEと連携できるCRMツールも多く、複雑な設定をしなくても簡単にLINE公式アカウントに友だち登録してくれた顧客情報を一元管理することが可能となります。
連携可能なツールについては、各ベンダーへ問い合わせてみると良いでしょう。
データの一元管理を徹底する
複数の担当者がLINE公式アカウントを運用している場合、常に最新の状態のデータが一箇所に集約されていないと、誰がどのユーザーに対応しているかわからなくなってしまいます。
対応時の注意事項や、前回対応時の内容などをメモしておけば、担当スタッフが不在時でも、他のスタッフが対応可能になります。
属人化に気をつける
特定の社員にLINE公式アカウントの運用を任せきりだと、属人化が発生するリスクが高まります。
情報はなるべく共有し、担当者が急に休んでしまったり、退職となってしまった場合でもスムーズに引き継ぎができるような対し絵を構築していないと、顧客管理についての状況も一から把握し直さなければいけなくなってしまいます。
おすすめのLINEマーケティングツール
LINEで顧客管理をするためのおすすめツール
MicoCloud(ミコクラウド)
特徴
MicoCloudとは、Micoworks株式会社が運営している、LINEを活用したCRMツールです。
国内大手企業からの導入実績もあり、LINEマーケティングや顧客管理に活用されています。
LINE公式アカウントの開設からサポートしてくれるため、LINE公式アカウントの開設と顧客管理を始めたいという方におすすめです。
MicoCloudを導入することで、LINEを活用しての顧客行動履歴の管理や、アンケート回答結果の自動集計などが可能となります。
料金
- 初期費用:要問い合わせ
- 月額料金:要問い合わせ
LINE WORKS
特徴
LINE WORKSとは、ワークスモバイルジャパン株式会社が提供しているグループウェアで、LINEと同様のUIで幅広い機能が搭載されています。
LINEアカウントがない場合でも、LINE WORKS用のアカウントを作成すれば利用することができ、iOSやAndroidのスマホ用アプリはもちろん、Windows·macOSのPCからも利用することができます。
料金
- 初期費用:要問い合わせ
- 月額料金:0円〜
KUZEN-LINK
特徴
KUZEN-LINKは、LINE公式アカウントを活用して、顧客一人ひとりに最適化された配信を可能とするAIチャットボットマーケティングツールです。
ユーザーの興味関心を可視化し、最適化された情報発信が可能となり、メルマガよりも高い開封率が実現できます。
APIによる外部連携で、LINE IDと顧客IDの紐付けが可能です。
セグメント配信・ステップ配信といった機能が搭載されており、マーケティングに活用することができます。
料金
- 初期費用:要問い合わせ
- 月額料金:要問い合わせ
Synergy!
特徴
Synergy!は、自社に合わせた機能が選択できるクラウド型のCRMツールです。
顧客データに基づいた最適なマーケティングが可能で、データベースによる顧客情報の一元管理を実現します。
フォームやアンケートの作成や、LINEのメッセージ配信、アプリプッシュ通知も可能です。
Google Analyticsなどの外部ツールとの連携も可能で、顧客情報から最適化されたメッセージ配信ができるようになります。
基本機能以外のサービスは、企業のニーズに応じて利用するかを決めることができるため、自社にあった運用がしやすい点が特徴的です。
料金
- 初期費用:118,000円〜
- 月額料金:15,000円〜
LINEとツールを活用して顧客管理を効率化
LINEを活用した顧客管理について、おすすめツールなどを紹介しました。
LINE公式アカウントを活用しての顧客管理は、無料でできる点がメリットですが、詳細な顧客管理や、データを活用したマーケティングを行うにはCRMツールなどの導入を合わせて検討した方が良いでしょう。