- 月額費用
- 10万円〜
- 初期費用
- 0円
- 無料お試し
- 要お問合せ
- 導入社数
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Google広告やYahoo!広告、SNSなど複数の媒体に広告を出稿しているが、管理が難しく効果的なレポート作成ができないというマーケターの方は意外と多く、課題となっています。
今回紹介するtrocco(トロッコ)は、広告KPIダッシュボードの作成がノンプログラミングで実現できることから注目されているサービスです。
機能面や特徴、料金などを解説しますのでサービス選定の参考にしてください。
troccoとは
troccoとは株式会社primeNumberが運営している分析基盤の総合支援ツールです。
自社に対応可能なエンジニアがいなくても、広告データベースをノンプログラミングで集約することができるとして注目されており、日本国内では200社以上で導入されています。
おすすめの類似Web計測・解析ツール
類似サービス: Mouseflow
(4.5)
月額費用 | 要問い合わせ | 無料お試し | 要問い合わせ |
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初期費用 | 要問い合わせ | 最短導入期間 | 要問い合わせ |
Mouseflowとは、世界中で利用されているヒートマップツールです。 セッションリプレイ機能とヒートマップを用いて自社サイト内のデザインを最適化することができ、必要なものが全てわかりやすく配置されている状態を実現することができます。
全ユーザーの行動の録画・再生ができるセッションリプレイ機能
Mouseflowはユーザーのサイトへの流入から離脱までを録画・再生することができます。それにより仮設でない、実際の行動に基づいた分析を行うことが可能となります。
ユーザーの動向を表示するヒートマップ機能
Mouseflowは、ヒートマップによってサイトを訪れた人がページのどこをクリック/タッチしているのか、マウスがどのように操作されたか、ページをどこまでスクロールしたのかなどを色で可視化することが可能となります。
サイト訪問者の離脱点を分析
Mouseflowには、ファネル分析機能が搭載されており、この機能によってサイト訪問者の動きを検証することができます。
類似サービス: SiTest
(4.5)
月額費用 | 要問い合わせ | 無料お試し | あり |
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初期費用 | 要問い合わせ | 最短導入期間 | 当日〜 |
SiTestとは、株式会社グラッドキューブが運営しているWebサイトの解析と改善が可能なLPOツールです。 ヒートマップによるWebサイト解析によって、サイトの課題を発見、A/Bテスト機能などの課題改善に役立つ豊富な機能を搭載しています。
Webサイトの課題を可視化
SiTestには、ヒートマップ機能や録画再生機能、レポート機能といったWebサイトの解析機能が搭載されているため、課題を可視化することが可能となります。 中でも、ヒートマップ機能は、PCユーザー・スマートフォンユーザーの滞在時間を可視化することができ、各ページの到達数や離脱率、平均滞在時間をグラフとして表示することもできるため、自社サイトのどこに問題があるのかが一目でわかります。
Webサイト改善に効果的な機能を搭載
SiTestには、A/Bテスト機能やパーソナライズ機能、ポップアップ機能といったサイト改善に効果的な機能を搭載しており、多角的に改善施策を試すことができます。 A/Bテスト機能では、ヒートマップ解析によって導き出した仮説を解消するための施策を試すことができ、わかりやすい画面で簡単に比較することが可能です。
レポート機能で情報共有を効率化
SiTestのレポート機能は、ボタンを押すだけで、レポート作成に必要な最低限のデータを自動的にまとめることが可能で、ヒートマップの分析結果をExcel形式のファイルでダウンロードすることができます。 Webサイト全体のアクセス状況や、設定したゴールの達成状況を毎週月曜日に指定メールアドレスに配信できるため、チームでの情報共有も可能です。
類似サービス: AD-REX
(4.5)
月額費用 | 要問い合わせ | 無料お試し | 要問い合わせ |
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初期費用 | 要問い合わせ | 最短導入期間 | 要問い合わせ |
AD-REXとは、株式会社アドレクスが運営している広告計測の一元管理プラットフォームです。 広告従事者の観点から実用的な機能を追加しており、精度の高い計測を実現します。 また、専門性を持った幅広いサポートが可能となっており、広告運用の経験が浅い方でも安心して利用することができます。
実務に即した機能を追加
AD-REXは、実際に広告運用に従事している経験・ノウハウがあり、その観点から要件を出して機能を追加しています。 広告運用に必要な実務的な機能を追加しているため、常に精度の高い分析を実現することができます。
既存ツールのからの切替コストを削減
既存の計測ツールから抽出したCSVファイルをAD-REXに取り込むことができます。 そのため、既存のツールを利用している場合の切替コストを削減することが可能です。
CRM連携が可能
計測ツールの中には、CRMと連携していないことで、最後にクリックした広告、直接効果のみを評価してしまい、広告の費用対効果が分析できないケースがあります。 AD-REXは、CRM連携が可能なため、WEBコンバージョンとそれ以降の売上や来店といった動きを紐づけることができます。
troccoの機能·特徴
20種類以上の広告レポート抽出が可能
troccoでは20種類以上の広告レポートに対応しており、複数の媒体に出稿している場合でも簡単な操作でレポートを統合することが可能です。
- Google広告
- Facebook広告
- Instagram広告
- Yahoo!広告
- TikTok広告
上記の他にも様々な広告に対応しており、過去データの取得や自動データ取得、定期実行がいずれの対応先でも可能という優れ具合です。
ノンコーディングでデータを保管
troccoで集約したデータは「Google BigQuery」などの分析特化型のデータベースへ保存されます。
出稿する広告媒体が増えてデータ量が大きくなっても高速で処理ができるため安心です。
Google BigQueryの使い方がわからないという場合でも、troccoの運用サポートプランがあるので、そちらを利用することで不明点を解消することができます。
アトリビューション分析機能
trocco Web行動ログSDKというサービスと一緒に利用することで広告のアトリビューション分析を行うことが可能となります。
アトリビューション分析が行えれば、コンバージョンに繋がった媒体の貢献度を把握することができ、広告同士でのカニバリゼーションを回避することができます。
おすすめのWeb計測・解析ツール
troccoの料金·価格
troccoの料金は下記の通りです。
- 初期費用:0円
- 月額料金:10万円〜
2021年6月現在/詳細は公式サイトを確認
無料トライアルについて
troccoでは、無料トライアルについては明記されていないためお問い合わせが必要となります。
trocco導入のメリット
エンジニアがいなくても広告レポートが自動化できる
自社にエンジニアがいない場合でも、troccoを導入することでマーケター自身がレポートの自動化を行うことができるようになります。
troccoは専門的な知識がなくてもダッシュボード構築が可能なUIで作られているため、PCの操作が苦手という方でも安心して利用することが可能です。
troccoの導入事例·評判
LTV最大化に貢献してくれました
“部署ごとのデータのサイロ化を解消するためにtroccoを導入しました。troccoは使いやすくYahoo!広告にも対応していることが導入の決め手でしたね。10年分のLTV集計が3分で戻ってくるようになったのでコスト削減にもつながっています。何を改善するべきかがわかったことでLTV最大化に活用することができました。”(株式会社ホワイトプラス様)
必要な情報がすぐに探せるように
“troccoはエンジニアリソースを使わずに簡単に操作できることが導入の決め手でした。マーケター自身が操作してDWHにデータを保存することができるため、エンジニア3名分のリソースをツールに置き換えることができました。必要になったデータがエンジニアの手を借りなくてもすぐに対応できるようになったのは大きなメリットです。”(株式会社サイバー·コミュニケーションズ様)
類似サービスとの比較
troccoの類似サービスとしてはBrandwatch(ブランドウォッチ)やAd Effective(アドエフェクティブ)などが挙げられます。
Brandwatchはマーケットリサーチから分析、意思決定までが可能になるマーケットリサーチ· ソーシャルアナリティクスツールです。
豊富なデータを保有しており、AIを活用したマーケットリサーチプラットフォームとして幅広い業界で導入されています。
料金は非公開となっており問い合わせが必要となります。
Ad Effectiveは広告の効果測定、管理システムとして多くの企業で導入されている実績があります。
費用対効果の計算やレポート機能などが搭載されているため効果的な広告運用が可能となります。
料金は316,800円で導入することができます。
troccoで効果的な広告運用を
troccoについてご紹介させていただきました。
- 様々な広告媒体に対応
- ノンコーディングで利用できる
上記の点から、エンジニアリソースが足りない方や複数の広告媒体に出稿している場合に有効に利用できるサービスであることがわかります。
本記事を読まれて気になった方は、この機会に導入を検討してみてはいかがでしょうか。
画像·データ出典:trocco公式サイト