経営において予実管理は欠かすことができませんが、エクセルやスプレッドシートでの管理による属人化に課題を感じている企業も少なくはないようです。
今回紹介するDIGGLE(ディグル)は、属人的なエクセル業務から脱却でき、業績の着地予測制度を向上させることができることから注目されているサービスです。
機能面や特徴、料金などを解説しますのでサービス選定の参考にしてください。
DIGGLEとは
DIGGLEとはDIGGLE株式会社が運営している予実管理ソフトです。
属人化しているエクセルでの予実管理を解消し、事業部を巻き込んだ予実管理を行うことが可能となります。
DIGGLEの機能·特徴
予実管理を効率化
DIGGLEを導入することで、予算エクセルと総勘定元帳の突合を自動化、集計作業、データ蓄積の効率化が可能となります。
エクセル管理にかかっていた時間が効率化されることで、別の業務や分析に時間を使うことが可能になり、より洗練された経営戦略をプランニングできるようになるのです。
事業部を巻き込んだ予実管理ができる
DIGGLEによって事業部を巻き込んだ予実管理が可能になります。これによって正確な業績予測ができるようになり、予算の消化状況の可視化を実現します。
優れた分析機能
DIGGLEは事業部から自動集計した見込み数値を多角的に分析することが可能です。
これによって予実ギャップを早期に把握することができ、適切なアクションを起こすことが可能となります。
DIGGLEの料金·価格
DIGGLEでは2つの料金プランを提供しています。
ビジネスプランは3ユーザーから利用することが可能で、よりアップグレードされたエンタープライズプランはシングルサインオン機能も搭載していることが特徴的です。
いずれのプランも料金については公開されておらず、問い合わせが必要となります。
2021年3月現在/詳細は公式サイトを確認
無料トライアルについて
DIGGLEでは、無料トライアルについては公開されておらず、問い合わせが必要となります。
DIGGLE導入のメリット
レポート作成を効率化できる
予実管理において、集計結果を元にしたレポート作成は欠かせないものですが、DIGGLEであれば月次会計データを取り込むだけで各種レポートの自動作成ができるため、レポート作成にかけていた時間が大幅に効率化されます。
DIGGLEの導入事例·評判
導入の決め手はサポート体制でした
“スプレッドシートでの予実管理は属人化が課題となります。DIGGLEを導入したことで事業部を巻き込んだ予実管理を実現でき、業務フローの変更にも柔軟に対応できました。カスタマーサクセスが丁寧にサポートしてくれたことも導入の決め手となりました。”(株式会社サイバーセキュリティクラウド様)
社員誰もが最新の情報を把握
“DIGGLEは既存の会計ソフトから簡単に実績入力できる点が気に入っています。また、差異分析機能が搭載されているので予算と実績に乖離が起きている部分を早期に発見できる点もいいですね。最新の状態を誰でも把握できるようになったのは大きなメリットだと感じています。”(HENNGE株式会社様)
類似サービスとの比較
DIGGLEとの類似サービスとしては、ManageboardやSactonaなどが挙げられます。
Manageboardは財務分析機能や予算管理機能を搭載しているクラウド型の予算管理システムです。
AIチェック機能が搭載されているので確認作業をAIに任せて空いた時間をコア業務にあてることができます。
料金面としては、ユーザー数3人からで月額50,000円から利用可能です。
Sactonaはグループ経営管理システムとしてクラウドでもオンプレミスでも利用できます。
エクセルとほぼ同様のインターフェースで利用することができるため、エクセル管理から移行したいという方にもおすすめです。
容量やユーザー数の変更に柔軟に対応できることも特徴的で、強いコンサルティング力で自社にあった運用方法をサポートしてくれます。
料金としては、非公開となっているため問い合わせが必要となる点に注意が必要です。
DIGGLEで効率的な予算管理を
予算管理は欠かすことができない業務ですが、集計作業や入力作業など手間がかかる部分も多く、DIGGLEを導入することでこれらの作業を効率化して空いた時間を別の業務に充て、生産性を向上させることが可能となります。
本記事を読まれて気になった方は是非導入を検討してみてください。
画像·データ出典:DIGGLE公式サイト