CTIの導入を検討している場合、まず料金・費用・相場を理解しておく必要があります。
CTIはコールセンターで、効率化に利用できるシステムですが、まずは導入にかかる費用をしっかりと把握しておきましょう。
今回はCTIにおける料金・費用・相場を解説いたします。
CTIの導入費用相場は?
CTIにはオンプレミス型とクラウド型があり、それぞれ費用が異なります。
オンプレミス型
オンプレミス型は自社にサーバーを配置し、その中にシステムを導入するタイプです。
セキュリティの面などにおいては非常に優れていますが、導入に初期費用が多くかかる傾向にあります。
初期費用は平均して、一括購入すると300,000円前後を考えておくと良いでしょう。
クラウド型
クラウド型はクラウド上のサーバーを利用するサービスです。
オンプレミス型に比べて初期費用はかかりませんが、運用費用がかかる傾向にあります。
導入などが非常に素早く効率的なのもメリットの一つです。
クラウド版の運用費用は、上で述べた通り、導入の際は無料のものも多いですが、月額費用に関しては、35,000円前後が一般的です。
CTIで通信費の削減を実現
CTIを利用することで、通信費の削減を可能にします。
コールセンターでは、何度か電話をかけなおす業務が発生しますが、いわゆるこの「テレアポ」は、ほとんどの場合1分以内で会話が終了するものです。
一般回線で電話をかけることで、3分ごとの課金対象になってしまいますが、CTIを利用すれば1秒ごとに課金される料金体系になっているため、大幅に通信費を削減することができます。
またインバウンドコールの際にCTIを利用すれば、顧客情報を画面に反映させて、かつ会話内容の録音やモニタリングも簡単に行えるため、業務効率を飛躍的に向上させることができます。
アウトバウンドコールでは、架電数も営業成績に直結する大切な要素です。
入力作業やその他の処理をなるべく削減し、架電効率を向上させることは営業活動において必須と言っても過言ではありません。
また、CTIを利用すれば間違いを減らすことも可能です。
業務の効率化や、ミスの削減を実現させ、通信費を下げることができるのが CTIの大きな魅力と言えるでしょう。