目次
2022年現在、新型コロナウイルス対策により、テレワークを義務付けている企業も増えています。
複数の外線と内線を共有できるクラウド型ビジネスフォンや、オフィス内に設置されていた従来のPBX(構内交換機)をインターネットを介することで、外部のクラウドサービス利用を可能とするクラウドPBXのサービスを導入する企業も多いでしょう。
そんな中で注目されているのが、遠隔地からでもPCさえあれば電話業務ができるAI搭載型クラウドIP電話のMiiTel(ミーテル)です。今回はクラウドIP電話の中でも高い人気を誇るMiiTelについてご紹介していきます。
MiiTelとは
MiiTel(ミーテル)は、株式会社RevComm(レブコム)が提供している営業電話や顧客対応を可視化するAI搭載のクラウドIP電話サービスです。
クラウドで利用することができるため、実際に電話機を導入する必要がなく、従来の電話営業でかかっていたコストや設置の手間を大幅にカットできることや、ネット環境さえあれば遠隔地からも利用できることも含めて、高い需要を集めています。また、AI搭載型のため、高い分析力に強みがあり、その点も人気の理由と言えるでしょう。
電話対応業務において抱えがちな「顧客と担当者が何をどのように話しているかわからない」といったブラックボックス化を解消することができるサービスです。
導入企業
MiiTelは、導入社数1,450社以上、ユーザー数3.6万ユーザー以上、通話実績11,500万回という実績があります。
リリースからこれまでに業界・業種を問わずに幅広い企業で導入されています。
MiiTelの特徴
AI搭載でアポイント獲得率、成約率の向上が期待できるMiiTel。ここではそんなMiiTelの特徴や機能を紹介していきます。
電話対応の内容を可視化できる
従来のクラウドIP電話は、電話をすることが目的でしたが、MiiTelは、AIが通話内容を話速、ラリー回数、沈黙回数、抑揚などの観点から定量的に評価、フィードバックしてくれる機能が搭載されています。
オペレーターは客観的に自分の通話内容の問題点を把握することができ、セルフコーチングすることができます。これによってスキルアップ、モチベーションアップへと繋がります。
AIによる音声解析によって、優れたオペレーター対応・営業の話し方の特徴を分析することで効率的な人材育成が可能となります。
また、キーワードの自動認識機能があるため、会話内容から「キラーキーワードを言えているか」や「NGワードを言っていないか」など事前に登録したキーワードを可視化して確認することもできます。これによって、本人もマネージャーも効率的に会話の内容を確認でき、成約率の向上へと繋げることもできるでしょう。
架電業務の効率化を実現
MiiTelには、架電業務を効率化させる機能が豊富に搭載されています。
例えば、電話番号を1クリックするだけで架電することができるため、電話番号を押している時間を短縮、かけ間違いを防止することが可能です。
また、通話内容の文字起こしができるため、情報共有にかける手間を効率化し、架電にかける時間を増やすことが可能となります。
架電内容を分析して、過去のデータから通電しやすい時間帯・曜日を把握することもできるため、通電率の向上にもつながります。
連携機能で更に機能を強化できる
MiiTelは、CRM(Customer Relationship Management)ツールとの連携で、よりその機能を強化することができます。
SalesforceやHubSpot、kintoneなどのCRM/SFAとの連携に加え、ビジネスチャットツールのSlackとの連携も行えるようになりました。CRM/SFAとの連携では登録済みの顧客情報からワンクリックで発信できるようになり、Slackとの連携では特定の通話履歴情報をSlack上でも確認することができるようになります。これにより、より高い架電状況の管理ができるようになります。
高いコストパフォーマンス
従来の電話営業では、電話機の導入はもちろんのこと、回線開通のための工事・メンテナンスが必要でした。ですが、クラウドIP電話のMiiTelは、PCがあればすぐに導入できることに加え、固定電話よりも通話料金が抑えられるため、総合的に手間も費用もカットできます。
また、PCとネット環境さえあれば、どこでも利用できるのがクラウドIP電話の強みですが、MiiTelでは、モバイルアプリも導入しているため、スマホからでも利用することができます。IPアドレスの制限を設けることもできるため、セキュリティ面でも安心です。ただし、パソコンやヘッドセットは自社で用意する必要があるため、その点は注意が必要です。
リモートワークに対応
MiiTelは、インターネット環境があれば利用できるため、リモートワークでの活用にもおすすめです。
本社・支社・自宅と場所を選ばず、同じ電話番号で受電、架電することができます。
オペレーターの活動量を可視化することができるため、リモートワーク特有の勤務状況の管理に課題を感じている方にもおすすめです。
全ての通話を録音して文字起こしできるため、情報の抜け漏れを防止します。
また、応対品質を維持・向上させるために有効な、キーワード自動認識機能があり、オペレーターがNGワードを使っていないかも簡単に把握できます。
MiiTelのより詳しい内容を知りたい方はこちら
スマホアプリについて
MiiTelでは、MiiTel Phone Mobileというスマホアプリをリリースしています。iOSとAndroid両方に対応しているため、テレワークのような在宅環境でも簡単にクラウドIP電話を利用することができます。
スマホでの通話もPC盤同様に自動録音・文字起こし・AIの音声解析などのツールが搭載されている為、セルフコーチングがモバイルでも可能という特徴があります。応対メモをとることもできるため、操作性にも優れています。
MiiTelの機能
MiiTelに搭載されている主な機能を紹介します。
- 通話音声分析:対応履歴画面から通話をスコアリング、コミュニケーションの質を定量的に評価
- 感情認識機能:通話参加者の声や発話内容から感情を色で可視化
- 全文文字起こし機能:通話内容を全て文字起こし
- ダッシュボード機能:総通話回数や通話種別の集計などを視覚的に表示
- 管理機能:ユーザー設定や電話番号割当設定などを柔軟に設定可能
- 外部連携:SalesforceやHubSpotなどのCRMと連携
また、コールセンター機能として以下の機能が搭載されています。
- IVR機能:音声とボタン操作で問い合わせ内容に応じて適切な窓口へ着信を振り分け(※有償オプション機能)
- キューイング機能:オペレーターが応答できない場合に音声ガイダンスを流して呼損を減らす(※有償オプション機能)
- プレディクティブコール機能:登録した架電先リストに自動で架電、応答があったもののみユーザーへ接続(※有償オプション機能)
MiiTelの料金プラン
MiiTelの利用料金としては、初期費用0円、1IDにつき月額5,980円から利用することができます。ただし、10ID以下を単月契約する場合は、事務手数料が発生します。
専用の電話機などは不要で工事、メンテナンスも一切不要なため、低コストでの導入が実現できます。
商談、契約はオンラインで完結するため、遠方の方でも安心して導入できるサービスです。
※価格情報は2022年7月時点のもの
よくある質問
電話機は必要ですか?
クラウド型IP電話のため、電話機は不要です。
利用するのに必要なものはなんですか?
ヘッドセット、パソコンはお客様でご用意していただく必要があります。
海外と通話はできますか?
ネット環境さえあれば、どこでも通話することが可能です。
モバイルから利用することはできますか?
MiiTelのモバイルアプリを導入していただければ可能です。
導入後の使い方に関する説明はありますか?
オンラインミーティングで実際の画面を確認していただくことが可能です。具体的な機能や使い方についても説明させていただきます。
参考:MiiTel公式サイト
MiiTelはこんな会社におすすめ
テレワークを導入している企業
MiiTelは、クラウド型のIP電話のため、ネット環境さえあれば、場所を選ばずに利用することが可能です。
昨今のテレワーク需要にも見事に対応しているサービスと言え、CRMと連携させることでリモートワークをしながら顧客管理も可能になります。顧客との会話をしっかりと記録してくれるため、顧客情報に対応内容を追加していくことで質の高い顧客管理が実現できます。
オペレーターの育成をしたい企業
カスタマーサポート部門の人材不足、経験不足が課題と感じている企業にもMiiTelはおすすめです。
会話内容を全て録音することができるため、ベテランオペレーターの通話内容を新人オペレーターに聞いてもらうことで、効率的な学習を可能とします。
また、新人オペレーターの会話をベテランオペレーターが聞いてフィードバックすることで、具体的な改善点を提案することができるようになります。
MiiTelのより詳しい内容を知りたい方はこちら
MiiTelの活用サポート
MiiTelは、日本発のサービスのため、海外製品によくある「導入後の活用サポートはない」ということがなく、オンボーディングや活用支援セミナーなどによって、導入効果をより高めることができます。
Web上に活用ガイドや動画での操作マニュアルなどを用意しているため、ユーザーが自発的に学習できる環境が構築されています。
MiiTelの口コミ・評判・導入事例
MiiTel導入後、架電回数が140%UP!
“インサイドセールスは、どれだけ電話を切られないでお客様とのコミュニケーションを続けるかという部分が重要ですが、MiiTelを導入したことで通話記録の可視化、データ分析ができるようになり、オペーレーターのオブジェクションハンドリングの上達や、お客様との更に深い関係構築ができるようになったと感じています。繁忙期などでセールス電話が全くできない時期もありましたが、それでも、MiiTelを導入してから1カ月で、架電数は前月の140%まで伸びました。”(株式会社スマートドライブ様)
MiiTel導入後、新人のアポイント獲得数が約5倍にUP
“以前から通話内容を細かく分析することができず、メンバーへのコーチングが不十分になってしまい、自発性を促すことができなくなっているという課題がありました。こうした課題を解決するためにセルフコーチングツールであるMiiTelを導入することを決めました。
メンバーごとに前月、前々月のデータと比較ができるので、自己の成長を数字で知ることができる点はありがたいと感じています。新人メンバーの教育にMiiTelは大きく貢献してくれており、先輩の通話記録を聞くなど、アポイントを取るためにどうしたらよいか自発的に考えることができるマインドセットへと変化してくれたことは大きな驚きでした。結果としてアポイント獲得数も大きく変化しました。”(株式会社ネオキャリア様)
SNSでの評判
MiiTelずっと気になってたけど、竹中さんに聞いたら入れるの一択でした。
— みっつ_PdM×CSOps (@mittsu_is) February 27, 2020
竹中さん、ありがとうございます。
社内稟議通るようにがんばろ🙄
速報!
— 山崎 悠@RevComm (@Yama_Haru_RC) April 10, 2020
ついに~~~‼‼‼‼‼‼‼
MiiTelの通話終了時の応対メモが自動的にSalesforceに入力されるようになりました🎉#MiiTel #リモートワーク #どんどん便利に
MiiTelのより詳しい内容を知りたい方はこちら
類似サービスとの比較
MiiTelのようなビジネスフォン、PBXの類似サービスとしてはBIZTELやDialpadが挙げられます。
これらのサービスとの比較として、まず料金で見てみると、BIZTELはライトプランの場合で初期費用283,000円、1席ごとに月額9,050円がかかります。
Dialpadは、初期費用無料でStandardプランなら月額800円から利用することができます。同じ初期費用0円でも月額料金で見るとDialpadの方が安いように思われますが、追加番号ライセンスを利用する際には1メンバーごとに月額500円かかる点とStandardプランではSalesforceとの連携ができない点に注意が必要です。
サポートの面でいえば、BIZTELは24時間365日サポート対応があるのに対し、Dialpadは平日9:00 ~ 18:00までの期間(ENTERPRISEプランでは24時間対応)、MiiTelは平日9:00 ~ 17:30までの期間となります。コスト面を重視するか、サポート面を重視するか最初に決めた上で導入を検討する必要がありそうです。
MiiTelを含むおすすめのCTIシステム比較
CTIシステムについては、こちらの記事も参考にしてみてください。
この製品に関連する動画を紹介
AI搭載型クラウドIP電話で成約率アップ
今回はAI搭載型クラウドIP電話のMiiTelをご紹介しました。新型コロナウイルス対策から広まったテレワークという新しい働き方において、クラウドIP電話は強い味方となるでしょう。
営業電話の質の向上はオペレーターのスキルアップはもちろんのこと、企業としてもセルフコーチングのナレッジが貯まっていくことで財産となるはずです。時間、費用、教育コストを削減しつつ、顧客満足度のアップ、成約率のアップを目指す企業はMiiTelの導入を検討されてみてはいかがでしょうか。
MiiTelの詳細についてはぜひ資料ダウンロードをお願いします。
画像・データ出典:MiiTel公式サイト
MiiTelのより詳しい内容を知りたい方はこちら