キャリア決済とは?仕組みやメリット、導入方法について

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    ECサイトを運営していると、ユーザーの支払いの利便性を考えてキャリア決済の導入を検討することもあるのではないでしょうか?
    キャリア決済は、ユーザーが各携帯電話会社の通信料と合算して、代金の支払いができるサービスです。
    キャリア決済を導入するにあたって、どのようなことがあるのか説明します。

    キャリア決済とは?

    各携帯電話会社(キャリア)のIDとパスワードを使い、利用料金と合算してコンテンツや商品代金を支払えるのがキャリア決済です。
    実店舗での買い物よりは、ネットショッピングや各種サービス使用料などのWeb上のサービスがキャリア決済の対象となっています。
    決済金額の上限もクレジットカードなどに比べると低いので、この方法は少額利用を想定し、未成年者やカードを持つことに抵抗がある人も簡単に使用できます。

    キャリア決済3社の特徴

    各携帯電話会社のキャリア決済について見ていきましょう。
    基本的にAndroid・iPhoneともに利用できます。

    1.ドコモ払い

    ドコモ払いは、ドコモユーザでSPモード・ahamoインターネット接続サービス・iモード契約している場合、ネットショッピングで利用できる決済サービスです。
    利用上限額の初期設定は10,000円/月となっています。
    上限額を増額したい場合、20歳以上でしたら契約期間により最大100,000円まで増額できます。
    19歳までは上限額の増額はできません。

    2.auかんたん決済

    auが提供している決済サービスが「auかんたん決済」です。
    利用方法も簡単で、auユーザーなら「au ID」ですぐに利用できます。
    au簡単決済の最大のポイントは、独自ポイントが100円につき1ポイント貯まること。
    このポイントは利用料金やショッピングに利用可能です。
    利用限度額は最大100,000円/月で、利用者ごとに設定されています。

    3.ソフトバンクまとめて支払い

    「ソフトバンクまとめて支払い」は、ソフトバンクユーザーが使用できる決済サービスです。
    利用方法も4桁の暗証番号を入力するだけなので、とても利便性が高いのが特徴です。
    ソフトバンクまとめて支払いの利用限度額は最大100,000/月で、ソフトバンクが利用者ごとに決定しています。

    また、この他に楽天モバイルキャリア決済もあります。
    「楽天モバイルキャリア決済」はGooglePlay内で購入したアプリ代金やサービス料金の支払いを、楽天モバイルの支払い方法で利用できるサービスです。
    楽天モバイルの利用料金の支払いをクレジットカードに設定している場合のみ、楽天モバイルキャリア決済を利用できます。
    楽天モバイルキャリア決済はiOS版のApp Storeでは利用できないので注意が必要です。

    キャリア決済のメリット・デメリット

    キャリア決済のメリット、デメリットについて解説します。

    キャリア決済のメリット

    キャリア決済導入のメリットは主に3つあります。

    1.利用者の幅が広がる

    キャリア決済の最大のメリットは、現金が手元になくても決済が可能になること。
    年齢制限などでクレジットカードを作れない若者や抵抗がある人でも利用できるので、販路の拡大が期待できます。

    2.決済処理が簡単にできる

    ネットショッピングなどのオンライン決済はクレジットカードが主流です。
    カード番号を入力する手間やリスクを考え、オンラインではクレジットカード決済を利用しない人もいます。
    対して、キャリア決済はIDとパスワードだけで利用できるので、決済処理が簡単です。
    そのため、利用者の利便性も高まります。

    3.未回収リスクや代金回収のコストが軽減できる

    キャリア決済は、決済完了時に商品代金はキャリアに債権譲渡されて利用料金とともに利用者に請求されるので、代金の未回収リスクが低くなります。
    また、利用者ごとに請求しなくていいので、代金回収のコスト負担が少なくなるのも特徴です。

    キャリア決済のデメリット

    キャリア決済のデメリットを2つ紹介します。

    1.高めの決済手数料

    クレジットカード決済よりも、キャリア決済の手数料は高い特徴があります。
    利用金額やサービスによって違いますが、クレジットカード決済は約3%、キャリア決済の手数料は約5%から10%です。

    2.限度額が低くて利用しづらい場合も

    キャリア決済は、年齢や契約期間によって利用限度額が決定します。
    20歳未満だと限度額が10,000円/月となる場合もあり、キャリア決済で購入できない商品が発生する可能性があります。

    キャリア決済を導入する方法

    キャリア決済を導入するには2つの方法があるので、それぞれを比較してみましょう。

    1.キャリアとの直接契約

    事業者自ら携帯電話会社に申請し、審査を受けて契約を締結するのが直接契約です。
    決済フローや利用可能な商材などを把握する必要性があり、それぞれ個別に申し込むため、コストや手間がかかる場合があります。

    2.決済代行会社経由での契約

    決済代行会社経由で契約する場合、各キャリアとの契約は決済代行会社が一括して行うので、手続きの手間を軽減可能です。
    また、決済代行会社を経由することで複数の売上金がまとめて入金されるので、経理負担も少なくなります。
    セキュリティ面も決済代行会社のセキュリティシステム上のサービスが利用できるのも特徴の一つです。

    キャリア決済の導入は決済代行会社経由が便利

    キャリア決済の導入を検討した場合、決済代行会社経由で契約した方が手間もコストもかかりません。
    また、セキュリティ面でも決済代行会社のシステムを利用できます。
    利用額は低いですが、利用料金と一緒に支払いができるので、ユーザーから見るとキャリア決済は魅力的な決済方法です。
    ビジネスの幅を広げるためにも、導入を検討してみましょう。

        執筆者  STRATE[ストラテ]編集部

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