グループウェアにはどのようなものがあるか?種類別の特徴とは?
社内の情報共有ツールとしてグループウェアが定着しています。
しかし導入には、グループウェアの種類が多過ぎるため、選定の難しさを感じている方も少なく無いことでしょう。
今回は、グループウェアの役割を確認しつつ、グループウェアの種類や導入形態、利点などサービスの種類別の特徴を解説したいと思います。
グループウェアの種類や導入形態の違いとは?
グループウェアは、オンプレミス型とクラウド型の2種類が存在します。
それぞれは以下のような特徴を持っています。
オンプレミス型の特徴とは?
グループウェアのオンプレミス型は、自社内のサーバーにソフトウェアをインストールし、利用する導入形態のことを指します。
社内で構築・運用することが可能であるため、情報漏洩のリスクを抑止し、既存システムと統合したり、カスタマイズが可能であったりなど、メリットが豊富にあります。
しかし、導入におけるコスト・時間などがデメリットとして挙げられます。
クラウド型の特徴とは?
グループウェアにおけるクラウド型は、インターネット上のサーバー内にあるソフトウェアを使用する形態です。
オンプレミス型より安価なのが嬉しいポイントで、導入も短時間で終わり、すぐに使用することができます。
インターネット環境さえあればどこでも利用できるので、昨今普及しているリモートワークにも最適と言えるでしょう。
一方、デメリットは、外部のサーバーにデータを格納するため、情報漏洩のリスクが生じることです。
また、提供されいているグループウェアの形態のみを利用せざるを得ないため、カスタマイズをできないのも難点の一つです。
クラウド型がシェア93%を誇る
リモートワークの際に有利であるクラウド型が現在では93%(2020年度)を誇ります。
社外での情報共有やコミュニケーションに最適であるクラウド型は、場所を問わず利用できるのが有利な点であり、そういった理由からもシェア率が向上しています。
また、クラウド型グループウェアでは、サブスクリプション方式が採用されているのが一般的です。
オンプレミス型に比べてコストを抑えられるのがメリットであり、導入がスピーディーかつ簡単なのも好まれるポイントです。
自社の業務形態や、社員が何を必要としてるか?可視化するべきポイントはどこか?、またコスト面などを踏まえた上で最適なグループウェアを選択し、業務効率化を実現させましょう。