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様々な人が関わり、複雑な工程が発生する建築現場では、施工管理・現場管理が非常に重要となります。
しかし、アナログな施工管理ではミスが発生するなど、なかなか効率的な管理が実現できない場合もあります。
ダンドリワークは、施工現場に必要な情報を一元管理できるとして注目されています。
本記事では、ダンドリワークの特徴や料金、おすすめのポイントなどを紹介しますので、サービス選定の参考にしてください。
ダンドリワークとは
ダンドリワークとは、株式会社ダンドリワークが運営している施工管理・現場管理アプリです。
図面や資料といった、施工現場に必要な情報をクラウドで一元管理することができ、電話やFAXといった従来の連絡ツールで起きがちなミスを防止、円滑な施工現場の進捗管理を可能にします。
また、パソコンはもちろん、スマートフォンからも利用できるため、現場からの情報共有・確認も可能となり作業の効率化が図れます。
ダンドリワークの実績
ダンドリワークは、施工管理アプリの中でも人気。現在の利用社数は80,000社以上、ユーザー数も140,000人を突破、利用率も91%と非常に高いものとなっています。
ダンドリワークのおすすめポイント
使いやすい直感的なデザイン
建築現場では、若手からベテランまで、様々な年代の方が働いています。
そのため、若手だけでなく、誰でも簡単に使いこなすことができるデザイン・操作性が重要です。
ダンドリワークは、建築業界出身者が現場での体験を基に開発。誰でも扱うことができる直感的な画面デザインで、ITツールを扱ったことがないという方でも安心して利用することができます。
さらに、日々ユーザーからの声を積極的に吸い上げ、ユーザーニーズに寄り添った開発を継続的に行なっており、より使いやすいシステムへと成長し続けています。
エンドユーザーまで見える運用を可能に
ダンドリワークでは、元請会社だけでなく、協力会社の利用者一人ひとりにまで個別のアカウントを付与しています。
これにより、元請け会社はもちろん、協力会社のメンバーであっても、一人ひとりに異なる通知を送ることができるようになります。
さらに、一人ひとりの閲覧履歴や、個人ごとの利用率を把握できるため、現場での情報把握を効率化して、より円滑な運用を実現することができます。
必要に合わせて通知をまとめることができる
施工管理アプリの中には、情報が更新されるたびに自動で通知を送ってしまうシステムもあります。
情報共有を自動化できることはメリットですが、更新頻度が多いとその都度通知が送られてしまい、ユーザーにストレスを与えてしまいます。
ダンドリワークであれば、更新した情報を特定のユーザーに限定して通知したり、直近で更新した情報をまとめて通知することができるため、ユーザーへのストレスを最小限にして情報の見落としを防ぐことが可能となります。
異なる元請会社の情報を2クリックで閲覧
複数の元請会社から工事を請け負っている協力会社の場合、一部の施工管理アプリでは、閲覧したい現場の元請会社が異なる協力会社ユーザーは、都度ログインし直さなければいけませんでした。
ダンドリワークは、閲覧の度にログアウト・ログインする必要がなく、1つのログインIDとパスワードで一度ログインするだけで、異なる元請会社の情報も2クリックで閲覧することができます。
利用者がストレスと感じる部分を把握して、より使いやすいサービスへと改善していく、ダンドリワークならではの行き届いた機能となっています。
確実なコミュニケーションを実現
ダンドリワークに搭載されているコメント機能は、単純にコメントを投稿するだけでなく、既読ボタンがあるため、より確実なコミュニケーションが実現できます。
一般的なSNSでは、コメントを開いた時点で既読がついてしまうため、内容を本当に読んだのか確認するのが難しいですが、ダンドリワークでは、既読ボタンを押した時のみ「既読」と表示されます。
そのため、管理者がコメントを読んで既読ボタンを押した人や、未読の人がハッキリとわかるようになり、効率的なコミュニケーションを実現できるようになります。
ダンドリワークのセキュリティ対策について
様々な会社や立場の人が携わる現場だからこそ、情報公開の範囲や一人ひとりの編集権限などに注意したセキュリティ対策が欠かせません。
ダンドリワークでは、同じ会社の人でも「Aさんは閲覧・編集ができるが、Bさんは閲覧のみ」といったように柔軟な閲覧・編集権限の設定が可能なため、内部統制の強化、情報漏洩の防止を実現することができます。
また、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)に関する国際認証規格「ISO27001」の認証取得や、Pマーク(プライバシーマーク制度)を取得しており、SSLを導入した全ての情報の暗号化までを可能としています。
ダンドリワークの主要な機能
ダンドリワークに搭載されている機能を基本機能とオプション機能に分けて紹介します。
基本機能
- 現場情報の管理:住所や近隣の注意事項まで詳細な情報を共有
- 写真共有:現場写真の登録やダウンロード、写真に直接コメントの書き込みも可能
- 資料管理:現場の図面や仕様書などを一元管理
- 掲示板:現場ごとに共有したい情報まとめて掲載
- 現場コメント:いつでもリアルタイムに情報の伝達が可能
オプション
- 工程表:ひな形をもとに簡単に工程表を作成し、横断工程表やカレンダー式工程表での表示・管理が可能
- 受発注:発注・請負・検収・請求までをクラウド上で実現
- 検査:企業が独自に設けた検査基準を現場が満たしているかの確認ができるシートを作成
- 報告書:工事結果を現場写真とコメントを記載し、報告書として作成、提出
- 施主共有:独自コミュニケーションツールで、工務店と施主のやりとりを一元管理
- 入退場:登録した現場を選択することで、現場ごとの入退場の登録が可能
ダンドリワークの使い方について
写真を削除するには?
- 削除したい写真を選択して、左上にあるチェックマークをクリックします。
- 画面右上のゴミ箱、”選択した画像を削除”をクリックします。
- 確認画面が表示されますので、「はい」をクリックします。
工程表で新しい工事を作成するには?
- 現場工程表画面右上にある”工事を作成”をクリックします。
- 他の工事の工程表を確認しながら、新しく工事を作成したい場合、”かんたん工事作成”で便利に作成することができます。
ダンドリワークの推奨動作環境は?
Android
5.1以上
iOS
12.0以降
Windows
10/8.1/8/7/Vista
ダンドリワークのアプリについて
iPhoneでアプリをインストールする方法
- iPhone内で「App Store」のアプリをタップする
- 検索窓で”ダンドリワーク”と検索
- 黒い鳥のアプリの”入手”をタップする
Androidでアプリをインストールする方法
- Android内で”Play ストア”のアプリをタップする
- 検索窓で「ダンドリワーク」と検索
- 黒い鳥のアプリの”インストール”をタップする
ダンドリワークの価格・料金プラン
ダンドリワークでは、導入企業の課題や利用人数に合わせて最適なプランを提供してくれます。
- 初期費用:20万円〜
- 月額利用料:19,800円〜
※価格情報は、2022年10月時点のもの
ダンドリワークのサポート体制について
現場経験に基づいた使いやすいシステムとはいえ、ツールを導入したからといって全員が使いこなせるとは限りません。
ダンドリワークでは、建築業界に精通したスタッフによるルール作り、導入時には利用者全員への説明会を実施しており、導入段階から現場への浸透までを徹底的にサポートしています。
また、導入後も効果を最大限発揮できるように、継続的にサポートしており、専属のカスタマーサクセスチームによる元請会社や協力会社の利用状況分析、課題改善を続けて成功へと導きます。
ダンドリワークの導入事例・評判・口コミ
残業時間の削減につながりました
“以前はFAXや電話で1業者ずつ対応しなければならず、とにかく手間と工数がかかることが多かったです。ダンドリワークの導入にあたり、担当の方に来てもらい、説明会を実施してもらったことで、納得して使ってもらっています。ペーパーレス化につながったことで一斉通知が可能となり、結果として残業時間の削減につながっています。”(和建設株式会社様)
連絡手段をまとめて業務効率化を実現
“現場が増えるほどに紙での現場管理に課題を感じていました。情報の見える化を目的としてダンドリワークを導入しましたが、手厚いサポートもあったことで、今ではしっかりと使いこなせるようになっています。サポートに問い合わせするとすぐに答えが返ってくるので助かっています。システム上で情報がまとめて確認できるので、業務効率化を実現できました。”(株式会社髙村設備様)
ダンドリワークのいい評判・口コミ
ダンドリワークでは、以下のような良い口コミ・評判がありました。
ダンドリワークの良い口コミ・評判
・サポートや問い合わせに対して迅速に対応してくれるため、初心者でも安心して利用できます。
・社内に限らず他の施工会社との連携もしやすくなった。
・紙でのやり取りではなくデータでのやり取りが可能なため、最新情報を素早く共有できる。
このようにダンドリワークの良い口コミでは、サポートや問い合わせへの対応が迅速なため、突然不明点が出てしまった際に、初心者の方でも落ち着いて対処することができます。
また、データでやり取りができ、施工会社との連携も容易にできるため、作業に急な変更があった際にすばやく最新情報を共有することが可能なため非常に便利です。
ダンドリワークのより詳しい内容を知りたい方はこちら
ダンドリワークのその他評判・口コミ
ダンドリワークでは、その他に、以下のような口コミ・評判がありました。
ダンドリワークのその他口コミ・評判
・権限設定が細かくできず、閲覧できる人を限定した情報共有ができない
・通信が安定しないと途端に業務が滞ってしまう。
・最新図面に更新されたときに更新者が通知しないと情報が更新されたか分からない。
このようにダンドリワークでの悪い口コミでは情報共有をしたい時に、管理者だけ見られるようにするなどの権限設定が細かくできなかったり、情報を更新した際に更新者が通知しないと更新の知らせが来ないため、更新者が通知を忘れてしまうと情報の更新に気付けなかったりといったことがあるようです。
また、通信環境によってはスムーズに操作が行えず業務が滞ってしまう問題もあります。
ダンドリワークを導入した結果は?
ダンドリワークを導入した結果に関しては、以下のような評判・口コミがありました。
ダンドリワークを導入した結果に関する評判・口コミ
・物理的に離れた事務所との情報共有が容易にできるようになった。
・電気配線の現場では、急な変更も多々ありますが、そのような場合でも現場の人にリアルタイムで届けられるため便利です。
・図面の情報変更がすぐに反映され共有できるため、紙の図面に比べ変更に対し柔軟な対応ができるようになりました。
このように、ダンドリワークを導入することで、物理的に離れた事務所や現場との情報共有が容易になったようです。
図面を変更した際も、変更後すぐに図面が更新されるため、紙で変更を知らせるよりも迅速な情報共有が可能になり、作業効率の向上にも繋がっています。
そのため、下請け業者と細かく連絡が取りたい場合や、作業中に変更が多いような現場では特に便利なツールです。
ダンドリワークの改善希望ポイントは?
ダンドリワークに関しては以下のような、改善希望ポイントがあるようです。
ダンドリワークで改善して欲しいポイント
・現場に指示する際に、図面のみでは伝わらないこともあるため、写真をスマートフォンから手書きで編集し伝えられるような機能を付けてほしい。
・サポート対応が迅速であり、初心者の方でも利用しやすいかも知れないが、今までPCやスマホを触ったことがない方でも利用できるくらいシンプルな設定が欲しい。
・スマホアプリが赤と黒の2種類あり、どちらを使えば良いのか分からないため、2種類の違いを明記して欲しい。
このように、ダンドリワークの改善希望ポイントには、サポート機能の充実により初心者でも使えるものの、普段PCやスマホを触らない人でも分かりやすいような簡易的な機能が欲しいという声がありました。
また、図面の更新がすぐにでき便利ですが、図面や口頭だけでは上手く伝えられない部分も多いため、写真を編集しながら情報共有することで、より細かい情報共有機能を求める声もあるようです。
ダンドリワークのより詳しい内容を知りたい方はこちら
よくある質問
施工管理アプリはどのようなことができますか?
現場情報の共有や工事報告書や自主検査などの書類作成、チャットを活用したコミュニケーションが可能です。
補助金や助成金などには対応していますか?
IT導入補助金など各種補助金・助成金に対応しています。
他社とはどんな点が違うのですか?
施工管理アプリ自体に大きな違いはございませんが、建築業界出身者ならではの、経験を活かしたサポートには自信があり、大きな違いがございます。
他のシステムとの連携はできますか?
この製品に関連する動画を紹介
既に様々なシステムとの連携を可能としており、連携企画も進めております。詳細はお問い合わせください。
ダンドリワークの詳細について
ダンドリワークについて、おすすめのポイントや導入事例などを紹介させていただきました。
様々な立場や年齢の方が混在する現場だからこそ、誰もが使いやすい施工管理アプリを導入することが望まれます。
ダンドリワークは、建築業界に精通したスタッフによる手の行き届いたサポートによって、スムーズな導入、導入後の定着を実現することができます。
ダンドリワークのサービス詳細については、ぜひ資料ダウンロードをお願いします。