繁忙期やカスタマーサポート部門が人材不足に陥っている際など、電話対応に対してリソースが足りなくなってしまうという声が聞かれます。
IVR(音声自動応答)を活用して電話対応における負荷を軽減している事例も見られますが、シナリオ設定に手間がかかったり、音声ガイダンスが長かったりと、課題もあります。
ekubot VoiceLITEは、AIボイスボットの活用によって、短期間で電話対応を自動化できるとして注目されています。
本記事では、ekubot VoiceLITEの特徴や料金、おすすめのポイントなどを紹介しますので、サービス選定の参考にしてください。
ekubot VoiceLITEとは
ekubot VoiceLITEとは、株式会社ベルシステム24ホールディングスが運営している外線型のAIボイスボットです。
従来のIVRで課題となっていたシナリオ編集が簡単な操作で実現でき、最短1日で利用可能な手軽さが魅力的なサービスとなっています。
シナリオ設定にプログラミングなどの専門知識は不要で、無料版もあるため、機能性や操作性をしっかりと確かめてから導入できる点も特徴的です。
ekubot VoiceLITEのおすすめポイント
わかりやすいUIでシナリオ設定が可能
ekubot VoiceLITEの特徴として、プログラミングなどの専門知識が不要で、シナリオの設定ができる手軽さが挙げられます。
シナリオ設定は導入企業側で行うことも可能で、設定方法のチュートリアルがあり、設定漏れがないかをチェックする機能も搭載されているため安心です。
シナリオの設定や設計ができない企業に対してはオプションとして設定代行サービスを提供しています(別途有償)
また、シナリオテンプレートも用意されており、ゼロからシナリオを作成せずとも、予め用意されたテンプレートを活用してシナリオ作成にかける時間を削減することもできます。
有人対応への切り替えも容易
ekubot VoiceLITEには、外線転送機能が搭載されており、状況に応じてボイスボットから特定の電話番号へ転送することが可能です。
ボイスボットが対応できるような定型的な問い合わせに対しては、自動対応で完結させ、複雑な質問に対しては、有人対応へ切り替えることで、顧客にストレスを与えることなく問い合わせ対応することが可能となります。
ekubot VoiceLITEは、リアルタイムにボイスボットの応答状況を確認できるため、ボイスボットへの入電や応対がうまく噛み合っているのかをいつでも把握可能です。
プッシュ入力にも対応
ekubot VoiceLITEは、音声による操作だけでなく、プッシュ入力にも対応しています。
例えば、保険業界において、契約内容の確認に必要な契約番号を聞く必要がある場合も、有人対応へ切り替えることなくプッシュ操作で番号を入力してもらい、自動完結できるようになります。
高い音声認識精度
ekubot VoiceLITEは、精度の高い複数の音声認識エンジンを採用しています。
複数の音声認識エンジンを採用し認識するフレーズ・単語に応じてエンジンを切り替える仕組みを採用しており、従来のシングルエンジン型のものと比べて15%以上も高い音声認識精度を実現しています。
顧客にストレスを与えることなくスムーズな対応を実現することができます。
ekubotシリーズについて
ekubotには、AI搭載型のボイスボットである「ekubot VoiceLITE」をはじめとした、様々なシリーズがあります。
ekubot VoiceLITE
- 外線転送で接続するボイスボット(PBX不問)
- 無料で始めることができるテスト版も提供
- 最短1日で利用可能
- AIによるシナリオ分岐を標準搭載
ekubot Voice PRO
- Avaya PBXと連携したボイスボット
- リアルタイムのポップアップ
- 有人へのスムーズな引き継ぎ
- 冗長化された安定的なインフラ
ekubot ChatLITE
- AIとシナリオを組み合わせたFAQ特化型のチャットボット
- 無料版もあり
- FAQ応答に完全特化
- AI標準装備
ekubot ChatPRO
- 分析したデータを元に学習、問題を解決
- FAQや受付プロセスなどを網羅的に自動化
- システム連携
- 定着へ向けた柔軟な改善活動
ekubot VoiceLITEの料金·価格
ekubot VoiceLITEの料金体系は、以下の通りです。
- 初期費用:0円
- 従量課金:200円×コール数(※101コール目/月から従量課金)
- スタンダードプラン:月額20,000円〜
テストプランは初期費用、利用料ともに0円で利用できます。
料金の詳細や、オプションなどについては資料でご確認ください。
※価格情報は2023年2月時点のもの
ekubot VoiceLITE導入の流れ
ekubot VoiceLITEのテストプラン導入までの流れを紹介します。
- 仮申込:専用Webサイトから情報を入力
- 環境発行:申込情報を確認した上でVoiceBot環境の発行
- 設定:プラン選択、電話番号の申請、VoiceBotシナリオの設定など
- 利用開始:発行された電話番号での自動応答が可能
スタンダードプランへ移行する場合は、別途手続きが必要となります。
ekubotの詳細について
ekubotについて、おすすめのポイントや導入までの流れなどを紹介させていただきました。
従来の自動音声だけでは対応することができなかった課題を、ekubotであれば、柔軟な設定によって音声対応することができます。
ekubotのサービス詳細については、ぜひ資料ダウンロードをお願いします。