eラーニングは、時間や場所にとらわれずオンライン上で進められる学習形態です。
eラーニングは幅広い分野で活用できるため、対象者の種類やコンテンツの種類も多数あります。
この記事ではeラーニングの対象者やコンテンツの種類、目的に応じたシステムの選び方などを解説します。
eラーニングの対象者の種類
eラーニングの対象者には幅広い年齢・職種の人々が当てはまります。
・乳児~児童
・学生
・企業の社員
・雇用者
・スキルアップやキャリアアップを図りたい人
・資格取得を目指す人
企業の社員では、新入社員からベテラン社員、管理職や営業職など、さまざまな階級や役職が対象となります。
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eラーニングコンテンツの種類
eラーニングコンテンツのおもな種類は以下の通りです。
既存の資料をアップロードする形式
紙媒体の資料や画像、動画、PDFなどすでにあるものをアップロードし、それらをそのまま教材コンテンツとして提供する形式です。
これまでの研修で使っていた資料を引き続き使いたい場合や、コンテンツ制作の手間を省略したい場合に適しています。
アニメーション形式・ストーリー形式
アニメーションやストーリー性のあるコンテンツは、学習者の興味を引くことができ学習意欲の向上に役立ちます。
複雑な内容も視覚的にわかりやすくなるため、覚えづらい内容や情報量が多い内容に有効ですが、多額の制作コストや専門技術が必要です。
動画講義形式
講義の様子を撮影・配信し動画教材として提供する形式です。
リアルタイム配信では実際の講義と同じ感覚で受講でき、録画されたものでは巻き戻して繰り返し学習ができます。また、制作の手間やコストもおさえられます。
VR体験による講義形式
VR(バーチャルリアリティ)を活用し、実践に近い学習を提供できる形式です。
安全面で実践することが難しい内容や、体験しづらい内容、実践が重要な内容などに向いています。
おすすめのeラーニングシステム
eラーニングシステムの提供形態
eラーニングシステムの提供形態はクラウド型とオンプレミス型に分かれ、クラウド型が多く出回っています。
クラウド型
クラウド型はオンライン上でサービスとして利用するタイプで、低コストですぐに運用を開始したい場合に向いています。
メリットは、導入コストが安い、サーバー構築が不要、保守運用の手間がかからないなどが挙げられます。
デメリットは、ランニングコストが高額になりやすい点です。
オンプレミス型
オンプレミス型は自社サーバーにインストールするタイプで、セキュリティ重視やランニングコストを抑えたい場合に向いています。
メリットは、セキュリティを徹底しやすい、ランニングコストをおさえられるなどが挙げられます。
デメリットは、導入コストが高額、サーバー構築が必要、運用開始までに時間がかかるなどです。
目的別eラーニングシステムの選び方
ここではeラーニングシステムの選び方を目的別にご紹介します。
社員教育や研修に活用したい
eラーニングを社員教育や研修に活用する場合は、進捗状況を管理しやすく外部連携ができるものがおすすめです。
進捗状況が管理しやすいと、学習者の理解度や疑問点を把握した上での的確な指導や評価ができます。
ZoomなどのWeb会議アプリと連携してオンライン上でのコミュニケーションが取れるようになると、質問をしたり社員同士での交流を深めたりすることが可能になります。
自社の教材を使いたい
これまでの研修で使っていた資料やPDFなどをそのまま教材として提供したい場合は
・コンテンツのアップロードができるか
・アップロードする資料の形式は対応しているか
を確認しましょう。
教材制作とアップロード、両方の機能を搭載しているものもあります。
すぐにeラーニングを導入したい
すぐにeラーニングを導入したい場合は、教材のラインナップが充実しているシステムを選びましょう。
必要な教材が揃っているか、学習者のレベルに合わせた教材があるかなどの確認も重要です。
導入形態はスムーズな導入できるクラウド型がおすすめです。
【まとめ】目的やコンテンツの種類に合わせたeラーニングシステムを選ぶ
eラーニングは年齢や職種を問わずさまざまな人々が対象となります。
コンテンツの種類も多数あり、目的やニーズに合わせて選べるようになっています。
eラーニングシステム選びでは、目的や対象者に必要な機能・コンテンツがそろっているかなどの確認が重要です。