コロナ禍になったことでテレワークを取り入れたという企業が増えましたが、感染症対策ができる反面で従来の働き方が変わったことで研修制度における環境変化に戸惑っている声も聞かれます。
今回紹介するSmartBrainは、マルチデバイスに対応したeラーニングシステムで、リモートワークを取り入れている企業でも手軽に研修環境を構築できることから注目されているサービスです。
本記事ではSmartBrainの料金や特徴などを解説しますのでサービス選定の参考にしてください。
SmartBrainとは
SmartBrainとは株式会社キバンインターナショナルが運営しているeラーニングシステムです。
インターネットに接続できる環境であれば場所を選ばずPC やスマートフォン、タブレットから学習画面•管理画面を手軽に操作することができるため離れた拠点で働いている従業員が多い企業や、外回りの社員が多い企業などにおすすめなサービスとなっています。
多言語にも対応しているため、外国人の従業員が在籍している、グローバル展開をしている企業にもおすすめです。
おすすめの類似eラーニングサービス
オンライン研修×自己啓発学習を実現: Schoo
(4.5)

月額料金 | 1,500円/ID | 無料お試し | デモアカウント発行可能 |
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初期費用 | 要問い合わせ | 導入会社 | 2000社以上 |
参加型の生放送授業と、4,600授業以上の動画教材で「仕事に活きる」知識・スキル・考え方を学べるサービス。どのデバイスからでも視聴でき、録画授業も見られるので、隙間時間でも学びやすいです。
豊富な研修パッケージ
Schoo for Businessで提供している研修パッケージは、実に100種類以上。 新入社員や中堅社員、管理職など、階層ごとに豊富な研修カリキュラムが用意されているため、社員一人ひとりにあった研修を行うことができます。 さらに、Schooには「視聴履歴の管理」、「オリジナル研修の作成」、「レポート提出機能」といった独自の受講管理機能が搭載されているため、学習効果の確認はもちろん、専門的な部門でもオンライン研修が可能という特徴があります。
学習意欲を刺激するコンテンツを提供
Schooの提供する授業は、ビジネス·ITスキルから働き方、健康、経済といった非常に幅広い分野をカバーしています。 ビジネススキル系:322種類 思考·自己啓発:289種類 OAスキル系:47種類 プログラミング:153種類 マネジメント:101種類 SE·エンジニア:156種類 上記以外にも豊富なカテゴリが用意されており、授業は365日更新されるため、常に最新のビジネストレンドを社員自ら学習することができます。 6,200以上もの動画が見放題で、スマートフォンやタブレットからでも視聴することができるため、テレワークを採用している企業はもちろん、移動中など空き時間を利用しての学習が可能です。
双方向での学びが実現できる
Schooのオンライン研修は、2種類の双方向での学びを実現させます。 毎日配信している生放送の授業では、講師と受講生代表、ユーザーの三者でコミュニケーションをとりながら進めることができるため、受け身な姿勢から導入企業の社員自ら学ぶという意識変革が期待できます。
社員教育の体制を構築: ハビスク
(4.5)

月額料金 | 19,800円〜 | 無料お試し | 要問い合わせ |
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初期費用 | 要問い合わせ | 最短導入期間 | 要問い合わせ |
「社長が社員に学んで欲しいと思うコンテンツ」が用意されて、週1本5分~10分の動画+ワークの問いとして届きますので、手軽に社員教育の体制を構築することができます。
手間をかけずに社員教育を実現
ハビスクを導入すると、毎週短い動画型の教材メールが届くため、人事や経営層の方は、特別な手間をかけずに「社員に学ばせたいこと」を学ばせることが可能です。 よく動画教材の見放題サービスは、数百~数千タイトルの動画ラインナップが売りになっています。豊富にある動画ライブラリーは学習意欲が高い社員が自分で学びたいタイトルを選べる点は素晴らしいものです。 ハビスクでは、「社長が全社員に伝えたい内容」ということで厳選したコンテンツが、毎週木曜日に「課題動画」、「動画の視聴ポイントを説明したサマリー」、「内容の解説文」、「学びを深めるセルフワークのお題」、「実践に落とし込むワークショップのお題」がメールで届けられるため、動画を選定する手間などが一切かからず、全社員教育体制を構築できます。
本物のコンテンツを提供
ハビスクでは、運営元である社員研修会社ジェイックが1日50万円〜60万円の費用を頂戴して研修を実施している教育プログラム『7つの習慣®』、『原田メソッド®』、『ドラッカー経営』、『仕事の基礎の基礎』、『営業の真実』などを動画化して提供しています。 それぞれのコンテンツでは主体性や目標達成、部下育成、時間管理、感謝、気配りなどといった、社長が社員に学ばせたいことを非常にわかりやすく教えてくれます。 例えば『7つの習慣®』では、「主体的になる」ということがどういうことなのか、主体的になることにどんなメリットがあるのかなどを、わかりやすく教えてくれるため、社員自らが主体的になろうという気持ちにさせることが可能です。
低コストでの運用が可能
外部のコンサルティングであれば月間数十万円、講師を招いての集合型研修などであれば1日数十万円が相場であり、なかなか実施や継続は難しいものです。 また、一般的なe-learningのサービスは、社員毎の学習管理などが出来ますが、社員1名あたり月間1,000円前後の価格であるサービスが大半です。 一方で、ハビスクは社員毎の学習管理などの機能を提供しない代わり、圧倒的な低価格を実現。社員数100名以下であれば、月額19,800円の定額で利用でき低コストで学習環境を構築することができます。
SmartBrainの機能·特徴
自社コンテンツの販売が可能
SmartBrainが他のeラーニングシステムと大きく違う点としてコンテンツの販売機能を実装している点が挙げられます。
自社向けに作成した教材を他社に販売することができ、クレジットカード決済やコンビニ決済、銀行振り込み、PayPalに対応しているため決済機能の用意などは必要ありません。
ドルやユーロ、元など17もの通過に対応しているため海外に向けて教材の販売を行うこともできます。売り上げは日本円で受け取ることができるため両替する手間もありません。
多言語対応している
SmartBrainはログイン画面から5ヶ国語への切り替えが可能です。対応している言語は日本語、中国語、韓国語、英語、タイ語に対応しています。
管理者にとって煩雑なパスワードに関する問い合わせもLMSが自動対応してくれるため安心です。
海外にも拠点を持つようなグローバル展開をしている企業の同時研修などで役立つシステムとなっています。
ビデオコンテンツの利用に便利な機能を搭載
テキストや画像よりイメージを伝えやすく、複雑な内容もわかりやすく学習することができるため、昨今では動画コンテンツを教材として用いる企業が増えています。
ビデオコンテンツによる学習の問題点としては、学習者がしっかりとビデオを視聴しているかわからず早送りやスキップしている可能性もある、という点が挙げられます。
SmartBrainでは、「1度でもビデオを開くと、学習を完了にする」「最後までビデオを見たら、学習を完了にする」「途中で早送りをせずに最後まで見たら、学習を完了にする」「途中で自動的に表示される視聴コードを入力し最後まで閲覧したら学習を完了にする」といったように柔軟な設定が可能なため、受講者の学習状況を簡単に把握することが可能になります。
SmartBrainの料金·価格
SmartBrainはID数プランと同時ログイン数プラン、大人数プラン(大企業向け)を提供しています。
- ID数プラン:1ユーザー月額200円
- 同時ログイン数プラン:要問い合わせ
- 大人数プラン:例)12,000名の場合、月40万円
2022年1月現在/詳細は公式サイトを確認
無料トライアルについて
SmartBrainでは、無料プランを提供しておりトライアルとして利用することも可能です。
※2022年1月現在、システム変更の予定があるため無料プランの提供を一時中止しています。
SmartBrainを含むおすすめのeラーニングシステム比較
eラーニングシステムについてはこちらの記事も参考にしてみてください。
SmartBrainで効果の高い学習環境の構築を
SmartBrainについてご紹介させていただきました。
- 自社コンテンツの販売が可能
- ビデオ講習に特化した機能を搭載
- 多言語対応
上記の点から、海外に拠点を持つ企業や作成するコンテンツ数が豊富な企業におすすめなサービスと言えます。
本記事を読まれて気になった方は、この機会に導入を検討してみてはいかがでしょうか。
画像·データ出典:SmartBrain公式サイト