今回はeラーニングシステムの目的別の種類について解説したいと思います。
今後eラーニングシステムを導入したいと考えている企業の方はぜひ参考にしてみてください。
eラーニングシステムの構成は?
eラーニングの学習管理システム(LMS: learning management system)は、教材・学習材
の2つで構成されているのが特徴です。
eラーニングシステムを利用する対象者として想定は、
- 教師・講師
- 学習者
が挙げられますが、それぞれに、教師・講師用機能として「学習管理システム」、学習者用機能として「教材・学習材」が対応する形として機能しています。
通常のeラーニングシステムにおいては、システム管理者としてシステムアドミニストレーターが置かれており、学習活動や教育活動の支援を行う役割を果たします。
教材・学習材に関して
上で述べた通り、eラーニングシステムの構成する要素の一つとして挙げられる教材・学習材は、インターネットを通じて提供されます。
よって、eラーニングの教材・学習材はマルチメディア形態のものを活用するのが一般的です。
例えば、
- 静止画
- 動画の映像
- 音声
- 文章
など、これらを組み合わせ、効果的な学習が実現されます。
視覚や聴覚に訴え、高い学習効果を発揮するのがeラーニングの強みと言えるでしょう。
その他、学習内容の定着や進捗を確認するために、
- 小テスト
- ドリル
- 試験問題
を取り入れることも可能です。
学習が足りていない部分の発見や、集団学習に対する支援として、これらの教材や学習材を上手に活用することが重要です。
学習管理システム (LMS)
eラーニングシステムを構成するもう一つの要素は、LMSと呼ばれる学習管理システムです。
主に、
- 教師や講師による教材や学習材の保管
- 学習者に向けての教材や学習材の配信
- 学習者の試験問題の結果、成績などの管理
を一括して行います。
学習者にとってはポータルサイトとしての側面も持っています。
また、
- 学習や試験などの操作
- 学習者同士のコミュニケーション
- 学習者と教師間のコミュニケーション
なども、学習管理システムを利用して行うことが可能です。