営業代行会社を選ぶ際のポイント
代行可能な業務・エリアの確認
まずは営業代行を依頼する前に候補となっている代行会社がどんな業務に対応しているのかを確認しましょう。
営業代行会社はテレアポから訪問営業、果ては営業トレーニングまで幅広い業務に対応しており、どんな業務に強みを持っているかはそれぞれに違います。
また、対応エリアの確認も忘れてはいけません。
例えば同じ東京にある営業代行会社でも、首都圏にしか対応していないサービスもあるため、自社の営業エリアには対応していない場合もありえます。
さらに、対応しているというだけでなく、代行会社側がエリアの特性をしっかりと理解していることで高い成果が期待できるため、この点についても確認しておく必要があります。
料金体系のチェック
営業代行会社の料金体系は成果報酬型や月額固定型、またこれらを組み合わせた複合型の料金体系が一般的です。
それぞれにメリット、デメリットがあるため自社の予算にマッチした料金体系のサービスを選ぶ必要があります。導入前にしっかりと見積もりをだしてもらいましょう。
セキュリティ体制の確認
自社の営業データは競合他社に流れるようなことがあってはいけません。
そのため、機密情報を扱う営業代行のスタッフがしっかりとしたセキュリティポリシーのもとで営業を行なってくれるかが重要です。
営業代行の実績が豊富な企業であれば信頼も厚く、安心して任せることができるでしょう。
インサイドセールスとフィールドセールスのどちらが得意か
営業リストなどを活用してテレアポやメールなどでアプローチを行うインサイドセールスと、オフィスや事業所などに訪問、飛び込み営業を行うフィールドセールスのどちらが得意かによって依頼する代行会社は変わります。
これまでの営業実績を確認し、自社の営業形態に対応している代行会社を選びましょう。
営業の進捗を共有しているか
営業代行は依頼して成果を待つだけではありません。
どのように営業を行なっているのか、ブランドイメージを傷つけることなく営業ができているか、情報開示は納得のいく範囲で行なっているのかといった営業内容を定期的に共有してくれる代行会社を選ぶことで、改善し、より営業効果を高めることが可能となります。
導入前段階からしっかりと確認しておきましょう。
提案力の確認
自社が認識している営業課題と実際の営業課題は別のものであることは珍しくありません。
また、そもそも何が課題なのかをうまく把握できないことあるため、営業代行会社に相談してみることは非常に重要です。
その上で営業代行会社が課題をしっかりと把握し、どのような営業が効果的かを提案してくれるかがポイントとなってきます。
経験や勘に頼った提案でなく、解決への具体的な道筋を提案してくれるような営業代行会社を選ぶためにも複数社に相談して自社と相性のいい会社を探しましょう。