様々な施設やサービスを福利厚生として手軽に取り入れることができるため、福利厚生サービスを導入する事例が増えています。
自社でも福利厚生サービスを導入したいと検討されている方も多いと思いますが、気になるのは導入にかかる費用でしょう。
本記事では、福利厚生サービスについて解説し、費用についても解説しますので参考にしてください。
福利厚生サービスとは
福利厚生サービスとは、従業員への福利厚生をアウトソーシングすることができるサービスです。
オンラインフィットネスや介護、育児サポートから社内カフェ、レジャー施設の利用まで、福利厚生として利用できるサービスは幅広く、利用する福利厚生サービスによって異なります。
福利厚生サービスは、従業員だけでなく、従業員の家族まで利用できる場合もあるため、従業員のエンゲージメント向上に貢献します。
自社で様々な福利厚生を取り入れようとすると、サービスごとに管理をする手間が発生しますが、この手間をアウトソーシングすることができるため、総務部の業務負荷を軽減できる点も特徴的です。
福利厚生サービスの種類
福利厚生サービスは、大きく分けて2種類に分類されます。それぞれの特徴を解説します。
パッケージプラン
パッケージプランは、カテゴリーごとに様々な福利厚生をパッケージ化して提供するプランのことを指します。
パッケージプランは、自社で福利厚生を探す手間がなく、導入における手続きのほとんどが福利厚生サービスに任せることができる点がメリットです。
しかし、予め決められたパッケージを利用することとなるため、自社で独自に福利厚生を取り入れていきたい場合には向きません。
カフェテリアプラン
カフェテリアプランは、企業が導入したい福利厚生を柔軟に導入することができます。
福利厚生サービスを導入する際に、どのような福利厚生を取り入れたいかを相談し、手配や運用を代行してもらうプランです。
パッケージプランと比べ、自社で福利厚生を選定する手間は発生しますが、企業ごとにメニューをカスタマイズすることができるため、従業員からのニーズが高い福利厚生を、その時々のトレンドに沿って導入することができます。
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福利厚生サービスの費用
福利厚生サービスの導入にかかる費用をプランごとに比較すると以下の通りです。
- パッケージプラン:月額300円〜1,000円/人
- カフェテリアプラン:月額100円〜400円/人
上記はあくまでも目安ですが、福利厚生サービスを導入する際は、パッケージプランの方が費用が高額になる傾向があります。
発生する費用としては、「入会金」「システム設定費用」「プラン利用料」「ポイント原資」などが挙げられます。
サービス利用料は従業員ごとに月額が発生するものと、1社につき料金が発生するものがあり、大企業向けの福利厚生サービスでは、従業員単位で料金がかかるサービスが多くなっています。
入会金の相場としては、2万円〜100万円程度となっており、システム設定費用の相場は10万円〜100万円となっていますが、いずれも従業員規模によって異なるため、参考としてください。
失敗しない福利厚生サービスの選び方
福利厚生サービスの導入にあたっては以下の点に注意すると良いでしょう。
目的を明確にする
福利厚生サービスを導入する際は、目的を明確にすることが重要です。
従業員の育児・出産に伴う途中離脱を福利厚生でサポートしたいのか、メンタルヘルスを解消したいのかなど、目的によって最適な福利厚生は異なるため、まずは自社の事業の特徴や、社内環境の確認などから始めると良いでしょう。
会員数や提携しているサービスを確認
会員数が多い福利厚生サービスほど、提携している施設数も多いため、幅広い福利厚生を取り入れることができます。
どのような企業と提携していて、どれくらいの割引率で利用できるのかなども確認しておくと良いでしょう。
外国人のメンバーが多い企業の場合、多言語対応しているかも確認しておくことをおすすめします。
料金体系のチェック
福利厚生サービスは、パッケージプラン・カフェテリアプランそれぞれで料金が異なるため、導入においては予算を明確にした上で、見積もりを依頼することが重要です。
また、サービスによって支払い方法も異なります。
月額で支払うものや、年間契約で一括払いとなっているものなど様々にありますので、自社の負担が少ないものを選ぶと良いでしょう。
サポート面の確認
実際に福利厚生サービスを導入してみて、自社独自の福利厚生を取り入れたいのでプランを変更したいというニーズは将来的に発生する要素です。
そのため、プランの見直しやカスタマイズに柔軟に対応できるサービスを選ぶと良いでしょう。
また、サービスによってサポート体制には差があり、電話サポートのみの場合やメール・チャットでのサポートも実施しているサービスもありますので、比較検討のポイントにすることをおすすめします。
福利厚生サービスの費用はプランごとに異なる
福利厚生サービスの導入費用について解説しました。
パッケージプラン、カフェテリアプランのどちらを導入するか、または併用するケースもあるため、それぞれの場合における見積もりをだしてもらうと費用が想定しやすいでしょう。