今回は、ハラスメント対策について解説いたします。
ハラスメントが起こらない環境を構築するべく、ハラスメント対策を提供している企業についても紹介いたしますので、ぜひ参考になさってみて下さい。
ハラスメントとは
「ハラスメント」は、「行為者の意図に関係なく、言動により相手を不快にさせたり、尊厳を傷つけたり、不利益を与えたりするような行為」全般のことです。
必要な指導などはハラスメントに該当しないものの、受け手の感じ方によってはその線引きが難しい側面もあり、特に人員の多い職場においては、ハラスメントが発生しやすい傾向にあります。
おすすめのハラスメント対策サービス
株式会社セーフティネット
特徴
株式会社セーフティネットは、2001年に創業し、従業員の抱える問題を解決・支援してきた企業です。
メンタルヘルスの不調予防、仕事を前向きに取り組める環境のサポートなどに取り組んでおり、ハラスメント防止研修・ハラスメント対応フロー・ルール作りなどに定評があります。
料金
月額費用:要問合わせ
初期費用:要問合わせ
ダイヤル・サービス株式会社
特徴
ダイヤル・サービスは、顧客一人ひとりの声に対して、耳を傾けるホットラインサービスを提供しています。
創業50年以上のノウハウを活かし、対話の力・傾聴力を持ち、人対人・人対地域・人対企業をつなげています。
従業員のハラスメントなど通報の受け皿である、「企業倫理ホットライン」は、従業員の心の拠り所として高い評価を得ています。
料金
月額費用:要問合わせ
初期費用:要問合わせ
セレクションアンドバリエーション株式会社
特徴
セレクションアンドバリエーションとは、組織・人事に特化してコンサルティングを行う専門性の高い人事コンサルティングファームです。
従業員に対して求められているスキルを修得できるよう、研修・教育サービスなどを提供し、ハラスメント対策に関しても実績をあげています。
料金
月額費用:要問合わせ
初期費用:要問合わせ
アチーブメントHRソリューションズ株式会社
特徴
アチーブメントHRソリューションズ株式会社は、導入実績2000社以上・顧客満足度98.7%・行動定着率80%以上の実績があります。
ハラスメント関連・定着率向上・生産性向上などの「テーマ別研修」に関しても高い評価を得ています。
料金
月額費用:要問合わせ
初期費用:要問合わせ
株式会社エデュテイメントプラネット
特徴
株式会社エデュテイメントプラネットは、eラーニングに特化した教材企画を制作する企業です。
eラーニングでハラスメント研修を提供しており、社内にスムーズに浸透させる実績を得ています。
料金
月額費用:要問合わせ
初期費用:要問合わせ
株式会社マネジメントベース
特徴
マネジメントベースは、組織・人材のポテンシャルやリスクを見える化できるサービスを展開しており、各種アセスメント・サーベイなど科学的なアプローチによって、パワハラ・コンプライアンスに関する知見の提供が魅力です。
料金
月額費用:要問合わせ
初期費用:要問合わせ
ハラスメントの種類
セクシャルハラスメント
セクシャルハラスメントは、性的な嫌がらせ・からかいなどのことを指します。
男性から女性に行われる場合、その逆のパターン、同性同士でのやりとりもセクシャルハラスメントに該当することもあります。
特に異性間においては、立場が上の者が下の者に被害を与えるケースが多いため、判明しにくい側面が問題として取り上げられています。
パワーハラスメント
パワーハラスメントは、
「優越的な関係を背景とし、労働者の就業環境が害されるような業務上必要の範囲を超えた言動」が該当します。
厚生労働省は、パワーハラスメントの類型を、以下の6つとして定めています。
- 身体的な攻撃
- 精神的な攻撃
- 人間関係からの切り離し
- 過大な要求
- 過小な要求
- 個の侵害
日本企業の場合、上司部下の関係が固定化されやすい特徴があります。
そのため、パワーハラスメントが起こっても表面化しづらい点が課題とされているのです。
モラルハラスメント
モラルハラスメントは、加害者が自分を正当化しつつ相手を傷つける行為のことです。
あからさまに分かるような言動ではなく、被害が長引き、深刻になりやすい点が特徴として挙げられます。
マタニティハラスメント
職場において、妊娠した女性に対して行われるハラスメントをマタニティハラスメントと呼びます。
業務を行う上で問題がないにも関わらず、不当な扱いをしたり、未婚女性に対して出産を引き合いに出し、「休まれては困るなど」と発言したりなど、さまざまな事例が挙げられます。
解雇・退職強要に発展することも珍しくありません。
リモートハラスメント
昨今主流になりつつある、リモートワーク中にもハラスメントが発生する事例があり、これらをリモートハラスメントと呼びます。
例えば、Web会議中に部屋の様子・外見などを指摘したり、カメラをオンにして周囲を見せることを強要したりなど、これらはリモートハラスメントに該当する恐れがあります。
ハラスメントが起こる要因
個人の性質によるもの
ハラスメントが起こる際の要因として、個人の性格・過去の経験などに起因するケースがあります。
自分が職場で辛く当たられた過去の経験などから、他人にも同じような言動をしてしまい、結果として加害者になってしまうという事例です。
意図していなかったケースも多く、トラブルになった場合、その後の転職などに大きく影響することも考えられます。
部下に対しての指導が行き過ぎていないかなどを常に振り返りながら、業務を行うことが重要です。
組織の体質によって起こるもの
組織の体質や環境が、ハラスメントを発生させてしまう場合も少なくありません。
特にハラスメントに対する姿勢が曖昧な企業は要注意です。
また、コミュニケーションが希薄な場合も、ハラスメントが起こる大きな要因に挙げられます。
業務負荷・労働環境などもハラスメントの要因になりかねないので十分に注意して、企業運営を行いましょう。
まとめ
以上、ハラスメントの概要・その対策について解説いたしました。
ハラスメントが起こりにくい環境を構築するため、ハラスメント対策を提供している企業に介入してもらうことは非常に有効な手段です。
ぜひ、この記事を参考に、適切なハラスメント対策を行いましょう