2020年6月にパワハラの防止に関する法律が施行され、中小企業においても2022年4月からハラスメントの防止・対策を実施することが義務付けられています。
しかし、ハラスメント対策とは、何をすれば良いのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
WhistleBは、内部通報環境を整備することができるサービスとして注目されています。
本記事では、WhistleBの特徴や料金、おすすめのポイントなどを紹介しますので、サービス選定の参考にしてください。
WhistleBとは
WhistleBとは、ストックホルム発のサービスで、日本ではSaaSpresto株式会社が販売しているSaaS型内部通報管理ツールです。
内部通報の環境を整備することで、行政やマスコミへの外部告発、SNSや転職サイトへの悪評の書き込みがされる前に迅速なアクションをとることが可能となります。
弁護士やハラスメント対策を専門としている外部業者に依頼した場合と比べて、企業自身が主体的に改善アクションを実行することができるため、根本的な企業体質の改善に貢献します。
WhistleBの実績
WhistleBは、EUを中心に150以上の国と地域でグローバルに利用されている実績があります。
WhistleBは、倫理とコンプライアンスに関する統合的サービスを展開している米国のSaaS企業であるNAVEXのグループの一部となっています。
WhistleBのおすすめポイント
匿名通報による社内環境の整備を実現
WhistleBは、導入企業専用の通報用Webサイトを提供し、内部通報環境を構築します。
匿名通報を前提としているため、内部通報の際にメールアドレスなど個人を特定するような情報は不要です。
ツール内だけで担当者とやりとりを完結することができるため、特定されてしまうのではないか、個人情報が漏れることはないか、といった不安がある方でも、安心して利用することができます。
堅牢性の高いセキュリティ
内部通報という非常にセンシティブな情報を取り扱うため、セキュリティ対策は欠かすことができません。
WhistleBでは、個人情報の取り扱いにおける先進国であるEUや米国での導入実績が豊富なことからわかるように、非常に高度なセキュリティ対策によって情報を保護しています。
主なセキュリティ対策は以下の通りです。
- GDPR準拠
- お客様側でEU公益通報者保護指令に準拠可能
- ISO 27001準拠
- プラットフォームには、ISO 27001、ISO 27018準拠のMicrosoft Azureを利用
- 日本専用サーバーインスタンスでのデータ保管(.jpドメインでの払い出し)
- 通信及び保管時には、顧客データを暗号化
- 外部監査による定期的な脆弱性診断とペネトレーションテストの実施
- ゼロナレッジ・プライバシー※の採用
- 二要素認証によるセキュアなアクセス
- 全ての行動ログを標準機能で記録可能
- 通報内容の閲覧には、第2パスワードが必須
- アカウント毎に利用できる機能を制限可能
※お客様の中でも定められた担当者の方のみがデータ閲覧可能(特別な要望がない限り、WhistleB社も閲覧不可)
多言語対応
グローバルに利用されているWhistleBは、60もの言語に対応しています。
外国人メンバーが在籍している企業でも、外部の翻訳ツールを介することなく、WhistleB上でシームレスに機械翻訳をすることができます。
海外拠点を持つ企業でも、24時間365日、場所や端末を選ぶことなく通報することができ、管理コンソールや製品マニュアルは日本語に対応しているため、導入ハードルが低い点も魅力的です。
WhistleBの導入メリット
内部通報管理が効率化される
WhistleBを導入することで、口頭やメールなど、経路の異なる内部通報の管理に工数がかかっていた状態が効率化されます。
1つのツール上で通報内容を一元管理できるため、Excelなどの表計算ソフトを逐一更新する手間もかかりません。
また、ツール上でやりとりが完結するため、対応の抜け漏れやヒューマンエラーの防止にもつながります。
統計機能が搭載されているため、通報内容のカテゴライズや課題を分析することもできます。
従業員が安心してツールを利用できる
WhistleBはシンプルなUIで直感的に利用できるため、ツールを導入しても操作が複雑で定着しないということがありません。
時間や場所に制限されることなく、いつでも通報することができるだけでなく、メールアドレスなどの個人を特定される情報は通報に必要ないため、安心して匿名通報が可能となります。
WhistleBの主要な機能
WhistleBに搭載されている主な機能を紹介します。
- 複数言語設定
- 統計機能
- ワークフロー機能
- ディスカッション機能
- 二要素認証
- シングルサインオン(SSO)
WhistleBの料金·価格
WhistleBの料金体系は、以下の通りです。
- 初期費用:要問い合わせ
- 月額料金:要問い合わせ
※価格情報は2023年4月時点のもの
WhistleBの詳細について
WhistleBについて、おすすめのポイントや機能などを紹介させていただきました。
従業員が安心して内部通報できる環境を構築することで、社内にある問題を早期に発見し、適切なアクションが可能となります。
WhistleBであれば、直感的に操作できるわかりやすいツールを、強固なセキュリティで利用することができ、個人が特定されることもないため、従業員が安心して利用できることはもちろん、管理者の管理工数を削減することも可能です。
WhistleBのサービス詳細については、ぜひ資料ダウンロードをお願いします。