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企業で必要なデータやアプリケーションの管理をする上で心配なのが情報漏洩ではないでしょうか。情報漏洩すると企業に多大なダメージが出るだけではなく損失も考えられます。そこで導入したいのが「Identity Manager」です。Identity ManagerはONE IDENTITYが提供してるサービスになります。この記事ではIdentity Managerの特徴や機能についてご紹介します。
Identity Managerの特徴・機能
アクセス権の制限ができる
誰でもアクセスでき誰でもみられるという状況であれば、声を大にして全世界に行っているような物ですから情報漏洩は当然防げません。そこでしたいのがアクセス権の制限です。Identity Managerではセキュリティ強化のために、本当に必要な人物にしかアクセス権を与えません。セキュリティが心配な企業でも安心できます。
パスワードの再設定
パスワードをかけていてもそれだけで安全とは言えません。さらに安全性を高めるには定期的なパスワード設定が必要です。Identity Managerならばパスワードをリセットして、パスワード規定や要件を反映したユーザーポリシーの設定をこない、そこからパスワードポリシーを設定します。これにより簡単にパスワードが再設定できます。
プログラミング不要
Identity Managerの魅力的な点はプログラミングが不要という点です。このようなサービスを使う場合プログラミングが必要になるということも珍しくありません。しかしIdentity Managerならば再認証をするにもプログラミングをする必要がないので、誰でも簡単に使えるのが特徴です。
Identity Managerの類似サービス「Freshservice」

サービス名 | Freshservice |
---|---|
月額費用 | 2,100円〜 |
初期費用 | 要問い合わせ |
最短導入期間 | 2日〜 |
無料お試し | あり |
Freshserviceは、Freshworks社が手がけるIT資産管理ツールで、日本ではOrangeOne株式会社が販売をしています。
最短2日で運用が開始できる手軽さと、ひとめでわかる使いやすいプラットフォームがユーザーから高評価されており、世界の10,000社から導入されているサービスです。
Identity Managerのメリット
Identity Managerのメリットは主に以下の2つです。
時間短縮になる
セキュリティ強化
パスワードを再設定するためにパスワードポリシーを設定します。実際に入力するユーザーは大文字を1つ取り入れてください、数字を1つ取り入れてくださいなどの表記が出たことはありませんか?これがパスワードポリシーです。パスワードポリシーを作成すればよりセキュリティ強いパスワードが作れるのです。
Identity Managerの価格・料金プラン
公式サイトからのお問い合わせ
2021年8月現在/詳細は公式サイトを確認
Identity Managerの注意点
料金プランが載っていないので、導入しにくいのが注意点でしょう。予算を多めにとっておくと良いかもしれません。
Identity Managerの導入事例・評判
現在調査中です。
類似サービスとの比較
サービス名 | 月額料金 | 特徴 |
トラスト・ログイン | 300円から | 低価格で導入可能 |
CloudGate UNO | 200円から | アクセス制限をかけられる |
1Password | 450円 | フィッシング詐欺にも対応 |
トラスト・ログインは低価格で必要な機能が十分に備わっています。費用を抑えたいけど、機能は妥協したくないという企業におすすめです。CloudGate UNOはアクセス制限をかけられます。それもクラウドサービスごとに求められるセキュリティレベルに合わせて変更できるのでよりセキュリティが高くなるでしょう。1Passwordはフィッシング詐欺にも対応しており、安心です。フィッシング機能も手が凝っている物が多いので、導入しておくと安心できるでしょう。
Identity Managerでセキュリティ強化
冒頭でも述べたようにセキュリティがゆるいと情報漏洩などのリスクがあり、企業に損失が出てしまいます。そこでIdentity Managerを使い、セキュリティ強化することでそのようなリスクも最小限へと減らせるのです。是非導入を検討してみてくださいね。