企業が組織の現状を見える化するために実施する、組織サーベイ。
導入を検討するなら、目的やアンケートとの違いを確認しておくことが大事です。
この記事では、組織サーベイの目的と実施方法を紹介します。
アンケートとの違いや、上手に実施するためのポイントとあわせてまとめました。
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EX Intelligenceとは、株式会社HRBrainが運営している組織診断サーベイです。 国内初の従業員エクスペリエンスクラウドとして、「エンゲージメントの向上」、「活躍人材の離職防止」、「理念浸透・組織風土の改革」、「人的資本の情報開示の対応」を実現します。
直感的に使いこなせてカスタマイズ性も抜群
EX Intelligenceは、直感的に使いこなせるUI/UXで開発されているため、初めて組織診断サーベイを利用するという方でも安心です。 設問内容や配信対象、配信スケジュールの設定などが柔軟にカスタマイズでき、導入企業に寄り添ったサポート体制も整備されています。
組織の課題を明確に
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人的資本の情報開示に必要となる人材データの収集や、エンゲージメント状態の定量化が可能です。 人的資本開示に関する調査研究である「ESG投資と人的資本の開示研究会」への参画、マサチューセッツ工科大学の宮川教授との共同研究を行なっています。
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JobSuite TALENTS(ジョブスイートタレンツ)は、従業員のさまざまな情報を集約し、厚みのある人材データベースを継続的に構築していくための、人事業務プラットフォームです。
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従来の人材管理システムの要素に、人事の業務プロジェクト管理の要素をプラスした人事業務プラットフォームとして、JobSuite TALENTSを生み出しました。JobSuite TALENTSは、社員データベースとしての活用のみならず、日常の人事業務を計画的に実行するための支援機能を備えることで、毎日の人事業務のクオリティ向上に寄与します。
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JobSuite TALENTSを運営するステラスは、有名大手企業での複雑な業務プロセスへの対応実績があり、導入の課題解決に最適な機能を個別にカスタマイズすることが可能です。自社で人事データベースをゼロから構築する場合や、大手HRM(Human Resource Management)パッケージを導入する場合と比較して、低価格かつ柔軟性に優れているため、自社オリジナルの運用しやすいシステムの構築が実現できます。
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類似サービス: LLax forest
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LLax forestとは、SOMPOヘルスサポート株式会社が運営している離職防止も可能なエンゲージメントサーベイです。 「メンタルヘルス」「フィジカルヘルス」「エンゲージメント」の要素を含んだサーベイによって課題を浮き彫りにし、分析、解消につながるソリューションを提供しています。
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LLax forestは、「メンタルヘルス」「フィジカルヘルス」「エンゲージメント」等の項目を偏りなく構成した108問のサーベイによって課題を明確化することができます。 ストレスチェックとしてはもちろん、従業員満足度調査、離職防止対策などにも活用することが可能です。
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サーベイとアンケートの違いは?
組織サーベイの「サーベイ(survey)」とは、測定や調査を意味する言葉です。
全体像や実態を把握するために、範囲の広い調査を行うことを指します。
一方のアンケートは、多数の人間に対して同じ質問をして回答してもらう調査方法のことです。
サーベイとアンケートの意味は似ており、同じ意味で使われるケースもあります。
違いを明確にするならサーベイは調査という概念、アンケートは具体的な調査方法と考えるとわかりやすいでしょう。
また、人事領域のサーベイは調査の実施とその後の活動までを指しますが、アンケートは調査方法なのでその後の活動は含みません。
組織サーベイの目的
組織サーベイを実施する目的をまとめました。
従業員満足度の調査
報酬や福利厚生、人間関係、労働環境など従業員の満足度を調査します。
職場環境や制度に対して、従業員がどう感じているのか確認するのが目的です。
エンゲージメントの測定
人事領域におけるエンゲージメントは、企業への「思い入れ」や「愛着」を示す言葉。
従業員が企業に対して、貢献したいと思っているかを可視化します。
ストレスチェック
従業員が感じているストレスや、心理的な問題を明らかにするのが目的です。
従業員のストレス状態を測って、メンタルヘルス管理に役立てましょう。
企業理念浸透調査
企業の理念やヴィジョンに対する、従業員の理解度を測る調査です。
理念に共感しているのか、どのような部分に疑問があるのかを可視化します。
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組織サーベイの実施方法
組織サーベイを実施するまでの手順を紹介しましょう。
現状分析
まずは企業の現状を分析して、組織サーベイの目的を明確にします。
課題に関する仮説を立ててから、調査したい項目をハッキリさせましょう。
対象者や頻度の決定
目標をチェックしたあと、組織サーベイを実施する対象者を決定。
回答する従業員の負担にならないように、頻度を調節してください。
調査項目の設計
目的にあわせた調査項目を設計しましょう。
設問数が多すぎると従業員の負担になるので、頻度とあわせて調節することが大事です。
ツールの選定
組織サーベイの目標や調査範囲にそったツールを選びましょう。
費用対効果をチェックしたうえで、目的をはたせるツールを導入してください。
組織サーベイの実施
従業員に組織サーベイの目的を十分に説明してから、回答を求めます。
事前に告知して、回答期間を長めに設定することで従業員の負担を減らせるでしょう。
分析
回答データを集計して客観的に分析します。
分析結果は従業員にフィードバックすることが重要です。
組織サーベイを上手に実施するポイント
組織サーベイを上手に実施するためのポイントを3つ紹介します。
目的にあった設計にする
正しくデータを取得できるように、課題に対応した調査項目を設計しましょう。
たとえばメンタル不調者が多いなら、職場環境や人間関係などの調査項目を中心に作成してください。
設問数は必要最低限にする
設問数が多すぎると、適当に答える方が多くなるので注意が必要です。
正確な答えが得られない可能性があるので、設問数は最低限に絞りましょう。
結果を問題改善に役立てる
集計したデータを分析して、正しいアクションを実施します。
職場環境などの改善に取り組んで、その効果を分析することが大事です。
組織サーベイとアンケートの違いをチェック
人事領域のサーベイは、調査からその後のアクションまでを指しています。
調査方法であるアンケートとの違いを、チェックしておきましょう。
組織サーベイを実施する方法や成功させるポイントも紹介したので、ぜひ参考にしてください。