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私たちが個人間の連絡に利用しているLINEアカウントとは別に、企業向けのビジネスに特化した機能が搭載された「LINE公式アカウント」と呼ばれるサービスがあるのはご存知でしょうか。
本記事では、LINE公式アカウントについて、概要や機能などを解説しますので参考にしてください。
LINE公式アカウントとは?
LINE公式アカウントとは、法人のためのビジネス用LINEアカウントのことを指します。
LINE公式アカウントを開設した企業や個人事業主が、一般ユーザーと「友だち」となることで、メッセージ配信はもちろん、クーポン配布やキャンペーン情報の発信、アンケートなど幅広い施策を実施できるようになります。
LINE公式アカウントは、顧客のスマートフォンにプッシュ通知でメッセージを表示させることができるため、開封率がメールなどに比べて非常に高い点が特徴的です。
また、動画や画像を送信することができるため、様々な角度からアプローチすることができ、配信効果を分析する機能も搭載されています。
LINEを利用している個人ユーザー数は、9,000万人以上と豊富なため、多くのユーザーと繋がることができる点もあり、LINE公式アカウントを開設する企業は急増している状態です。
おすすめの類似LINEマーケティングツール
LINE公式アカウント運用の自動化を実現: LOYCUS(ロイカス)
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初期費用 | 55,000円 | 最短導入期間 | 要問い合わせ |
LINE公式アカウント活用を促進し、最適な友だちへ、最適なメッセージを、最適なタイミングで配信できます。 配信・返信などの運用業務から友だちのデータ蓄積まで全部自動化でき、業務負荷を減らしながらマーケティング効果を最大化。
LINE公式アカウント運用の自動化ができる
LOYCUSを利用することで、LINE公式アカウントを活用しての配信やお問い合わせに対する返信を自動化することができます。 また、LOYCUSを利用すれば、友だち情報も自動で蓄積することができ、データの活用でより配信効果を高めることができる点も特徴的です。
セグメント配信で効果を最大化
LOYCUSでは、LINE公式アカウントの運用を自動化することで、友だちデータを蓄積することができ、蓄積したデータを元にセグメント化して最適なターゲットに対して、最適なタイミングで配信をすることが可能です。
配信効果が可視化できる
LOYCUSは、友だち追加経路の分析、配信したメッセージに含まれるURLのクリック、ブロック率など配信効果の詳細な分析ができます。 ダッシュボードが見やすく、1つの画面で様々な情報をリアルタイムで把握できるため、ただメッセージを送って終わりではなく、よりメッセージの効果を高めることが可能になります。
類似サービス: LIBERO(リベロ)
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月額費用 | 要問い合わせ | 無料お試し | 要問い合わせ |
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LIBEROとは、株式会社ギブリーが運営するLINEマーケティングツールです。 株式会社ギブリーでは、LINE@(現在のLINE公式アカウント)時代から1,500社以上の運用支援を行なっているため、その豊富なLINEマーケティングに関する知見を活かしてツールの提供にとどまらず、専任のコンサルタントがアカウント開設から運用まで包括的な支援を提供しています。
配信から顧客管理まで豊富な機能
アンケートやチャットボットで取得した友だちのデータをもとに、セグメント配信やステップ配信を行えます。 顧客を深く理解するために、顧客管理や分析など豊富な機能を備えています。 これらのデータ取得・配信・管理機能を用いて、見込み顧客の獲得から既存顧客のファン化まで行えます。
個別要望カスタマイズに柔軟対応
自社で保有するCRMやSFAなどのデータベースと連携が可能です。 既に自社で保有する資産(顧客、商品、購入・成約データ)を活用して、購入や成約までの歩留まり改善やLTV向上に寄与します。
専任コンサルタントが総合サポート
1,500社を超えるLINEマーケティングの支援実績があり、その知見を基に経験豊富なコンサルタントがアカウント設計から施策改善までサポートします。
個人向けLINE公式アカウントでできること
LINE公式アカウントは法人向けと前述しましたが、個人でも利用することが可能です。
LINE公式アカウントのガイドラインに違反した目的でなければ個人でも開設することができ、法人での利用と同様に、様々な機能を利用することができます。
- 一斉配信
- セグメント配信
- ステップ配信
- 自動応答メッセージ
- リッチメッセージ
上記のようなメッセージ機能を利用できるため、複数ユーザーに対してお得なセール情報を一斉に配信したり、あらかじめ設定しておいたタイミングで段階的に情報を届けることが可能となります。
自動応答メッセージを活用すれば、これまで人の手で対応していた顧客対応を一部自動化することも可能です。
また、リッチメニュー機能を利用することができるため、LINEの画面下部に表示されるメニューのレイアウトを変更して自由にカスタマイズできるようになります。
その他にも、クーポンLINE上で発行して配信する機能も利用できるので、販促活動に活用するのも良いでしょう。
LINE公式アカウントの無料機能
LINE公式アカウントに搭載されている無料で使える機能を紹介します。
- メッセージ配信機能:友だち追加してくれたユーザーに対して、メッセージを配信
- チャット機能:ユーザーからの問い合わせに対して、LINEのトーク画面で対応が可能
- リッチメニュー:ユーザー側に表示されるトーク画面下部のメニュー
- LINE VOOM投稿:友だち登録しているユーザーのLINE VOOMに情報を投稿
- 販促機能:ライン公式アカウント上でクーポンを作成、配信したり、デジタルポイントカードを作成することも可能
- LINEコール:ユーザー側からLINE公式アカウントに無料で通話・ビデオ通話することができる機能
LINE公式アカウントの活用事例
アパレル業界での事例
アパレル大手企業での、LINE公式アカウントの活用事例を紹介します。
あるアパレル企業では、自社ブランドの会員となるメンバーシップ登録のハードルを下げて会員数を増やしたいという目的からLINE公式アカウントを開設しました。
従来の会員登録方法から、LINE経由での会員登録へ切り替えたところ、効率的に会員数を増やすことに成功しています。
LINEはスマートフォンにアプリを入れている人が多いことや、その場ですぐに友だち追加ができることから、会員登録への誘導に優れていることが証明されました。
また、カゴ落ち状態になっているユーザーに対して、自動でメッセージを配信するように設定したことで、購入の後押しができるようになり、ROASは3,000%超えを達成しています。
EC小売業での事例
自社ECサイトのLINE公式アカウントを活用した事例を紹介します。
とあるアパレル商品の販売業では、年々メルマガの開封率が低下してきたことを受け、ユーザー数が多く、到達率・開封率が高いLINEを活用したいと思い、LINE公式アカウントを開設しました。
複数あるLINE公式アカウントでは、アカウントごとに配信内容を変更しており、ブロック率を下げるための施策を行いながらメッセージ配信を続けたことで、友だち数は半年ほどで20倍にもなりました。
現在では、一斉配信だけでなく、セグメント配信も活用して限られた予算ながらも最大限の効果をあげることに成功しています。
配信に使用するクリエイティブも、テキストは最小限にし、写真をうまく活用することで高い開封率が実現できるようになり、メルマガ配信時には獲得できなかった層のユーザー獲得にも成功、LINE公式アカウントを経由した売上アップを実現しました。
LINE公式アカウントは幅広い施策ができる
LINE公式アカウントについて、概要やできることを解説しました。
LINE公式アカウントは、豊富なLINEユーザーをターゲットにできるため、顧客獲得が期待できるだけでなく、メッセージを届けやすい点も優れています。
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