グロースハックとは?意味と事例、やり方やマーケティングとの違いについて

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    InstagramやFacebookなどのSNS、DropboxやHotmailといったサービスを利用したことがあるという方も多いことでしょう。
    これらのサービスは、グロースハックを使ったことで、大きく成長したと言われているのです。
    このグロースハックは、オンライン化、デジタル化が加速している現代において、必須のものとなりつつあります。
    ただ、新しい概念であるため、グロースハックがどんなものなのか、よく理解していないという方も少なくありません。
    そこで、本記事でグロースハックの意味や概要などをわかりやすくご紹介していきます。
    事例、マーケティングとの違いについても触れていきますので、ぜひ参考にしてみてください。

    グロースハックとは?その意味を解説

    最初に、グロースハックの意味から見ていきましょう。

    「Growth」と「Hack」を組み合わせた造語

    グロースハックは、英語の「Growth」と「Hack」を組み合わせた造語です。
    「Growth」は「成長」や「発達」、「Hack」は「~をたたき切る」や「うまくやり抜く」などの意味を持つ単語です。
    グロースハックでは、Webサイト、サービスや商品などのさまざまなデータの収集、分析・解析を行います。
    そして、成長を妨げる要因の追求、改善案を考えて実行することで、企業の成長を目指していくのです。
    グロースハックは新しいマーケティング手法の一つであり、グロースハックを行う人たちのことは、「グロースハッカー」と呼ばれています。
    近年は、日本でもグロースハッカーの求人を行う企業が増えてきました。

    グロースハックの提唱者

    このグロースハックを最初に提唱した人物は、Qualaroo社のCEOであるショーン・エリス(Sean ellis)さんです。
    ショーン・エリスさんは、グロースハッカーを新しい職種として、2010年頃から提唱し始めました。
    Dropbox社とも契約し、グロースハックの手法を取り入れることを勧めたことで、同社は一気に多くのユーザーを獲得することに成功したのです。
    Dropbox社の事例については、次の項目でご紹介いたします。
    ショーン・エリスさんが提唱したグロースハックの手法は、インターネット関連企業を中心に受け入れられていき、各地へ広まっていくことになりました。

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    グロースハックの主な事例を紹介

    グロースハック手法を取り入れた企業の事例をいくつかご紹介いたします。

    Dropbox

    オンラインストレージサービスで有名なDropbox社は、ユーザー数が伸びないという課題を抱えていました。
    そこで、ユーザーが利用しやすいようにシンプルなホームページにすることやサインアップのハードルを下げるなどといったグロースハック手法を実行していったのです。
    さらに、友人紹介インセンティブ、SNSでフォロワーを増やす対策、楽しいイベントの企画などにも取り組んでいきました。
    その結果、広告費などにほとんどお金をかけることなく、わずか1年で400万人以上のユーザーを獲得することができたのです。

    Twitter

    Twitterは、ユーザーの維持、ユーザーのアプリの利用率が低いことに悩んでいました。
    そこで、データ分析を行った結果、ユーザー登録後に30人程度のフォローを達成することが長期ユーザー獲得につながることに気が付いたのです。
    Twitterへ登録した新規ユーザーに対して、フォロー先の提案を行うなどして、ユーザーを促していきました。
    その結果、ユーザーの継続がアップし、長期間利用してもらえるようになったのです。

    グロースハックのやり方について|具体的に何をするのか

    次は、グロースハックのやり方について見ていきましょう。

    ターゲットやペルソナ設定

    最初に行うのは、ターゲットやペルソナの設定です。
    具体的な人物像を決めて、何を求めているのかを考えながら、計画や目標などを立てていきます。

    データ収集や分析

    Webサイトのデータ、ユーザーからの意見などさまざまなデータを収集し、分析を行います。
    そして、成長を妨げている原因を特定して、改善案を考えていくのです。

    評価や見直しを行う

    改善したことに対する評価や検証を行います。
    目標を達成できた理由、あるいは、達成できなかった理由を洗い出していき、次の改善策を考える際に役立てていくのです。

    グロースハックとマーケティングの違いについて解説

    グロースハックは、マーケティング手法の一つですが、両者には異なる点もいくつかあります。
    グロースハックとマーケティングの違いについては、以下の通りです。

    成長を軸に考える

    グロースハックとマーケティングの一番の違いは、「企業の成長」を目標とするかどうかです。
    グロースハックには、成長や発達を意味する「Growth」という言葉が含まれています。
    企業、事業、サービスをどうやって成長させていくのかを目指して、戦略を建てていくのです。
    一方、マーケティングでは、サービスや商品を売ることや提供することに、主軸を置き対策を考えていくのが一般的となっています。
    持続的な成長にフォーカスして取り組んでいくのがグロースハックの手法なのです。

    お金をたくさんつぎ込まない

    マーケティングでは目標を達成するために、お金を出してWebやメディアなどに広告を出すことやキャンペーン活動を行っていきます。
    一方グロースハックでは、極力お金をかけずに、目標の達成を目指していくのです。
    グロースハックは継続性がポイントとなってくるため、広告費などに予算をかけてしまうと、費用がかさんでしまうからです。

    AARRRフレームワーク

    ユーザーの行動を深く理解しようとするかどうかも、マーケティングとグロースハックの違いです。
    グロースハックでは、ユーザーの行動を分析するために、「AARRRフレームワーク」という手法を用いています。
    「AARRRフレームワーク」は、Acquisition(ユーザーの獲得や増加)、Activation(ユーザーの活性化や満足度向上)、Retention(リピーター獲得)、Referral(ユーザーの紹介)、Revenue(ユーザーの課金行動促進)の5つを取り入れた分析手法です。
    このように、ユーザーの行動を意識して、対策を考えていくことが、グロースハックの基本的な手法なのです。

    グロースハックという言葉がここまで注目されている理由

    グロースハックが注目されている理由は、Web業界やIT業界が急激に発展して、さまざまなサービスが登場したことにあります。

    AIなど最新のテクノロジー技術の発達も、企業の生き残り競争に追い打ちをかけている面があります。
    そのため、各企業は長期ユーザーの獲得、企業や提供サービスの継続的成長を目指すために、グロースハックに注目し、実践するようになったのです。

    意味やポイントを理解しグロースハックを取り入れよう

    今回は、グロースハックの意味や概要、事例などついてご紹介しました。
    グロースハックは、企業やサービスの成長を目指して行われる手法です。
    グロースハックを実行するためは、ターゲットやペルソナ設定、データ分析、評価や見直しなど、さまざまな対策を継続的に実行していかなくてはなりません。
    AARRRフレームワークは、グロースハックの基本的な流れとなるため、ポイントをしっかり押さえておきたいところです。

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