仕事中に自宅の様子を確認したり、ペットの様子を確認したりするためにネットワークカメラを購入するケースが増えています。
離れた場所にいても、スマートフォンやパソコンから手軽に映像を確認できるネットワークカメラですが、どのようなことができるのかわからないという方もまだまだ多いのではないでしょうか。
本記事では、ネットワークカメラについて解説しますので参考にしてください。
ネットワークカメラとは
ネットワークカメラとは、カメラで撮影した映像を遠隔地からPC・スマートフォンを活用してリアルタイムに確認することができるカメラのことを指します。IPアドレスが割り当てられていることからIPカメラと呼ぶ場合もあります。
インターネットに接続できる環境であれば、場所を選ばず利用できるため、仕事中にペットや子供の様子を確認したり、防犯目的に導入したりと、幅広い活用が可能です。
屋内での利用はもちろん、屋外で利用できるモデルも登場しており、今後、さらに幅広い活用が期待されます。
おすすめのネットワークカメラ
WebView Livescope
特徴
WebView Livescopeは、キヤノンが販売しているネットワークカメラブランドです。
小型タイプや望遠タイプなど、様々なモデルが展開されているため、幅広いシーンで活用することができます。
映像解析ソフトウェアの販売や機器のアフターメンテナンスといった保守対応も可能となっています。
画質も優れており、レンズやカメラの開発で培った光学技術が取り入れられており、鮮明な映像で撮影することができます。
料金
- 初期費用:要問い合わせ
- 月額料金:要問い合わせ
※価格情報は2023年5月時点のもの
チャオカメラ
特徴
チャオカメラは、1つのカメラで撮影・確認・解析が可能なクラウド型AIカメラです。
クラウド型のサービスであるため、離れた場所でもカメラ映像を確認することができます。
AIを活用して顔の認識や人数の分析を行うことができる点も優れています。
独自の差分転送に関する特許技術を用いて、変化のあった箇所のみをクラウド上にアップロードすることができます。
データはAWSサーバーで保存を行っているため、セキュリティ面も安心です。
料金
- 初期費用:13,000円〜
- 月額料金:2,000円〜/台
※価格情報は2023年5月時点のもの
ソラカメ
特徴
ソラカメは、低コストで導入することができるクラウドカメラサービスです。
500グラム以下という軽さと、電源をつなぐだけで設置ができる手軽さが魅力的で、防塵・防水性能・夜間撮影などの機能性にも優れています。
クラウドでデータを管理することができ、不審な人の動きや、物が移動された際に通知を受け取ることができます。
リーズナブルでありながらカメラのスペックは高く、フルHDと同等の解像度で撮影可能です。
防塵・防水機能を搭載しており、屋外での利用にも対応しています。
料金
- カメラ料金:3,480円〜/台
- 常時録画機能:月額980円〜
※価格情報は2023年5月時点のもの
Axis 固定ドーム型 ネットワークカメラ
特徴
Axis 固定ドーム型 ネットワークカメラは、スウェーデンのAxis社が販売しているドーム型のネットワークカメラです。
キヤノンの子会社としてネットワークカメラの販売を行なっており、30機種以上のドーム型カメラを展開しています。
屋外用や車載用、防水機能搭載モデルなど、幅広い展開をしており、安定した映像録画が可能です。
耐衝撃性に優れたモデルもあるため、厳しい環境下でも稼働させることができます。
料金
- 初期費用:要問い合わせ
- 月額料金:要問い合わせ
※価格情報は2023年5月時点のもの
ベビーカメラ KX-HBC200-W(パナソニック)
特徴
ベビーカメラ KX-HBC200-Wは、パナソニックから販売されているネットワークカメラです。
200万画素の高画質な撮影が可能で、離れた場所にいてもスマートフォンで手軽に赤ちゃんの様子を確認することができます。
1台のカメラで8台までのスマートフォンを登録することができ、複数人での利用が可能です。
検知した情報をスマートフォンに通知することが可能なため、緊急時でもすぐに対応することができます。
料金
- 初期費用:要問い合わせ
- 月額料金:要問い合わせ
※価格情報は2023年5月時点のもの
ネットワークカメラ選定のポイント
操作方法を確認する
ネットワークカメラは大きく分けて「無線タイプ」と「有線タイプ」に分けられます。
無線タイプは、Wi-FiやBluetoothを活用して接続するタイプで、LANケーブルなどの配線が不要なため、設置場所を制限されることがない点が特徴的です。
設置場所を変更する際も、配線を整備し直す手間がないため、レイアウトの変更頻度が多い場所での設置に適しています。
有線タイプと比べて通信の安定性に影響がでやすい点がデメリットです。
有線タイプは、LANケーブルを使用して映像をPC・スマートフォンに転送することができ、電波の影響などで通信が画質が乱れにくい点が優れています。
1つの箇所に長期的にカメラを設置する場合は有線タイプの方が安定した稼働ができるでしょう。
画質を比較
ネットワークカメラの選定で重要なポイントの1つが画質です。
細かい部分の映像を確認したい場合は、画質に優れた製品を選ぶ必要があります。
顔の表情や物の細部を確認したい場合は、1280×720のHD、画素数で表すと100万画素以上を目安に製品の比較検討をすると良いでしょう。
ただし、高画質なほどにデータ量も大きくなるため、使用用途に合わせて画質を決めることをおすすめします。
画角の広さを確認
広範囲を撮影したいのか、被写体を中心に撮影したいのかによって最適な画角が異なります。
例えば、オフィスや自宅などの室内全体の様子を撮影したい場合は、画角60°以上の広角レンズを搭載している製品を選ぶと良いでしょう。
逆に、被写体を大きく撮影したい場合は画角30°程度の製品を選ぶことをおすすめします。
ネットワークカメラを導入するメリット
セキュリティを強化できる
ネットワークカメラを導入することで、離れた場所でもリアルタイムにカメラ設置場所の様子を確認することができるため、セキュリティを強化することができます。
防犯向けのセキュリティカメラでは、カメラからライトや効果音を発することができる製品もあるため、万が一不審者が侵入したとしても退けることが可能な場合もあります。
人件費の削減につながる
例えば、屋外にある機器を中長期的に監視・確認する作業を人の手で行う場合、毎日誰かが現場まで赴き、対象物の様子を確認しなければいけません。
しかし、雨天などの悪天候や、監視者が体調を崩してしまった場合は、確認することができないこともあります。
ネットワークカメラを導入することで、オフィスや事務所などの室内からでも監視することが可能となり、一人でも簡単にチェック体制を構築できるようになります。
ネットワークカメラを活用しよう
ネットワークカメラについて解説しました。
ネットワークカメラは、離れた場所からでも手軽に手元のスマートフォンなどでも様子が確認できるため、働きやすさの向上やセキュリティの強化におすすめです。
これからネットワークカメラの導入を検討されている方は、選定のポイントも参考にしていただき、自身にマッチした製品を活用してみてください。