調査概要
アンケート実施日:2021年4月23日
対象者:全国の会社員(正社員),会社員(契約・派遣社員),公務員(教職員を除く)
サンプル数:400人(男女)
年齢:22歳~59歳
居住地:全国
調査方法:ネットリサーチ
調査メディア: STRATE[ストラテ]:https://strate.biz/
アンケート集計結果
A. 副業での収入が月1万円未満と回答した割合が63%と最も多い
副業で月にどれくらい収入を得ているかというアンケートに対し、最も多かったのは1万円未満と回答した63%という結果になりました。
次点で多かったのが1万円〜5万円未満で17%、最も少なかったのは10万円〜20万円で4.2%という結果に。
やはり本業で忙しい合間に副業を行う人が多いのか1万円未満という少額からの収入が多いようです。
B. 副業の種類は多種多様という結果に
どんな副業をしているかのかという調査に対しては、アンケート·モニター等という結果が最も多く55.0%という結果に。
次いでアルバイト等が11.0%、株などの資産運用が8.7%、最も低かったのはその他(着物の着付け・ライバー等)で2.6%という結果になりました。
回答数が最も多い、アンケート・モニター等は、ポイントサイト等を使った、いわゆる「ポイ活」が人気で、手軽に空き時間でできる副業として人気なことがうかがえます。
また、アンケート全体を通して、自宅ででき、PCがあればできる副業(株などの資産運用、執筆デザイン作業、せどり・物販 等)が人気という結果になりました。
C.今回のアンケート結果で出た特殊な副業について
アンケートで回答があった副業の中でも、特殊な事例としては、配信アプリ(ライバー)や着物着付け、ストックフォト、農業という回答があげられました。
YouTubeなどの配信ツールを用いて、広告収入やスーパーチャットなどで収入を得ているというまさに流行の手法を用いているケースはスマホの普及が当たり前となった現代だからこそ広まっている副業と言えるでしょう。
また、着物の着付けやストックフォトなど自分のスキルを活かした副業を行っている方も一定数いることから、スキルシェアサービスの普及による副業の新しい形が広まっていることが予想できます。
D.若い世代の方が副業で稼いでいる割合が高い
副業で1万円以上稼いでいるという方の中で年代別のデータを見ると、20代の中で月1万円以上副業で稼いでいる人が10.29%と最も多い結果となりました。
次いで30代で8.46%、40代で5.65%、50代で4.65%という結果に。
やはり若い世代の方が収入的にも安定しておらず、副業に精を出すケースが多いと見受けられます。逆に収入がある程度安定している40代、50代ではやはり副業をする必要がないという人も一定数以上いるということが予想できます。
また、20代の中で5万円〜10万円稼いでいる人の割合は23.53%と最も多く、働き方の多様性が広まった現代においては、1つの会社に留まらず副業で本業と同等以上に稼ぐというマインドを持った方も多いことがデータから予想されます。
E.20万円以上を副業で稼いでいる職種のトップは「公務員」で14.29%
副業をしている中で20万円以上稼いでいるという方の中で最も多かった職業は公務員で14.29%という意外な結果に。
公務員の副業は原則禁止ですが、仕事が定時で終わって時間がある、退職金が減額される兆候にあるなど副業を開始する要因は意外と多いようです。
アンケート全体についてのサマリー
「会社員・公務員の副業に関するアンケート」についてをまとめました。
結果として、副業で稼いでいる金額は1万円未満という方が半数を占めましたが、中には20代で10万円以上副業で稼いでいるという方も一定数おり、終身雇用制度が崩壊したと言われる現代において、ただ1つの会社で働くだけが働き方ではないということが数字として現れているといえます。
また、副業の種類も多岐にわたり、自分のスキルを売るスキルシェアリングやクラウドソーシングの活用など、副業の幅が広がっていることが改めて認識できるアンケート結果となりました。
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