RPAとExcelマクロの違い
Excelマクロとは、Microsoftのオフィススイート「Excel」上で稼働する複数の動作を呼び出すことができる機能のことを指します。
Excelに標準機能として実装されているため、オプション料金などはかからずに利用することができます。
Excel関数だけでは難しい高度な作業でもマクロであれば対応可能で、プログラミングの知識がない人でもマクロを記録させておけば簡単に利用できる点が特徴的です。
RPAとExcelマクロ、どちらも業務の自動化に役立つシステムという点では同じです。
ですが、使用するための難易度、そして活用シーンに違いがあると言えるでしょう。
ExcelマクロはExcel上でのみ動作するのに対し、RPAはさまざまなアプリやWebサイトと連携可能です。
RPAは主にパソコン上で業務の自動化を行うのに対し、ExcelマクロはExcel上で自動化を実現します。
また、RPAはOCRやAIといった技術を活用することができますが、Excelマクロは独立したものとなるためこのような活用はできません。
おすすめの類似RPAツール
継続率98%の国産RPA: Robo-Pat DX(ロボパットDX)
(4.5)
月額費用 | 要問い合わせ | 無料お試し | あり |
---|---|---|---|
初期費用 | 0円 | サポート費用 | 0円 |
プログラミングなどの専門的な知識がなくてもロボットを作成できる手軽さと、中小企業でも利用しやすい料金体系が魅力的で、すでに導入実績950社を突破している実績があり、その優れたサービス体制から利用継続率は、98%を達成しています。
ノンプログラミングでロボットを作成
ロボパットDXは、プログラミングなどの専門的な知識がなくても手軽にロボットを作成することができます。 RPAを自社に導入したいが、エンジニアがいないため新しいシステムを導入することができないという課題に対しても、現場の社員がロボットを作成して指示を出すことができるロボパットDXであれば、簡単に運用を開始することが可能になります。
短期での利用が可能
RPAツールの中には、年間契約しかできず、繁忙期だけRPAを導入したいのに余計なコストが発生してしまうものもあります。 ロボパットDXは、利用者側のニーズを理解して設計されているため、1ヶ月単位での導入を実現しています。
さまざまな課題を解決
ロボパットDXを導入することで、属人的な業務の解消やスムーズな引き継ぎが実現できるようになります。また、売り上げに直結しないようなルーティーン業務の自動化、ロボットによる人材不足の解消なども可能になり、業務におけるミスや確認作業のストレスも軽減できます。
類似サービス: ipaSロボ
(4.5)
月額費用 | 120,000円 | 無料お試し | 1ヶ月無料 |
---|---|---|---|
初期費用 | 0円 | 最低利用期間 | 1ヶ月〜 |
ipaSロボとは、株式会社デリバリーコンサルティングが提供しているRPAサービスです。 プログラミングなどの専門的な知識が不要で、手軽に導入できる点が特徴的で、作業ステップ単位にコマンドを設定するだけで業務の自動化を可能とします。
RPAコンサルタントによる無償サポートを提供
ipaSロボでは、「どの業務にロボットを導入すべきか」、「ロボットを作成する人材の確保・育成」などについて、RPAコンサルタントがプランニングからサポートしてくれるため、安心して導入することができます。
簡単操作でロボットを作成
画面上から簡単に設定することができ、作業ステップ単位で「どのような業務を行うか?」、「どのような条件を設定するか?」といったコマンドの指定をするだけで、プログラミングの知識がない方でも操作することができます。
充実のサポート体制
操作方法など不明な点については、いつでも質問ができるヘルプデスクが用意されているだけでなく、操作方法が学べるオンライントレーニングも提供しているため、初めてRPAを導入するという方でも安心です。
サポート体制に優れたRPA: RoboTANGO
(4.5)
月額費用 | 5万円 | 無料お試し | あり |
---|---|---|---|
初期費用 | 10万円 | 最短導入期間 | 要問い合わせ |
実際にRoboTANGOを導入した企業からは、「業務時間が大幅に削減できた」、「サポート体制が優れている」といった声が挙げられており、機能性はもちろん、初めての方にも親しみやすいサービスであることがわかります。
複数端末で利用可能
RoboTANGOは、一つのライセンスを複数のPC端末で利用することができるフローティングライセンスが標準搭載されています。 そのため、離れた拠点や部署を跨いだ利用も可能なため、最小限のコストで運用することが可能です。
低価格で利用できる
RPAツールは、初期費用や月額費用が高額になってしまい、自ずと大企業向けの製品が多いという印象を持つ方も多いでしょう。 RoboTANGOは、1ライセンス5万円から利用できるため、スタートアップ段階の企業でも導入しやすいという特徴があります。
録画機能でスムーズにロボット作成
RoboTANGOには、画面上の操作を録画する機能が搭載されており、これを活用して、はじめからスムーズにロボットを作成することができます。 ロボット開発の専門的な知識がなくても、普段行なっている業務をPC上で録画してロボットに覚えさせることで、簡単にベースのロボットを作成することができるため、導入から本格的な運用までを短期間で実現することが可能です。
RPAとVBAの違い
VBAとは、Visual Basic for Applicationsの略でMicrosoft Officeのツール上で動作するプログラミング言語のことを指します。
主にWordやExcel、PowerPointなどを活用した自動化にVBAは用いられ、表計算、データ検索など幅広い作業の自動化が可能です。Excelで動作する場合はExcel VBAと呼ばれます。
VBAとRPAの違いとしては自動化の範囲に違いがあり、VBAがOfficeツール・Webブラウザが自動化の対象であるのに対し、RPAはパソコン上、Webサイトのアプリまでもが自動化できます。
RPAはITリテラシーが低い方でも利用できることを想定して設計されているため、導入のハードルが低い点も特徴的です。
一方でVBAはプログラミング言語ですので、使用難易度は高めと言えるでしょう。
利用ハードルの低さで言えばRPAがおすすめですが、Officeツールだけで作業が完結するという場合ではVBAを利用した方が効率化の恩恵が大きいという場合があります。
RPAとExcelマクロ、VBAの利用シーン
RPAはExcelマクロやVBAでカバーできないアプリケーションとの連携が必要な場合に利用すると良いでしょう。
また、ExcelマクロはPCへの負荷をかけずに作業したい場合におすすめです。
VBAはExcelマクロでは自動化できないけれどRPAを導入するほどでもない反復業務を自動化するのに適しています。