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企業にとっては自社のプロモーションはWEBや紙ベースものだけでなく、セミナーやウェビナーなどのイベントによって行うことで大きな効果が得られる場合があります。しかしイベントを開催したことがないという企業にとっては、作業工程の確認や人員・会場の確保など何から始めたらいいかわからないというケースもあると思います。
そこで今回はセミナー・イベント管理ツールのDoorkeeper(ドアキーパー)というサービスについてご紹介させていただきます。
Doorkeeperとは
DoorkeeperとはDoorkeeper株式会社が提供しているセミナー·勉強会・イベント管理ツールです。
イベントを主催したことがないという企業でもイベント開催までの作業工程を効率化することができるため多くの企業が導入しています。
イベント成功のノウハウはもちろん集客率アップを目指したいという企業にもおすすめです。開催者だけでなく参加者にとってもイベント参加がしやすくなる仕組みになっています。
おすすめの類似イベント・セミナー管理ツール
イベント開催に関する機能がオールインワン: eventos
(4.5)

月額費用 | 要問い合わせ | 無料お試し | 要問い合わせ |
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初期費用 | 要問い合わせ | ライブ配信 | 可能 |
ウェビナーやオンライン商談・展示会などを簡単に開催することができるイベントプラットフォーム。多くの機能を1ツールで一元管理。自社専用のイベントプラットフォームが持て、カスタマイズも自由にできます。
デザイン性の高いイベントサイトの構築ができる
eventosは、カスタマイズ性の高さで自社の特色を反映したイベントサイトをデザインすることが可能です。 ウェビナーやカンファレンス、アンケートなど、企業のニーズを実現するための機能を自由に選択して公開できるため、ブランディングに強いサービスと言えるでしょう。
簡単な操作性
イベントサイトの構築には、専用の知識が必要で、操作も難しいイメージがあります。 しかし、eventosは使いたい機能をドラッグ&ドロップするだけで、イベントの構築から公開までが可能なため、PCの操作が苦手という方でも無理なく運用することができます。 Google AnalyticsやGoogle Tag Managerのタグを挿入すれば、アクセス分析も可能です。
リード獲得に特化している
eventosでは、BIツールやMAツールと連携することで、イベントへの参加申し込み情報やアンケートの回答内容、ウェビナーの視聴時間までを分析してCSVに出力することが可能です。 1つのツールで複数の機能を一元管理できるため、管理の煩雑化も起きにくく、いつでもリアルタイムなリード分析で、ホットリードの獲得が実現できます。
Doorkeeperの機能·特徴
参加率アップのための機能が豊富
Doorkeeperではクレジットカードや銀行振込で参加者が前払いできる仕組みがあるので参加率をアップさせることができます。
また、早期割引や学生割引などの付加価値をつけたチケットを販売することができるので色々な人にイベント参加を呼びかけることが可能です。
申し込みフォームの作成、カスタマイズもできるので事前に参加者の簡単な情報を収集することが可能です。
キャンセル待ちを登録することもできるので急な欠員がでても安心なのはもちろん、次回のイベントに向けておおよその規模を予想することが可能になります。
コミュニティ作成機能
Doorkeeperを利用してイベントを開催するにはコミュニティの作成がかかせません。
自社にあったコミュニティにカスタマイズが可能です。開催予定のイベントのこと以外でもコミュニティのメンバーにメールで情報を一斉に送信することが可能でメール開封率のデータも把握できます。
コミュニティメンバーのメールアドレスなどの情報は主催者が管理することができるので自社での分析に役立てたり、他のソフトへ出力することも可能です。
プロモーション機能
Doorkeeperにはイベントを開催したい、イベントに参加したい人が集まっているのでそのネットワークにイベントの案内を出すことでイベント参加者の獲得を促進することができます。
文字だけでなく画像を載せることができるので視覚的にどんなイベントを想像させることができます。
イベント、コミュニティのページに載せる文章は日本語だけでなく英語に翻訳することができるのでグローバルなイベントを開催することが可能です。
Doorkeeperの料金·価格
Doorkeeperでは初めてのイベントは無料で開催することができます。2回目以降は有料プランに申し込む必要があります。
スタータープランは月額1,500円、プロプランは月額4,000円、プラスプランは月額8,000円、ビジネスプランは月額16,000円です。参加者はオンラインチケットをクレジットカードや銀行振込で購入することでイベントに参加することが可能です。
それぞれのプランでの開催予定イベントの上限は、スタータープランで5回まで、プロプランで15回まで、プラスプランで50回まで、ビジネスプランで200回までとなっています。
コミュニティの作成はいずれのプランでも無制限に可能です。
プライバシー強化オプションについてはスタータープランのみ対応していないので注意しましょう。
グーグルアナリティクスとの連携についても同様です。
チケット販売については、スタータープランとプロプランは銀行振り込みに対応していません。
2020年6月現在/詳細は公式サイトを確認
Doorkeeperの強み
Doorkeeperの最大の強みはイベントの準備から開催、その後までをしっかりと効率化できるという点にあります。
イベントの集客率に伸び悩んでいるという企業やイベント開催のためのノウハウがないという企業でもDoorkeeperを利用することでしっかりと実績を残せるようになります。
また、初回のイベント開催については有料プランに入る必要はないので無料でDoorkeeperの便利な機能やコミュニティを利用することができるというのも強みです。
利用企業からの評判·口コミ
申し込み状況がすぐに確認できるのが素晴らしいですね
“セミナー運営のためにDoorkeeperを導入することにしました。以前は自分たちで申し込みフォームを作っていて管理に手間がかかっていました。Doorkeeperはワンクリックで申し込み状況が確認できるので助かっています。開催後に参加した人や不参加だった人などのデータをリストで簡単に確認できるようになったのも嬉しかったです。”(株式会社スワールコミュニケーションズ様)
メンバー管理が楽になりました
“Doorkeeperを利用することでイベントに参加したメンバーのリストが簡単に閲覧できるようになったのが嬉しいですね。キャンセルした人へメールを配信することができる機能なども活用させてもらっています。このような機能を利用できることで次回のイベント参加を促すためのきっかけとして利用させてもらっています。”(株式会社ダイレクトサーチジャパン様)
SNSでの評判·口コミ
Doorkeeperで「オンライン開催」設定ができるようになってて、これにしとくと場所の代わりにURLが掲載できて、参加者だけにアナウンス。
— aki@春🌸初夏かも (@akigonn) July 2, 2020
QRコードの発行もなくなるので、参加者にわかりやすい。
QRコードいらないよっていうアナウンスが不要になる。#Doorkeeper #オンラインイベント
集客でとても便利なDoorkeeper。
— 庭山@学び前進し続ける経営者 (@CLAVIS_1) May 20, 2020
これだけでイケると思ってたけど、今日教えてもらって、Facebook広告は実はむちゃくちゃDoorkeeperと相性が良いことを知る。
ふふふ、マーケティングの知識増えるのむっちゃ楽しい!
類似サービスとの比較
Doorkeeperとの類似サービスとしてはPeatixやイベントレジストなどが挙げられます。これらのサービスを料金面や特徴で比較すると以下の通りです。
サービス名 | 料金(月額) | 初期費用 | お試し利用 | 特徴 |
Doorkeeper | ·スタータープラン/1,500円 ·プロプラン/4,000円 ·プラスプラン/8,000円 ·ビジネスプラン/16,000円 | 0円 | 初回無料 | ·多彩なコミュニティが作れる ·事前にプロモーションができる |
Peatix | 0円〜 | 0円 | あり | ·無料でイベントを開催できる ·低価格から運用可能 |
イベントレジスト | 0円〜 | ·Basic/0円 ·Basic+/50,000円 ·Premium/要見積もり ·Enterprise/要見積もり | あり | ·SNSで情報拡散が可能
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料金面の比較では無料でイベントを開催することが可能なPeatixかイベントレジストがおすすめです。機能面での比較としてはコミュニティが作れることで二次的なメリットも期待できるDoorkeeperがおすすめです。
セキュリティ体制について
Doorkeeperとユーザーの間で行われるやりとりはHTTPSが使用され、TLSで暗号化されるので安心です。
万が一データが破損してしまっても毎日バックアップが行われているのですぐにデータを復元することができます。
パスワードは8文字以上、大文字·小文字·数字·特殊記号を組み合わせて設定することができるので堅牢性の高いパスワードを設定することが可能です。また、一定回数パスワードを間違えた際にはアカウントが自動的に凍結される仕組みなので外部からの不正なアクセスに対してもしっかりと対策ができています。
世界中の有名企業が導入しているアマゾンウェブサービス(AWS)を使用しているので高いセキュリティを維持でき、クレジットカード決済にはStripeを使用することでDoorkeeper側にクレジットカード情報が渡らないように対処されていることからもセキュリティに非常に注意しているサービスと言えるでしょう。
Doorkeeperでイベント開催の効率化を
今回はセミナー·勉強会·イベント管理ツールのDoorkeeperをご紹介させていただきました。イベント開催にはノウハウが必要でいきなりイベントを自社で開催しようとしても、集客が上手くいかなかったり入退場がスムーズにできないなどのトラブルが発生してしまうかもしれないのでぜひ管理ツールを使って効率化しましょう。
画像·データ出典:Doorkeeper公式サイト