ワークフローシステムは自作できる?
ワークフローシステムは自作することが可能です。
特殊な業種・業態を行う企業は、ぴったりなワークフローシステムをなかなか見つけづらいという恐れがあるため、そういった場合は、自作を検討することをおすすめします。
ワークフローシステムの自作においては、当然、相応の手間がかかる上、カスタムにおいてコストがかかる場合もありますので、それらを念頭においておく必要があります。
既存のシステムと比較して、自社に最適と思われる方法を選ぶことをおすすめします。
ワークフローシステムを自作する方法
ワークフローシステムを自作するには、以下、3つの方法が考えられます。
Excelの利用
ワークフローシステムの自作では、Excelがよく利用されます。
Excelは、サーバーやシステムに依存することなく、比較的簡単にワークフローシステムを作ることができます。
現在使っている紙の申請書の書式を継続して、Excelに落とし込めるのも大きな利点と言えるでしょう。
紙媒体に出力する必要がある場合も、対応しやすいはずです。
Googleフォームを利用
Googleフォームとは、Googleが提供しているサービスの一つです。
このGoogleフォームを活用して、ワークフローシステムを自作することができます。
例えば、
- フォームのタイトル
- メールアドレス
- 氏名
- 内容
などを設定できるため、この機能を利用し、ワークフローシステムを作成します。
例をあげると、タイトルを「交通費」などとし、必要な項目を設定すれば、交通費の承認に関する入力フォームが出来上がります。
オープンソースを利用
Exment・Activiti・Tec STORKなどの、オープンソースを利用する方法も、ワークフローシステムの作成に最適と言えます。
システムの構成に必要なソースコードは無料で公開されているため、そちらを使えば有能なワークフローシステムを作ることができます。
ただし、後から変更や改変を行う場合、ある程度プログラミングの知見を持っていた方がベターでしょう。
まとめ
以上、ワークフローを自作する方法を解説いたしました。
自社の業務内容に適合したワークフローシステムが見つからずに、自作を検討している企業の方はぜひ、参考になさってみてください。