動画配信システムの配信方法は?
ダウンロード配信
ダウンロード配信は、動画データを端末側に全てダウンロードした上で再生する配信方式のことを指します。
一度ダウンロードしてしまえばオフラインでも利用でき、通信制限などの回線速度が遅い状態でもスムーズな再生ができます。
サーバーへの負荷も少なく、低コストで配信ができる点はメリットですが、ライブ配信ができず、コピーされるリスクが高いことはデメリットになります。
ストリーミング配信
ストリーミング配信は、動画ファイルのデータを小さいサイズに分けて、受信した分から再生する配信方式です。
ライブ配信が可能で、コピーされにくい点はメリットですが、配信コストが多くかかることはデメリットでしょう。
また、ストリーミング配信には、視聴者がサーバーにあらかじめ用意されている動画ファイルにアクセスして好きなタイミングで動画を見るオンデマンド配信とリアルタイムに配信された動画を見るライブ配信があります。
オンデマンド配信は動画の撮り直しが可能なため、クオリティを高めることができ、ライブ配信はリアルタイムの情報を共有して双方向のコミュニケーションを取ることができます。
プログレッシブダウンロード配信
プログレッシブダウンロード配信は、動画データをダウンロードしながら再生する技術のことを指し、動画を視聴している端末にデータを一時ファイルとして保存しながら再生することができます。
ストリーミング配信より低コストで動画配信が可能で、スモールスタートにも適しています。
ただし、動画ファイルが端末にダウンロードされるため、コピーのリスクがつきものです。
社内のイントラネットとして利用する場合にはおすすめでしょう。