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ビジネスにおいて顧客体験の向上は売り上げアップはもちろんのこと企業価値を高める意味でも非常に重要なことです。
顧客体験向上のためには自社WEBサイトを訪れたユーザーに、欲しいタイミングで適切な情報を提示する必要があります。
これを実現するためにエンジニアを雇い、費用をかけてサイト回収に力を入れる企業も多いでしょう。ですが昨今ではWEB接客サービスを導入することで簡単に企業の課題を解決できるケースが増えています。
今回は今注目のWEB接客サービスの中からSprocketというサービスについてご紹介させていただきます。
Sprocketとは
Sprocket(スプロケット)とは株式会社Sprocketが提供しているWEB接客サービスです。
WEBサイトに訪れたユーザーのステータスに合わせて適切なタイミングで最適なアクションを起こします。
ユーザーが離脱したタイミングを集計して分析し、その要因を解明して離脱率改善の仕組みを設計してくれるのでユーザー体験の向上へと繋がります。
サイトのコンバージョン率改善のツールとしての側面とプロのサポートを合わせたシステムなのでサイト改修の知識や経験がない担当者でも安心して運用できることから幅広い業種・業態で導入されています。
サービス利用継続率も93.8%と高く、確かな効果を実感することができます。
Sprocketの特徴・機能
プロデューサーによるサポート
Sprocketでは施策の設計、課題分析やシナリオ設定、検証までを経験豊富な専任プロデューサーが実施してくれます。
導入企業側は最初にサイトにタグを1行埋め込むだけなので手間がまったくかかりません。
その後はプロデューサー側から提案されるシナリオ案の確認、承認をするだけです。
シナリオリリース後はデータ分析チームが成果分析をレポートしてくれるのでマーケティング経験がない担当者でも安心して運用することができます。
これまでにSprocketで行ったABテストは15,000回以上で、その経験から生み出された成功シナリオの数は100パターン以上にもなります。この豊富な経験から業種や業態を問わずに幅広い分野でのサポートが可能となっているのです。
また、Sprocketには顧客体験開発という部署がありより良い顧客体験を生み出すためにシナリオのブラッシュアップと開発を行っています。これらの取り組みと専任プロデューサーによる力強いサポートがあるので導入企業は確かな効果を実感することが可能になるのです。
データ連携機能
Sprocketでは従来のWEBサイト解析ツールとは違い、ページビューの分析ではなくページをスクロールしてユーザーがどこまでページを見たか、どのボタンをクリックしたのかなどのユーザーの興味・インテンションを分析することができます。
これらのサイト内行動の分析とページビューを共通的に扱うことで質の高いデータをサイト分析に取り入れることができるようになり、より精度の高いWEB接客を実現することができます。
データの高速処理が可能なので購入履歴を過去全てまで遡ることで細かいセグメント作成が可能になります。ユーザー体験向上のためにはパーソナライズ化されたユーザー体験を実現することが欠かせません。Sprocketでは大量のデータを使った分析によってこれを実現することが可能です。
また、外部システムとの連携も可能です。Adobe AnalyticsやSalesforceといった有名SFA/CRM・メール配信システムとの連携が可能で、サイト分析によって得たデータを利用して顧客ごとに最適なメールを送るなどの活用が可能になります。
分析・シナリオ機能
Sprocketではコンバージョン影響度分析機能を搭載しており、WEBサイトのアクセスビューを活用・分析し、コンバージョン影響度の高いページをリストアップさせることが可能になります。このコンバージョン影響度分析機能を活用することでシナリオを導入すべきページを判断することが可能になり、インパクトの大きいページでABテストを実施することができます。
また、ヒートマップ分析も可能でアテンションヒートマップ(ページ内の閲覧回数が多い部分を計測)、スクロールヒートマップ(ページスクロールを計測)、クリックヒートマップ(ページ内でのクリックを計測)という3つの分析機能を搭載しています。
一般的なヒートマップと違い行動データの有無、シナリオ表示の有無でヒートマップ画像を分けて出力することが可能です。
接客の企画段階でヒートマップ分析を行いコンバージョン率の高いコンテンツを把握することが可能になるのでコミュニケーション設計に役立てることができます。コミュニケーション後のヒートマップ分析によって効果検証を行うことも可能です。
Sprocketのシナリオは1つのポップアップを表示するのではなく、ユーザーの選択によって別のポップアップを表示させることが可能です。
また、AIを利用したシナリオの割り当てにもいち早く力をいれていて、サイトを訪問したユーザーのコンバージョン率を機械学習によりスコアリングしたり、過去の行動データを機械学習することで接客ページで最適なパターンを自動で選択、コンバージョンの向上に繋げることが可能です。
過去の行動データの機械学習によって最適なタイミングでの接客を行いコンバージョンを向上させる機能も搭載しています。
おすすめのWeb接客ツール
おすすめの類似WEB接客サービス
企業DXを実現するAIチャットボット: OfficeBot powered by ChatGPT API.
(4.5)
月額費用 | 150,000円〜 | 無料お試し | 要問い合わせ |
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初期費用 | 350,000円 | 最短導入期間 | 要問い合わせ |
実際にOfficeBotを導入した企業からは、「社員の自己解決力が80%以上に向上した」、「回答到達率が80%になった」、「店舗サポートの事務工数が84%削減された」といった声が挙げられており、確かな導入効果が期待できるサービスと言えるでしょう。
自動化で企業DXを促進
OfficeBotは、幅広い業務で自動化を実現することができ、カスタマーサポートやバックオフィス、セールスなど、その範囲は多岐にわたります。 上記のような業務にチャットボットを導入することで、業務スピードの加速を実現し、生産性や顧客満足度の向上につなげることが可能となります。 特にバックオフィス向けのAIチャットボットとしては先駆けで、多くの企業に導入されており実績豊富なところが特徴です。
AIチャットボットが顧客の自己解決力を改善
OfficeBotのAIチャットボットは、導入企業側でFAQを登録した瞬間から即戦力として活躍することができます。 これは一つのFAQからAIが質問パターンを自動拡張する独自のAI技術によって実現しており、通常のAI運用で発生する学習作業や検索語句設定など一切不要となっています。
他言語に対応
OfficeBotは日本語だけでなく、簡体中国語、繁体中国語、英語、韓国語と多言語に対応しています。 特徴的なのは、日本語でFAQを登録するだけで、これらの外国語に自動対応してくれるという点です。
類似サービス: GENIEE ENGAGE
(0)
月額料金 | CV数×CV単価 | 無料お試し | 要問い合わせ |
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初期費用 | 0円 | 最短導入期間 | 要問い合わせ |
GENIEE ENGAGEとは、株式会社ジーニーが運営しているカゴ落ち・フォーム落ち防止対策ツールです。 購入/申込中で離脱してしまった、いわゆるカゴ落ち・フォーム落ちユーザーに対して、メール/SMSを活用してアプローチが可能で、ホットユーザーの取りこぼしを防ぎます。
最適なクリエイティブを作成
GENIEE ENGAGEは、これまでに多商材・多業界の導入実績があり、その経験を活かして商材・サービスごとの訴求に合わせたクリエイティブを作成しています。 メールでは、HTMLを用いて商品画像やバナー画像を差し込み、テキストだけでなく視覚的に訴求することも可能です。
送信回数と送信時間をカスタマイズ
GENIEE ENGAGEは、訴求メールの送信回数と送信時間をカスタマイズすることが可能です。 他社ツールでは、1回のみがデフォルトとなっていますが、GENIEE ENGAGEであれば、独自機能で2回の複数回送信が可能で、CV数をより高めることができます。
安心のサポート体制
GENIEE ENGAGEは、導入企業専属のカスタマーサポートが実装から配信の最適化までをサポートしているため、安心して導入することができます。 定期的に改善ミーティングを実施し、より配信効果を高めるためのコンサルティングを行なっています。
類似サービス: OPTEMO
(4.5)
月額料金 | 要問い合わせ | 無料お試し | 要問い合わせ |
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初期費用 | 要問い合わせ | 最短導入期間 | 要問い合わせ |
OPTEMOとは、株式会社ジェイタマズが運営している商談獲得ツールです。 Webサイトを訪問した顧客が見ている画面をリアルタイムに確認しながら、最適なタイミングでチャットや音声通話によってリードを獲得することができます。
商談化率の高いリードとコミュニケーションがとれる
OPTEMOは、専用のコードを導入したいページへ入れるだけで導入することができます。 Webページを訪問者した顧客の動きをリアルタイムに把握し、温度感が高い最適なタイミングでチャットや音声通話によってコミュニケーションを図ることが可能です。
インサイドセールスが自ら商談を獲得
OPTEMOでは、顧客側・企業側双方がチャットや音声通話を活用してコミュニケーションを図ることができます。 サイト訪問者が見ているページをリアルタイムに可視化できるため、顧客側の温度感が高いタイミングでインサイドセールス部門自ら声掛けし、商談を獲得することが可能となります。
SFA/MAツールと連携
OPTEMOは、Salesforceやhubspot、Marketo、Marketing Cloud Account Engagement(旧:Pardot)といったSFA・MAツールと連携することができます。 これらのツールと連携することで、顧客の温度感がより高いタイミングでのアプローチが可能となります。
Sprocketの価格・料金プラン
Sprocketでは初期導入費用+月額料金にて利用ができる料金プランを提供しています。月額費用はサイトごとに仕様が異なるのでプランが変わります。
詳細は公式サイトよりお問い合わせが必要です。通常、契約から運用までは1ヶ月ほどかかり、最短では2週間程度で運用可能なケースもあります。
2020年6月現在/詳細は公式サイトへ
利用企業からの評判・口コミ
CV率が最大166%に
“商品数が多いことからユーザーが欲しい商品を探しにくいという課題があり、これを解決するためにWEB接客ツールの導入を決めました。いくつかのシナリオを担当者の方から提案していただき、いずれもコンバージョン率100%以上を記録し、コンバージョン率が大きく向上しました。”(株式会社ワコール様)
シナリオを通して多くの知見を得られました
“Sprocketのおもてなしの精神を知り、このツールであれば丁寧なコミュニケーションが実現できると思い導入を決めました。また、企画から検証まで一気通貫でサポートしてくれるというところにも魅力を感じました。専任サポートとの二人三脚での運用でこちらの意図を汲み取ったシナリオを提案してもらえるのが嬉しかったですね。”(株式会社フェリシモ様)
SNSでの評判・口コミ
web接客ツール sprocket、CV最適化に良さそう。
— Ken / Webディレクター (@kengallery1989) June 4, 2019
saleseforceから資金調達って書いてあったけど、連携できるようになるんかな?
Sprocketのいい評判・口コミ
Sprocketでは、以下のような良い口コミ・評判がありました。
・コンサルタントによる手厚いサポートと、柔軟に設定できる接客機能が気に入っている
・接客機能のシナリオ作成では仮説の検証が気軽にできるため、サイト改善に役立てやすい
・サイト内でのユーザーの動きから性別や年齢などの属性を把握できるため、的確なアプローチが可能
フィードバックや施策の提案、分析などの運用支援を丁寧に行ってもらえるサポートの充実性がおもな評価の理由として挙げられています。
また、細かな部分の仮説・検証も気軽に行えるため、サイト改善に活用しやすい点も評価されているようです。
ほかには、訪問ユーザーに合わせた効果的なアプローチがしやすい点や、ユーザーに合わせたポップアップやバナーの作成が可能な点などにも満足する声が見られました。
Sprocketのその他評判・口コミ
Sprocketでは、その他に、以下のような口コミ・評判がありました。
Sprocketのその他口コミ・評判
・管理画面が整理されておらず見にくい
・施策とユーザーの属性をリンクさせた具体的な分析ができない
・過去に行った施策をもとに施策を考えるため、選択肢が狭いと感じる
悪い評価としては、管理画面が見づらく使いにくい点や、施策とユーザー属性をリンクさせた分析ができない点などが挙げられています。
また、施策を考える際、過去の施策をもとにすることから選択肢が狭いと感じるユーザーがいるようです。
ほかには、マーケターとのプロジェクト管理に利用されるツールである「Backlog」でのやり取りが不便との意見もありました。
Sprocketを導入した結果は?
Sprocketを導入した結果に関しては、以下のような評判・口コミがありました。
Sprocketを導入した結果に関する評判・口コミ
・学習者のフェーズに合わせたコンテンツ提供をすることで予約率を改善できた
・シナリオを表示したことによって会員登録率が1.5倍アップした
・操作方法の説明やページの案内など、細かなサポートが可能になったことにより、離脱者の低減と売上アップが実現した
多くの企業が、CV率や売上の向上、抱えていた課題の解決に役立ったと感じています。
具体的な施策としては、サイト内でのユーザーの行動に合わせたポップアップ表示、コンバージョン率の低いページの動線施策などを行ったそうです。
ほかにも、Web接客機能の活用、休会しようとするユーザーにデメリットを伝えるポップアップ表示などを行った企業が見られました。
Sprocketの改善希望ポイントは?
Sprocketに関しては以下のような、改善希望ポイントがあるようです。
Sprocketで改善して欲しいポイント
・管理画面を見やすく整理してほしい
・他社の事例も参考にした施策の提案をしてほしい
・ツール上でプレビューの確認をできるようにしてほしい
機能面に関しては、プレビュー機能の実装や管理画面の見づらさを改善してほしいといった声が見られました。
コンサルティングに関しては、施策の提案に他社事例を交えた施策の提案をしてほしいとの意見があります。
施策の評価だけでなく、サイト全体での目標売上にコミットした運用支援をしてほしいと感じたとの声も。
類似サービスとの比較
Sprocketとの類似サービスとしてはチャットプラスやフリップデスクなどが挙げられます。これらのサービスを料金と特徴で比較すると以下の通りです。
サービス名 | 料金(月額) | 初期費用 | 特徴 |
Sprocket | 要問い合わせ | 要問い合わせ | ・専任のプロデューサーによる手厚いサポート ・効果の高いシナリオ設計 |
チャットプラス | ・ミニマムプラン(1,500円~) ・ビジネスライトプラン(5,800円~) ・ビジネスプラン(15,800円~) ・プレミアムプラン(28,800円~) ・AIチャットボット(150,000円~) | 0円 | ・最短3分でチャットサービスが利用可能 ・1IDで複数端末からログイン可能 |
フリップデスク | 5,000円〜 | 150,000円 | ・導入はタグを設置するだけ ・マルチデバイスに対応 |
料金面では初期費用がかからず最安1,500円から利用できるチャットプラスがおすすめです。運用担当者をサービス側に任せたい場合や担当者の経験が浅いという場合は手厚いサポートによって二人三脚にシナリオを試していけるSprocketの利用がおすすめです。
この製品に関連する動画を紹介
Sprocketでサイトにおもてなしの精神を
今回はWEB接客サービスのSprocketについてご紹介させていただきました。ユーザーの顧客体験向上のために自社サイトを様々な視点から分析・効果検証しコミュニケーションに活かすことができるWEB接客サービスは積極的に導入を検討したいものです。
導入に際しては予算はもちろんですが、現状でのサイトとしての課題や運用をサービス側に任せるのか担当者が行うのかを事前に決めておくことが重要です。サービスによっては期間限定で無料トライアルを実施しているサービスも多いので試験的に運用してみて本格的に導入する前に自社の課題を明確化することもおすすめです。
画像・データ出典:Sprocket公式サイト