今回は、「売掛保証サービス」について解説いたします。
売掛保証サービスとは、企業間取引における未払いや、支払いの遅延などのリスクを解消できるサービスです。
いわゆる「掛取引」のリスクを払拭したいと考えている企業の方はぜひ、参考になさってみてください。
売掛保証サービスとは
売掛保証とは、取引先の倒産などの事情で、売掛金の回収ができなくなった場合に、保証会社が保証金額を支払うサービスのことを指します。
保証会社に保証料を支払っておき、売掛債権に対し保証をかけておくことで、回収が困難になった際に、保証金額が支払われる仕組みのサービスです。
通常の企業間取引においては、商品・サービスを納品したのちに、後払いで代金が支払われる「掛取引」であることが一般的です。
したがって、代金回収までのタイムラグによって、未入金のリスクが発生する恐れがあります。
取引先の業績悪化・倒産・破産で代金が未回収になってしまう際のリスクヘッジとして、売掛保証サービスは大いに役立つのです。
おすすめの売掛保証サービス
類似サービス: URIHO
(4.5)

月額費用 | 9,800円〜 | 無料お試し | 9,800円〜 |
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初期費用 | 要問い合わせ | 最短導入期間 | 要問い合わせ |
URIHOとは、株式会社ラクーンフィナンシャルが運営する売掛保証サービスです。 URIHOを利用することで、取引先の倒産や支払い遅延などによる未払いが発生した際に、取引代金を保証してもらうことができるため、積極的に取引ができるようになるだけでなく、キャッシュフローの安定も実現できます。
審査は最短即日
売掛保証サービスは、書類で手続きを行うサービスもあり、その他の手続きも煩雑で、審査に時間がかかってしまうケースもありました。 URIHOは、20年以上の審査実績があり、開発力にも優れているため、最短即日で審査を完了することができます。
高い審査承認率
URIHOは、年間12万件の審査実績があり、類似サービスでは対応できない個人事業主も引き受けることができます。 契約期間の縛りは無く、1ヶ月ごとの利用料の支払いとなっているため、利用しやすく保証先の保証額も売上に合わせて柔軟に変更することが可能です。
支払い遅延にも対応
一部の売掛保証サービスでは、取引先が倒産した場合にのみ対応しているケースもあります。 URIHOでは、資金不足や夜逃げ、事務所の閉鎖などによる支払い遅延にも対応しているため、利用企業は積極的に取引を行うことができるようになるというメリットが生まれます。
おすすめの売掛保証サービス
URIHO
特徴
URIHOとは、株式会社ラクーンフィナンシャルが運営する売掛保証サービスです。
取引先の倒産・支払い遅延などによる取引代金の未払いが保証され、キャッシュフローが安定します。
1,300社以上に導入されている実績をもち、安全に取引を行いたい企業におすすめです。
料金
初期費用:要問い合わせ
月額費用:9,800円~
※価格情報は2023年5月時点のもの
セキュアボックス
特徴
セキュアボックスは、売掛金を保証するサービスとして、保証をかけていることを相手先に知られることなく、利用することができます。
会社の倒産・共倒れリスクなど企業取引で発生するリスクの解決に最適です。
料金
初期費用:要問い合わせ
月額費用:45,000円~
ギャランティ
特徴
ギャランティとは、株式会社Alarm boxが提供する、売掛保証サービスです。
債権ごとの簡単保証で、特にスタートアップ企業におすすめのサービスを展開しています。
料金
初期費用:要問い合わせ
月額費用:500円~
売掛保証サービスのメリット
未回収リスクを解消できる
上述した通り、掛取引では、支払いの遅延・踏み倒し・貸し倒れなどのリスクが生じます。
もし、未回収が1件発生した場合、企業によっては経営が揺らいでしまう恐れもあるでしょう。
売掛保証サービスを利用すれば、取引先の倒産などの事情で、売掛債権が回収できなくなっても、保証金額の支払いが約束されます。
したがって、キャッシュフローが安定するのです。
与信管理業務がスムーズ萎える
売掛金に保証をかけていない場合、取引先に対する与信調査・督促業務などを行わねばなりません。
しかし、売掛保証をかけておけば、売掛金の未回収を心配する必要がなくなるため、与信管理業務がスムーズになります。
前金交渉・督促業務は困難を極める場合も少なくありません。
したがって、企業の負担軽減にも繋がることでしょう。
取引先の範囲が広がる
売掛保証の利用によって、未回収リスクを気にすることなく、取引が可能になることは再三述べてきた通りです。
それに伴い、新規顧客と安心して取引を行えるようになります。
引いては、未回収の不安を気にすることなく、ビジネスを拡大することができるのです。
売掛保証サービスの選定方法
価格が予算内に収まるかどうか
売掛保証サービスは、保証内容・金額によって料金が変動します。
多くの場合、月ごとに定額料金を支払ったり、保証金額に保証料率をかけたりするのが一般的です。
予算や自社のニーズに合わせて、最適なサービスを選定すると良いでしょう。
保証料率の相場は、おおよそ2〜8%です。
保証の範囲・条件が最適かどうか
売掛保証サービスの選定には、保証の範囲・条件が自社が求めるものと合致しているか確認することも重要です。
年商や保証額などによっては利用できなかったりなど、保証の条件が異なる場合も少なくありません。
支払いの遅延が保証の対象になる場合、取引先の倒産が保証の条件になる場合など、条件をしっかりと確認しておきましょう。
まとめ
以上、売掛保証サービスについて解説いたしました。
売掛保証サービスとは、企業間取引における未払い・支払いの遅延などのリスク解消を検討している企業の方はぜひ、参考になさってみてください。