ガリバーのフランチャイズは儲かる?収益モデルや市場性について
ガリバーとは?ガリバーのビジネス概要
ガリバーは東証プライムに上場しており、売上高は4500億円、国内に約440店舗を展開している大手の中古車販売会社です。
お客様認知度は96%と高く、圧倒的なブランド力で事業を拡大しています。
各フランチャイズ店舗は本部の全国買取ネットワークを利用することができ、約2万台もの車を自店の在庫として販売できます。
そのため、オーナーは在庫を抱えることなく中古車販売事業を運営でき、中古車の購入を希望しているお客様が見つかり次第中古車を仕入れ、販売して売上を生み出すビジネスモデルです。
ガリバーフランチャイズの収益モデル・年収例
ガリバーフランチャイズにおける、とあるフランチャイズ店舗の年間収支モデルは、以下の通りです。
【開業1年目の場合】
売上:約7025万円
原価:約5510万円
ロイヤリティ:約75万円
その他経費:約105万円
営業利益(年間):約1335万円
【開業3年目の場合】
売上:約1億2260万円
原価:約9120万円
ロイヤリティ:約183万円
その他経費:約206万円
営業利益(年間):約2751万円
ガリバーの市場性
中古車販売の市場規模は10年前と比べて約1兆円増と好調です。
その背景としては、世界的に半導体が不足していることが挙げられます。
車製造において半導体は、エンジン制御、ブレーキシステム、エンターテイメントシステムなど、さまざまな部品の生産に使われる重要な素材です。
そのため、半導体が不足することで新車の生産が遅れ、中古車へのニーズが高まっています。
また、ロシアのウクライナ侵攻により、半導体を作るための材料も供給が遅れているため、今後も中古車販売市場は拡大していくでしょう。
ガリバーのフランチャイズの開業資金や初期費用は?
ガリバーフランチャイズの開業資金・初期費用
ガリバーのフランチャイズに加盟した場合の開業資金は1500万円~1700万円ほどかかると言われています。
加盟金:800万円
保証金:500万円
初期システム費:200万円
開業準備金:100万円
ガリバーのフランチャイズの研修やサポート体制は?
万全の研修体制
1994年の創業より蓄積された中古車買取や販売のノウハウ、営業スキルなどを研修で学ぶことができます。
主な研修の種類は以下の通りです。
- ベーシック研修:ガリバーのビジネスの基本をマスターできる
- 商談基礎研修:お客様のニーズを探る方法や決め手となるトークスキルを身につけられる
- 商談応用研修:商談におけるどんなケースにも対応するための応用力を身につけられる
グループ方針発表会
全国の加盟店オーナー、事業責任者、店長が集まり、グループ方針の発表を行います。
また、キャンペーンの表彰式や優秀店舗の施工事例の紹介をするなど、加盟店のモチベーションを高めるイベントが催されます。
オーナー会
ガリバーにフランチャイズ加盟している全国のオーナーが一同に集まり、グループ方針や事業部方針の伝達を行います。
また、オーナー会終了後には懇親会が開催され、オーナー同士交流をしたり、本部役員との親睦を深められます。
FCリーダー会
グループ全体の経営戦略の共有、実績向上のためのベンチマーク、月度での予実管理を目的にFCリーダー会が開催されます。
加盟店の実績向上のため、各店舗の店長が参加する会議となっています。
ガリバーのフランチャイズの評判やオーナーの声
ガリバーのフランチャイズに加盟したオーナーの声を紹介します。
“利益が出るまで時間がかかると思っていましたが、加盟してから今に至るまで、ガリバー事業単体で利益が出ています。スタッフの教育について、オーナーであり店長である自分では行き届かない「会社とは…」「仕事とは…」といった意識の部分からSVサポートの指導が入ることに助けられてます。
ガリバーの経営方針が「すべてはお客様のために」とあるように、意識がお客様に向いており、他の中古車業者では真似できない商品やサービスがあるなど将来性を感じています。”
ガリバーのフランチャイズの失敗談や廃業率は?
ガリバーのフランチャイズの廃業率については調査中です。