無料でどこまで使える?formrun(フォームラン)の料金・評判・機能について

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自社サイトを運営している企業にとってフォームはマーケティングとしてはもちろん、ユーザーとの接点という意味で重要です。しかし自社でフォームを作成しようとすると専門的な知識が必要になり、エンジニアを採用しなければいけなかったり、結局外注で依頼することになり、高い費用がかかるといった問題が発生するケースがありました。そこで注目されているのがフォーム作成サービスです。

今回はそんなフォーム作成サービスの中からformrunというサービスについてご紹介させていただきます。

formrunとは

formrun(フォームラン)はWebマーケティング・メディア事業を手掛ける株式会社ベーシック(東京本社)の提供する、クラウド型Webフォーム作成システムサービスです。

WebフォームはどんなWebサイトにも用意されている、問い合わせ・資料請求などの入力フォームですが、formrunは、Webサイト訪問者とのコミュニケーションの接点としてフォームを重要視し、UI/UXを強化する為のテンプレート・付加価値機能を提供しています。

その重要性は理解していながら、マーケティング目的やキャンペーン募集の際などにフォームを作ろうにも開発に予算を掛けたくないという企業の課題を解決することができます。

formrunの特徴

formrunはWebの入力フォーム作成、問い合わせ対応、顧客管理までを実現するフォーム作成のシステムサービスで、操作性やデザイン、コンセプトを評価され、2018年度グッドデザイン賞にも選ばれています。

そんなformrunの特徴は大きく4つあります。

デザイン性の高いフォームを簡単に作成できる

formrunが用意しているテンプレートを選択、テキストを入力するだけで、ビジュアル豊かなフォームを誰でも簡単に作成することができます。作成したフォームには、URLを付与した「フォームアドレス」として、SNSへの組み込みも簡単に可能です。Webデザインの知識がなくとも、テンプレートから“いい感じ”のフォームを作ることができるのが魅力です。

カンバン方式のボード管理画面

お客様がフォームに入力したデータは、「顧客カード」として自動的にデータベース化。顧客の状況は、マネージャ画面の中で、カンバンに見立てた「ステータス」表示によって、顧客の状況が可視化され、お客様の状況に応じた管理が可能となります。通常のフォームからの問い合せデータでは、優先度や進捗が分かりにくいことによりお客様からの不満につながる恐れがありますが、formrunではそのリスクを最小化できます。

顧客管理ツールとしての活用

formrunではフォームに入力されたデータ管理のほか、電話等のコミュニケーションで確認した情報も顧客情報として登録することが可能で、顧客管理ツールとしても活用できます。部門毎の異なるコミュニケーションによって顧客情報が分散しがちな課題を解決し、ワンストップでの対応が実現します。

高度なセキュリティ対策

formrunは、Webフォームに個人情報が入力される重要性から、システムの仕組み・体制両面でセキュリティ対策も強化されています。

  • Webフォームに対してスパム対応の「reCAPTCHA」の設置
  • 24時間365日体制でのサーバー監視
  • データ暗号化
  • ISO 27001 (ISMS)の認証を取得

といった万全の体制でセキュリティ面を強化しているので情報の漏洩やデータ紛失などの危険性は極めて低いです。

formrunの機能・使い方

formrunは、Webフォームのテンプレートの用意を始めとして、お客様とのコミュニケーション、問合せ対応の進捗を円滑に進めるための管理機能が用意されています。

フォームテンプレート&ボード・プリセット

24種類のWebフォームのテンプレートが用意されていますので、テンプレートを選択、テキストを入力するだけでビジュアル豊かなフォームを誰でも簡単に作成可能です。

クリエイター機能

Webフォームクリエイター機能では、編集画面でパーツを移動させたり質問内容を入力したりすることでフォームを作成できます。HTMLやCSSの専門知識がなくても手軽にフォームを完成させられる機能です。

ボード機能・リスト機能

Webフォームから送信されたお客様からの問い合わせや登録依頼などの受付内容、その対応者、進捗状況についてカンバン方式でのボード形式で可視化します。同様に、リスト形式でも表示可能です。

リアルタイム・バリデーション機能

Webフォームの必須項目の判定や入力値の正確性の確認をリアルタイムに実現します。また、郵便番号から住所を自動的に割り出す「住所入力自動補完機能」も搭載しています。

自動返信メール機能

Webフォーム入力されたお客様に対しての確認通知メールを自動返信することができます。定型文の作成・利用によりお問い合わせに対する返信の対応時間を短縮することができます。

問合せ対応機能

お客様からの問い合わせや登録依頼内容、それぞれに対する進捗状況をダッシュボードにて確認できます。

コミュニケーション機能

お客様からの問い合わせや登録依頼が発生した時には、フォームからの収集情報をメールによる通知のほか、Slack・Chatworkなどのコミュニケーションツールと連携して通知させることもできますので、通常業務でのコミュニケーションツールに合わせた運用が設計できます。

formrunの価格・料金プラン

formrunの料金プランには無料を含めて提供機能の拡充に応じて、3つのプランがあります。Webフォーム作成可能数と対応する担当者の人数及び高度の管理機能の利用有無に依存しています。

  • 「Free」プランは、無料でフォーム作成数3つまで作成可能。対応者1名。    
  • 「Starter」プランは、月額4,980円でフォーム作成数無制限。対応者3名。
  • 「Professional」プランは、月額12,800円でフォーム作成数無制限。対応者10名。

※2020年5月現在/詳細は要問い合わせ

 この様な特徴をもつformrunの機能について、実際の現場での課題解決がどの様に行われるのか見ていきます。

formrunの口コミ・利用企業からの評判

formrunは、多くの導入事例があります。Webフォーム利用、Webフォームからの顧客管理の実現、双方での事例があります。

SanSan株式会社(Webフォーム利用)

Sansanをご利用いただいているユーザー様だけが参加できるオンラインコミュニティにformrunを活用。

スピーディにフォームを作成できる点・申し込みフォームのデザインを自由にカスタマイズできる点から採用。

株式会社スマートドライブ(顧客管理の実現)

Webフォーム経由のリード獲得から、既存顧客などの顧客データを一元化とあわせて運用の見直しも考え、結果として選択したのがformrun。また、お問い合わせをSlack連携で通知し、formrun上で顧客対応を完結させることで、顧客とのコミュニケーション履歴管理が容易になった。

類似サービスとの比較

入力フォームを作成支援するツールは、無料で使えるGoogleフォームを始めとして沢山のツールがあふれていますが、Webフォーム作成を簡単に作成するツールとして類似しているサービスはformzu(フォームズ)です。

 formzuは累計100万件以上利用されている老舗のフォーム作成ツールです。無料プランであっても、デザイン面でのカスタマイズや無制限のフォーム作成が可能な点が特徴です。大量のフォームをとにかく安く作りたい方におすすめです。

 一方で、Webフォーム登録後の問い合わせ対応の進捗可視化、そして顧客管理までを統合的に実現できるformrunサービスは、Webフォームからの問い合わせに対応する商品・サービスの問い合わせや人材採用、イベント申し込みなどの用途での利用が向いています。

また、formrunサービスはカンバン方式に代表されるように、複数人でのお客様対応を想定しているのに対して、formzuについては管理者を1人と想定しているからか、問い合わせ対応の進捗などの可視化機能は提供されていません。

 更に、両製品の価格を比較すると幾つか特徴があります。

価格帯の設定は、両製品とも無料プランを用意しており、有償プランについては、利用できるフォーム数、利用ユーザ数および高度な機能の有無によってきまります。

formzuは長期利用の前提になっており、3か月、6か月及び1年利用の価格設定になっています。非常に安価ですが、一方でフリーとパーソナルは、個人利用が前提となっており、企業での利用を前提とした場合、ビジネスまたはプロフェッショナルライセンスが前提です。

formzuの詳しい料金プランは下記の通りです。

  • フリー(個人向け)/無償
  • パーソナル(個人向け) /3か月 1,900円 6か月 3,400円  1年 6,300円
  • ビジネス(法人向け) / 3か月 3,300円 6か月 6,600円  1年 12,000円
  • プロフェッショナル(法人向け)/3か月 8,500円 6か月 17,000円 1年 31,000円

formrunでお客様から喜ばれるフォームを

今回は、Webサイトからの問い合わせ・資料請求・会員登録・イベント申し込みなどのWebフォーム作成を実現するクラウドサービスformrunについてその機能・特徴・事例および類似製品との違いをご紹介しました。

Webフォームを使って、お客様に入力して頂くだけではなく、問い合わせ対応やそれに基づく顧客管理までを実現したい場合には、formrunは非常に有効です。フォーム作成ツールの選定時には、どの様な目的でフォーム作成をしたいのか目的を明確にした上で、自社に合うツールはどれかを見極めることです。お客様に喜ばれる仕組みを導入することで、自社の売上にも貢献することになります。

画像・データ出典:formrun公式サイト

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執筆者 STRATE編集部