”中小病院向けに、電子カルテやレセプトコンピュータ(レセコン)の機能を提供する SaaS「Henry」を開発するヘンリーは8日、シリーズ B ラウンドで7.3億円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、グロービス・キャピタル・ パートナーズ、フェムトパートナーズ。これはヘンリーにとって、2021年1月に実施したフェムトパートナーズから資金調達している(ラウンドステージ、および、ラウンド単体調達額は不明)。今回ラウンドを受けて、ヘンリーの累積調達額は9億円を超えたとみられる。”(下記参照サイトより引用)
Henryとは
クラウド電子カルテやレセプトシステムを提供するサービスである。
診療に必要な部分だけを残したシンプルなカルテ画面が特徴。
本ニュースの要約
電子カルテやレセコンは複雑性が高く、2年に1度の診療報酬改正に合わせて更新が必要なため、現状では電子カルテの利用率は全体で約50%、200床未満の中小病院では約49%に留まっているとされている。
これらをSaaS化することで中小病院の導入を進め、今回の資金調達によって、機能の開発や強化を図る。
「Henry」の資金調達により促進される内容
・中小病院向けの電子カルテ・レセコンシステムの機能開発
・営業とサポート体制の強化促進
・事業拡大に合わせた採用・組織体制の強化
本ニュースの参照元
BRIDGE:https://thebridge.jp/2022/06/henry-series-b-round-funding