Octoとは
企業・組織が FinOps フレームワークを実践する時の手助けになる SaaSツールである。
Octoは、企業や組織内の異なる関係者がクラウドインフラ費用に関する複雑で理解しにくい課題に直面する場合に、必要な情報を適切なレベルで提供してくれる。
これにより、クラウドインフラ費用の透明性が向上し、異なる部門やスキルセットを持つスタッフ間での協力が促進される。
また、データに基づいて議論や決定を行うことで、クラウドインフラ費用の最適化やROI改善に向けたアクションが可能になる。
本ニュースの要約
企業や組織がAWS、Azure、Google Cloudなどのパブリッククラウドに支出する額は年々増加している。この世界的なクラウドインフラ費用の拡大に応えて、企業や組織は費用を効果的に管理し、最適化したいというニーズが高まっている。このような状況の中、欧米を中心に広まる「FinOps(クラウド FinOps)」が代表的なフレームワークとなっている。FinOpsは、クラウドに対する費用の説明責任を果たし、エンジニアと非エンジニア部門の協力を促進する組織文化の変革を目指す。
アルファス株式会社は、FinOpsに関する認定資格であるFinOps Certified Practitioner(FOCP)を社内に5名保有しており、さらに2018年から大手クラウドリセール事業者向けにクラウドインフラ費用管理ツール「Ripple」を提供している。これにより、AWSの国内売上高の5%以上を管理するなど、国内トップクラスのクラウドインフラ費用管理企業としての地位を築いている。
Octoの特徴
・クラウドインフラ費用の集計を自動化
・費用の正確な配賦によるユニットコストの把握
・責任範囲・関心に応じてカスタマイズしたダッシュボードによる費用理解
・費用最適化サイクルの構築・運用
・「共通言語」にもとづいた適切な議論と意思決定
本ニュースの参照元
PRTIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000015931.html