IoTパッケージのおすすめ5選を比較【2024年版】

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インターネットを介して様々な業務を効率化できることから、IoTを導入する企業が増えていますが、IoT製品の導入には、センサーや通信が可能なデバイスなど、様々なに用意しなければいけないものがあるため、導入ハードルが高いと感じる方も多いのではないでしょうか。

IoTパッケージであれば、容易にIoT製品を導入することができます。

本記事では、IoTパッケージについて解説しますので、参考にしてください。

IoTパッケージとは

IoTパッケージとは、IoT製品を企業が業務現場などに導入する際に、IoTセンサーや通信デバイスなど、運用・管理に必要なソフトウェアなどをワンパッケージで提供しているツールのことを指します。

IoTパッケージは、利用シーンに適した様々な専用パッケージが提供されており、例えば、工場での機械を監視できるものや、農作業場でのモニタリングに特化したものなどがあります。

おすすめのIoTパッケージ

Gravio

特徴

Gravioは、カメラやセンサーとの連携が可能なIoT製品です。

直感的に操作することが可能で、コーディングの知識も不要、AI画像推論を活用して、人物検知に活用することもできます。

また、BIツールとの連携も可能で、各種認証済センサーの無償貸出プログラムも提供しています。

料金

  • 初期費用:要問い合わせ
  • 月額料金:500円〜

※価格情報は2023年5月時点のもの

ExceLive IoT

特徴

ExceLive IoTは、エクセルを活用して設備からの情報をリアルタイムで収集、管理することが可能なシステムです。

Excelに搭載されている、セル計算式やマクロを活用し、設備の稼働状況を見える化、異常発生時にはアラートをすることができるようになります。

普段からExcelを使用している方であれば、慣れた操作感で利用することができます。

また、システム導入後に設備を増設、レイアウトを変更した場合でも、クライアント側でカスタマイズすることが可能です。

料金

  • 初期費用:298,000円
  • 月額料金:10,000円

※価格情報は2023年5月時点のもの

A-Eyeカメラ

特徴

A-Eyeカメラは、機械や設備の稼働状況を一元的にデータ化、可視化することができるIoT製品です。

ネットワークカメラとAI、クラウドを組み合わせており、人が目で見て判断しているアナログな情報を人工知能が判断し、データ化することができます。

データはクラウドに蓄積され、製造現場の状況を把握するために活用することができるだけでなく、稼働状況の分析や生産計画との予実比較にも役立ちます。

1つのシステムで、メーカーや年代によらず、稼働状況を得ることができ、ネットワークカメラを設置するだけという手軽さも魅力的です。

料金

  • 初期費用:300,000円

※価格情報は2023年5月時点のもの

コロコロ日報

特徴

コロコロ日報は、紙に記入している日報のデータ化を可能とするシステムです。

誰でも使える直感的な操作性で設計されており、IoT製品を初めて取り入れるという方でも安心して利用することができます。

日報のペーパーレス化によるコストカット、データ化による情報の可視化を実現します。

日報をデータとして可視化することで、普段の業務のどこがボトルネックとなっているかを把握し、業務改善に役立てることが可能です。

料金

  • 初期費用:0円
  • 月額料金:19,700円〜

※価格情報は2023年5月時点のもの

稼働モニタリングシステム

特徴

稼働モニタリングシステムは、工作機械に取り付けることで、稼働情報を収集することができるシステムです。

スモールスタートに対応しており、最大で100台までの設備を管理することができます。

稼働累計時間や稼働率、一言メモといったリアルタイムな情報を確認することが可能です。

リアルタイムな稼働状況を把握し、改善につなげることができる点が優れています。

料金

  • 初期費用:50,000円〜
  • 月額料金:1,500円〜

※価格情報は2023年5月時点のもの

IoTパッケージ選定のポイント

接続性を確認する

IoTパッケージは、クラウドとIoT端末を包括しているため、接続性が重要となります。

IoT端末への接続が簡単にできるか、安全に接続できるのか、といった点に注目すると良いでしょう。

有線LANや、無線LAN、モバイルデータ通信、LPWAといった様々な通信形式に対応している対応しているのかも確認しておくと、スムーズに導入することができます。

セキュリティ対策がされているか

IoT端末は、サイバー攻撃を受ける可能性があるため、マルウェアなどへの対策が求められます。

通信時にセキュリティが担保されているプロトコルを使用しているか、デバイスをリモートからアップデートできるのか、といた点を確認しておくと良いでしょう。

さらに、IoT端末で取得した個人データを、デバイス側で解析し、解析結果をクラウドへ送信できる、エッジコンピューティングに対応していれば、クラウドに個人情報を残すことがないため安心です。

コスト面を比較

当然ながら、セキュリティや拡張性、接続性などが優れているパッケージは高額になる傾向があります。

自社が求めているIoTシステムに対して、必要がない機能までを含んだものとなってしまい、コストが余計にかかってしまう可能性もあるため、予算と必要な機能のバランスが良い製品を選ぶことが重要です。

自社が求める機能は何かを明確にした上で、予算との兼ね合いをみて比較検討すると良いでしょう。

IoTパッケージを導入するメリット

導入における手間を効率化

IoTパッケージは、クラウドを介してIoTデバイスを接続、サービスを構築することができます。

パッケージを利用せずにIoTシステムを構築することもできますが、開発にかける工数が多いため、長い開発時間と膨大なコストがかかってしまいます。

IoTパッケージを導入することで、これらの手間やコストを抑えて導入におけるコストを削減することができます。

利用シーンに応じたパッケージが展開されている

IoTパッケージは、農業や工場用など、利用シーンに合わせて様々な専用パッケージが展開されています。

予め自社業界向けのパッケージが展開されていることで、サービス選定にかける選択肢を絞ることが可能となります。

IoTパッケージを導入してみよう

IoTパッケージについて解説しました。

IoT製品は、IoTセンサーや専用でデバイス、データの接続などが必要となるため、自社が求めるIoTシステムを構築するには手間と時間がかかります。

予めパッケージ化されているものを選ぶことで、この手間を大きく効率化することが可能です。

まずは、自社が求める機能を選定した上で、比較検討すると良いでしょう。

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