インターネットを活用した通信機器や家電、いわゆるIoTが普及してきたことにより、生活の利便性が向上していますが、IoTの活用にはセンサーの導入が欠かせません。
しかし、IoTセンサーとは何か、どのようなことができるのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
本記事では、IoTセンサーについて解説しますので参考にしてください。
IoTセンサーとは
IoTセンサーとは、ネットワークを接続してモノの情報を収集・管理することができるセンサーのことを指します。
通常のセンサーと違い、収集した情報を様々なことに活用することができます。
IoTセンサーは、モノの状態をリアルタイムに監視することができ、正常に動作しているのか、異常がないかを把握できるようになります。
また、予知保全や予兆監視、品質向上などに蓄積したデータを役立てることが可能です。
IoTセンサには、下記のような種類があり、特徴を理解して目的に応じたセンサーを導入しなければ効果が薄くなってしまいます。
- 光センサ：物体の検出に適している
- イメージセンサ：カメラで撮影した画像を利用して状態の変化を検出
- 圧力センサ：気体や液体の圧力を検査
- 温度センサ：空間の温度を検出
- 湿度センサ：空間の湿度を検出
- 加速度センサ：ものを移動させる速さを検出
おすすめのIoTセンサー
servi
特徴
serviは、飲食店の業務効率化に貢献する配膳ロボットです。
一日中稼働させることができ、混雑時でも一定のパフォーマンスを発揮することができます。
複数台を稼働させることもでき、簡単な設定でロボットが最適なルートを選択して配膳を行います。
料金
- 3年レンタルプラン：119,800円
- 5年レンタルプラン：99,800円
- 買取りプラン：要お問い合わせ
※価格情報は2023年5月時点のもの
Webiot
特徴
Webiotは、IoT製品の監視し、リアルタイムに情報を蓄積することができるセンサーです。
センサーが様々な情報を取得し、専用サーバーに送信、クライアント側のサーバーに転送することができます。
「温度、湿度、気圧センサー」、「加速度センサー」、「人感センサー」、「超音波センサー」、「ボタンセンサー」といった豊富なセンサーを利用することが可能です。
料金
- 初期費用：0円
- 月額料金：500円～
※価格情報は2023年5月時点のもの
おくだけセンサー
特徴
おくだけセンサーは、IoT製品の情報を収集し、蓄積することができるIoTセンサーです。
置くだけで内部温度や外部温度、湿度、照度といった様々な情報を収集することができます。
導入時には複雑な設定は不要であり、有線による配線も必要ありません。
料金
- 初期費用：要問い合わせ
- 月額料金：要問い合わせ
※価格情報は2023年5月時点のもの
エネトーク
特徴
エネトークは、リアルタイムにデータを取得し、独自AIにより解析することで、電力量や対象家電の電力量を推定することができるIoTセンサーです。
1台で温度や湿度、照度、動きのデータを取得でき、電力データに追加して見守りやセキュリティに活用することができます。
料金
- 初期費用：要問い合わせ
- 月額料金：要問い合わせ
※価格情報は2023年5月時点のもの
スマ可視
特徴
スマ可視は、センサーを活用してトイレの利用状況を検知することができます。
個室の空き状況をスマートフォンから確認できるだけでなく、利用時間を検知して、長時間利用やトラブルにつながる利用を検知、対処することが可能です。
ダッシュボードから利用傾向を確認できるため、清掃業務にデータを活用したり、備品補充に役立てたりと、データを元にした運営を可能とします。
料金
- 初期費用：要問い合わせ
- 月額料金：要問い合わせ
※価格情報は2023年5月時点のもの
IoTセンサー選定のポイント
用途にあった種類を選ぶ
IoTセンサーには、様々な種類があり、導入する用途にあったものを選ばないと思うような効果が得られない場合があります。
まずは、IoT製品を導入する上で、どのようなセンサーが最適かを考えて、選ぶことが重要です。
例えば、光センサー1つとっても、人の動きを感知することを得意としているものや、工場などでモノの流れを検知することに特化しているものなど、様々なにあるため、自社がどのようなIoT製品を導入したいのかを明確にした上で、選定を行いましょう。
通信規格を確認
IoTセンサーは、製品によって対応している通信規格が異なります。
インターネットの標準的なプロトコルに対応しているものもあれば、一部の無線通信規格にしか対応していないというものもあるため、通信規格を確認しておきましょう。
直接通信方式の場合、各センサーの通信規格がバラバラだと不具合を起こす可能性があるため、IoTゲートウェイを後付けする必要があり、デバイスゲートウェイ方式の場合はセンサーごとの通信規格は関係ありません。
直接通信方式の場合、追加の費用が発生する面も踏まえて製品を選定しましょう。
IoTセンサーを導入するメリット
生産性の向上につながる
IoTセンサーを導入することで、オフィスや工場など、センサーを設置した場所での人やモノの動きを監視し、情報を収集することが可能となります。
普段からどのように動いているかを把握し、見直すことで、無駄がないか、改善すべき点を明確にし、生産性の向上につなげることが可能です。
目で見えない箇所の異常を検知できる
IoTセンサーは、振動や温度、湿度、照度など様々な情報を検知することができ、目では視認することが難しいもモノの内部の異常を検知することが可能です。
日常的にデータを収集、蓄積し、異常を検知、またはその予兆を検知して警告してくれるため、事故を未然に防ぐことができるようになります。
IoTセンサーを導入してみよう
IoTセンサーについて、概要やおすすめサービスなどを解説しました。
IoT製品の活用には、日常的にデータを収集して様々なに活用することができるセンサーの導入が欠かせません。
導入するIoT製品によって、適したセンサーがあるため、まずは導入する用途を明確にし、的確なデータ検知ができる製品を選ぶことを心がけましょう。
