物流ロボットのおすすめ5選を比較【2024年版】

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倉庫での運搬作業は、専用重機の取り扱いができる人材を確保しなければいけないだけでなく、事故のリスクも含むため、作業を効率化したいと考えている方も多いのではないでしょうか。

自社倉庫の運搬・搬送作業を効率化したい方には、物流ロボットの導入がおすすめです。

本記事では、物流ロボットについて解説しますので、参考にしてください。

物流ロボットとは

物流ロボットとは、人がこれまで行なっていた、「倉庫内の商品をの運搬」、「仕分けや入出庫」といった作業を自動化してくれるロボットのことを指します。

物流ロボットの種類は様々で、作業員の業務をサポートするものや、一つの作業を完結することができるものまで幅広いロボットが登場しています。

EC業界や物流業界においては、人手不足が課題となっているケースが多いため、物流ロボットを導入して課題解消を実現したいという流れが強く、物流ロボット市場は拡大しています。

おすすめの物流ロボット

ラピュタPA-AMR

特徴

ラピュタPA-AMRは、手軽に導入できる物流倉庫ロボットです。

複数台のロボットが荷物の運搬などを行なってくれるため、倉庫の省人化などの導入効果があります。

ロボットの指示に従うことで、効率的にピッキングが可能になり、モニターを確認しながら業務ができるため、ミスの削減にもつながります。

料金

  • 初期費用:要問い合わせ
  • 月額料金:100,000円

※価格情報は2023年5月時点のもの

P500R

特徴

P500Rは、物流ロボットの新シリーズの1つで、ギークプラスが提供しています。

従来モデルと同様のコンパクトさを維持しつつも、積載重量がアップしている点が特徴的です。

これまで人が行っていた運搬業務をロボットに任せることで、スタッフが手作業で商品を運ぶ手間がなくなり、棚入などもその場で行うことが可能となります。

料金

  • 初期費用:要問い合わせ
  • 月額料金:要問い合わせ

※価格情報は2023年5月時点のもの

CarriRo

特徴

CarriRoは、自動運転技術を応用して開発されたロボットです。

複数の製品モデルがあり、搬送現場の環境や荷物の大きさに応じて使い分けることができます。

ジョイスティック操作やビーコンを活用したロボットが用意されており、倉庫業務における人手不足の解消につなげることが可能です。

料金

  • CarriRo AD(自律移動モデル):月額44,200円~
  • CarriRo AD+(台車タイプ):月額58,400円~
  • CarriRo AD+(パレット積載タイプ):月額66,400円~
  • CarriRo Basic(ベース車体のみ):月額37,000円~

※価格情報は2023年5月時点のもの

RICE

特徴

RICEは、香港発の自律走行型の配送ロボットです。

専用のクラウドサービスを利用することで、エリアのマップデータを登録可能で、遠隔での操作や監視、ログの取得もできます。

人との衝突を回避し、障害物を避けることができる機能を搭載しています。

エレベーターとの連携によって、異なるフロアに運搬することもできます。

料金

  • 初期費用:要問い合わせ
  • 月額料金:要問い合わせ

※価格情報は2023年5月時点のもの

オムロン

特徴

オムロンは、PLCや産業用センサーメーカーとして有名ですが、ロボット事業も展開しています。

「LD/HDシリーズ」は、障害物や人を自動で回避し、目的地に向かうことができます。

倉庫のレイアウトを変更した場合でも、マップを自ら生成することができる柔軟性にも優れています。

料金

  • 初期費用:要問い合わせ
  • 月額料金:要問い合わせ

※価格情報は2023年5月時点のもの

物流ロボット選定のポイント

目的に応じた種類を選ぶ

物流ロボットは、「AGVタイプ」と「AMRタイプ」に分類されます。

AGVタイプは、磁気テープを読み取り、決められたルートを走行するロボットです。ピッキング作業や仕分けなどの作業に適しています。

AMRタイプは、画像認識技術を活用して倉庫や施設内の環境を検知して、目的地まで自立して移動することができます。

決められたルート内を往復するような作業であれば、AGVタイプを導入し、人と協力して作業するような場合はAMRタイプを導入すると良いでしょう。

価格を比較する

物流ロボットは、買い切りタイプからレンタルタイプまで、料金形態が製品によって様々です。

レンタルの場合は、月額数万円程度の費用が発生しますので、自社の予算に見合った料金のものを選ぶようにしましょう。

物流ロボットを導入するメリット

業務効率化につながる

物流ロボットを導入することで、倉庫内の作業を自動化・効率化することができます。

商品のピッキングや、仕分けなどの作業をロボットが請け負ってくれるため、人がこれまで行っていた作業を自動化し、空いたリソースを別の業務に充てて生産性を高めることが可能となります。

人件費の削減が可能

物流ロボットを導入することで、人がこれまで行なっていた業務を自動化することができます。

そのため、倉庫内の省人化、人件費の削減につながります。

ロボットの導入にはコストがかかりますが、倉庫が大きく、多くの作業員を雇っている場合などは、トータルではコストダウンにつながるでしょう。

人的ミスの削減

物流ロボットは、決められた作業を正確に実行することができるため、これまで人が作業していた時に発生していたミスがなくなります。

ダブルチェックをする必要もなく、人材を育成する時間も不要です。

人手不足を解消できる

人手不足は、物流業界のみならず、多くの業界が抱えている課題です。

近年では、ECサイトの普及、テレワークなどによる在宅時間の増加に伴い、顧客からのニーズも多様化しています。

多くの労働力が必要とされる中で、人手不足による労働力の確保が課題となっている企業も多いですが、物流ロボットを導入することで、人手不足の解消につなげることができます。

ロボットは、人と違い、休憩を必要としないため、労働力の強化にはおすすめです。

物流ロボットで人手不足の解消を

物流ロボットについて解説しました。

需要拡大に伴う労働力の確保に課題を感じている企業は多いため、物流ロボットを導入して、人に代わる労働力を取り入れてみてはいかがでしょうか。

本記事で紹介したおすすめの製品も参考にしていただき、物流ロボットの導入をぜひ検討してみてください。

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