Webマーケティングを展開するにあたり、SNSの利用は必須と言って間違いありませんが、今回は、「UGC活用」について解説いたします。
UGC活用とは
そもそも「UGC」とは、一般ユーザーが、Instagram・Twitterなどに投稿した写真・動画などのコンテンツの総称です。
企業による宣伝よりも、より消費者に近い感覚が含まれるUGCによる拡散は、他のユーザーの共感を生みやすいという特徴があります。
一昔前は、通販サイトの購入者によるレビューが、UGCとしてメインでしたが、今ではSNSによる投稿が一般的であり、YouTubeでの投稿動画なども有益なUGCとしてのコンテンツとして重宝されています。
昨今では、サービス・商品を購入するかどうか決めるときの最終的な判断材料として、UGCは非常に重要な存在と言って過言ではありません。
おすすめのUGC活用ツール
ReviCo
特徴
ReviCoとは、株式会社ReviCoが運営しているレビューマーケティングプラットフォームです。
コスメ・アパレル・食品など、多くの大手・中堅企業に採用されており、高い人気を誇ります。
自社にとって有益かつ高品質なレビューを収集したい際に最適なツールです。
料金
- 初期費用:200,000円
- 月額料金:50,000円〜
U-KOMI
特徴
「U-KOMI」はショップ運営に有効な多機能を利用できるUGC活用ツールであり、レビュー獲得・AIによるレビュー分析などの機能が特徴です。
LINEからレビュー依頼などを送ることができたり、サポート体制が手厚かったりなど、有益なツールとして人気を博しています。
料金
- 初期費用:要問い合わせ
- 月額料金:33,000円〜
Letro
特徴
Letroは、売上向上を見据えた、UGC活用施策の設計・収集・サイト掲載・効果測定などを請け負ってくれるツールです。
日本企業の製品であることからサポートの質も非常に高く、はじめてUGC活用を行う企業にもぴったりと言えるでしょう。
料金
- 初期費用:要問い合わせ
- 月額料金:要問い合わせ
visumo social
特徴
visumo socialは、Instagram・Twitterと連携できるUGC活用ツールとして、あらゆる業界で国内600社を超える企業に導入されています。
タグ検索を利用して、InstagramやTwitterから写真や動画をピックアップできる機能が魅力的で、操作性の高さも人気の秘訣です。
料金
- 初期費用:要問い合わせ
- 月額料金:要問い合わせ
YOTPO
特徴
YOTPOは、Instagramを中心にUGCの収集を得意とし、サイト掲載のカスタマイズ性や、効果測定機能などにも優れているサービスです。
ワンストップでのUGC活用が実現されるため、あらゆる企業から高い評価を得ています。
料金
- 初期費用:要問い合わせ
- 月額料金:要問い合わせ
LEEEP
特徴
LEEEPは、SNSに投稿されたコンテンツによって、自社のECサイトやWEBサイトの顧客体験を向上させるツールです。
ハッシュタグから、UGCを収集し、ECサイトへの掲載することができ、難しい知識不要でコンテンツコマースを実現できます。
UGCの活用により効率的な売上向上を実現してくれます。
料金
- 初期費用:要問い合わせ
- 月額料金:要問い合わせ
RIVASOL
特徴
株式会社RIVASOLでは、LINEに特化したUGC活用ツールとして、LINEのBusiness機能を活用し売上アップに貢献してくれるサービスです。
ステップ配信・ABテストなど、あらゆる側面からマーケティング戦略をコンサルティングしてくれるなど、サポートが非常に充実しており、人気を博しています。
料金
- 初期費用:要問い合わせ
- 月額料金:要問い合わせ
UGC活用のメリット
消費者からの信頼が獲得できる
UGCを活用するメリットとしてまずあげられるのは、「UGCが与える信頼感」を上手に利用できることです。
外食する前にレビューサイトをみたり、ECサイトで商品を注文する前に、購入者によるレビューを参考にしたりなどの行動は、誰しもが経験したことがあると思いますが、実際に利用した人の意見は、消費者に対し、大きな説得力を与えることができます。
企業による売り込みより、消費者から共感を呼びやすいという特徴があるのです。
フィードバックとして活用できる
ユーザーから寄せられるUGCは、肯定的なものから否定的なものまで、様々です。
同じような内容の否定的意見が多い場合などは、ビジネス戦略を見直すべきでしょう。
このように、UGCは商品・サービスを改善するきっかけを与えてくれます。
親近感を与えことができる
例えば、芸能人やモデルなどによる感想よりも、一般ユーザーによる使用感の方がよりリアリティがあり、使用イメージが湧きやすいことかと思われます。
自身と同じ立場にある人物による使用感は、ユーザーにとって信頼のおける判断材料になるのです。
ユーザー視点での利用方法がアピールできる
UGCでは、メーカー推奨とはまた別な、消費者による新しい商品の利用方法などが紹介されることも珍しくありません。
企業側では思いつかないようなアイデア、ユーザーならではの視点による紹介は、UGCだからこそのものと言えるでしょう。
UGC活用ツールの選定ポイント
自社に必要な機能が搭載されているか
UGC活用ツールを導入する場合、まず自社に必要な機能が搭載されているかしっかりとチェックする必要があります。
UGCの収集・許諾を高い精度で自動化できるか、サイト掲載をスムーズに行えるか、効果測定は可能か、など、自社に重要な項目がしっかりとクリアできるツールを選ぶことをおすすめします。
コストはどの程度か
コストがかかりすぎてしまった場合、たとえ大きな効果が出せたとしても、導入メリットは小さくなってしまいます。
基本料金・アカウント数による料金変動、契約期間などをチェックし、費用対効果が優れていると判断できるものを導入するようにしましょう。
サポート体制は十分か
カスタマーサポートの充実具合も重要なチェックポイントです。
UGCの活用に不慣れな企業である場合、運用を始めた当初はあらゆる苦労を強いられることも考えられます。
その際、操作方法はもとより、運用のアドバイス・UGC活用方法を丁寧に教えてくれるツールを選定しておけば心強い味方として活躍してくれるはずです。
導入後のサポート範囲を、あらかじめしっかりと確認しておくようにしましょう。
導入実績は十分か
導入実績をあらかじめしっかりと確認しておけば、選定ミスを防ぐことに繋がります。
導入社数が多かったり、大きな企業への導入実績があったりする場合は、信頼して利用できるサービスと判断できます。
まとめ
以上、UGC活用について、おすすめのUGC活用ツール、メリットなどについて解説いたしました。
昨今のwebマーケティングにおいて、SNSの利用は欠かせない手段です。
したがって、UGC活用もより確度の高いアプローチが求められます。
UGC活用の概念をよく理解し、必要とあればツールの力を利用し、より有益なマーケティング活動の展開を目指しましょう。