LinkedInのコンタクト(つながり)を急速に増やす3つの方法

LinkedInの登録ユーザー数が全世界で2億人を超えたとのことが話題になった。日本でもユーザー数が伸びることはほぼ確実だろう。

一方で、LinkedInの何が面白いのか、どう役立つのか分からないという人も多いのではないだろうか。いろんな解説本が出版されているが、面白さが実感できるのは、自分のLinkedInのアカウントのコンタクト(つながり)が一定数まで増えてから、ということは共通認識であると思う(目安として、100人程のコンタクトは必要ではないか)。

そこで、僕が1週間でコンタクトを約50名から100名超まで増やした、3つの増やし方を書いてみたい。
※この期間に増やしたコンタクトは、全く面識がない人のみ

1. 卒業学校のOBGに、つながりリクエストを送信する。

卒業した学校によってOBGの結束の強さは異なるかと思うが、比較的リクエストを受け入れてもらいやすいのが、このOBGへのアプローチだ。やり方は、「コンタクト タブ→卒業した大学」を選択すれば、上記画面に遷移する。その後、コンタクトを増やしたい人の画面で「+コンタクトに追加」をクリックし、リクエストメッセージを送るだけだ。

その際、下記のように、必ず自分が相手の卒業学校のOBGであることを伝えよう。

●●さん

慶応SFC’09卒の井口と申します。
お互いにビジネスに有益な情報交換ができればと思い、リクエストを送信させていただきました。
何卒宜しくお願い致します。
– 井口 和宏

 これによって、デフォルトのメッセージよりも数倍の確率でクリエストを受け入れてくれるはずだ。
なお、学校の在籍期間を変更したり、特定の企業で勤務している人と繋がりたい場合は、その会社名で検索すれば、より幅広くコンタクトのリストを増やすことが可能になる。

2. 同じグループに所属している人に、つながりリクエストを送信する。

原則として、LinkedInでは3次以降のコンタクト(自分の直接の知人の知人以降、つまりほぼ接点がないの人)には、つながりリクエストを送信できないようになっているが、例外として2パターンある。

  1. 有料アカウントを取得する。
  2. リクエストしたい人と同じグループに所属する。

僕も過去に2度有料アカウントになったが、あまり投資対効果が期待できなかったので、無料でも特に支障ないのではないかと思っている。

従って、同じグループに所属する必要がある訳だが、2013年2月時点で日本語ベースのグループは1317あるので、どれかしらに所属すれば、つながりたい人が所属するグループがあるだろう。

なお、つながりリクエストを出し、メッセージを送る際には、もちろん共通のグループに所属していることをアピールすると良い。

3. 2次コンタクトの人に、つながりリクエストを送信する。

2次コンタクトの人は、共通の知人がいるということなので、その人をフックにして、つながりリクエストを送信しよう。ただ、いちいち共通の知人に自分を紹介してもらうのは労力がかかるので、下記のようにメッセージを送れば良いかと思う。

●●さんが共通の知人の、井口と申します。
お互いにビジネスに有益な情報交換ができればと思い、リクエストを送信させていただきました。
何卒宜しくお願い致します。
– 井口 和宏

その他の方法として、社名検索してランダムにリクエストを送る方法もあるが、その人と自分をつなぐ「共通の何か」がないため、受け入れてくれる確率は、上記3つの方法よりも減ってくる。また、経験上リクエストを送る際、ビジネス色を出し過ぎるとほぼ却下されるので気をつけたい。

LinkedInでビジネスで役立つ人脈を作ろう

最後に、LinkedInでは質の高いネットワークを創ることが重要なので、ランダムにコンタクトを増やすことは、僕としてはお勧めしない。参考になれば幸いだ。