産業医紹介サービスのおすすめ5選を比較【2023年版】

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労働安全衛生法の改正によって、従業員数が50名を超える企業ではストレスチェックが義務化されています。

従業員が心身共に健康的に働くことができるような環境を構築するためには、ストレス状態のチェックから産業医によるケアをシームレスに実行する必要があります。

本記事では、産業医紹介サービスについて解説しますので、参考にしてください。

産業医紹介サービスとは

産業医紹介サービスとは、企業の労働衛生管理をサポートするためのサービスです。

労働安全衛生法の改正により、従業員数が常時50名以上を有する事業場は、ストレスチェックをしなければならず、産業医による健康管理も必要となります。

産業医紹介サービスを利用することで、企業と産業医が手軽にマッチングできるため、産業医を探す手間が効率化されます。

人材の募集や面談調整、契約手続きとった手間のかかる作業をサービス側に任せることができるため、人事労務担当者の業務負荷が軽減される点が優れています。

おすすめの産業医紹介サービス

産業医クラウド

特徴

産業医クラウドは、Avenirが提供している産業医派遣サービスです。

細かなサポートによってメンタルヘルスや休職・復職のケアをしており、「休職者は予防できる」をテーマにしてサービスを提供しています。

企業と産業医のミスマッチを減らすために、事前の面談を行い、産業医を決定しており、契約後にミスマッチが生じた場合は無料で変更することができます。

厳しい採用基準を突破した人材を採用しており、知識はもちろんのこと、コミュニケーション能力もテストしています。

料金

  • 33,000円(税込)〜:2ヶ月/1回/1時間
  • 55,000円(税込)〜:1ヶ月/1回/1時間
  • 88,000円(税込)〜:1ヶ月/1回/2時間

※価格情報は2023年5月時点のもの

first call

特徴

first callは、クラウドタイプの健康管理サービスです。

産業医とチャットやテレビ電話で健康に関する悩みを相談することができ、相談は24時間365日対応しています。

アプリやWebによるストレスチェックが可能で、オンライン上でチェック結果を一元管理することができます。

取得データは、国内のデータセンターで保管しており、セキュリティ体制が強固な点も魅力的です。

産業医による面談からストレスチェックまでをオンラインで完結できるため、従業員や産業医が別々の場所にいても利用することが可能で、テレワークを取り入れている企業での活用事例もあります。

料金

  • 初期費用:要問い合わせ
  • 月額料金:要問い合わせ

※価格情報は2023年5月時点のもの

エムステージ

特徴

エムステージは、企業への産業医紹介サービスで、ストレスチェックやメンタルヘルスのサポートを行なっています。

運営元は、企業のヘルスケア対策や医療従事者と医療機関のマッチング事業を行なっているエムステージホールディングスです。

複数の支社の情報をクラウドで一元管理でき、47都道府県すべてに産業医を登録しているため、全国対応が可能となっています。

料金

  • 嘱託産業医(1,000人未満の事業所):月30,000円〜
  • 専属産業医(1,000人以上の事業所):年俸の25%
  • スポット産業医:1回35,000円〜

※価格情報は2023年5月時点のもの

リモート産業保健

特徴

リモート産業保健は、2019年スタートの法人向け健康管理サービスです。

産業医と産業看護職による2人体制でサポートしてくれるため、人事労務の細かな業務を代行してもらうことができます。

従業員50名未満の企業でも利用することが可能で、社員一人ひとりに合わせた適切なサポートを提供しています。

料金

  • 初期費用:50,000円〜
  • 月額料金:30,000円〜

※価格情報は2023年5月時点のもの

Dr.健康経営 産業医コンシェルジュ

特徴

Dr.健康経営 産業医コンシェルジュは、高品質なプロ産業医のサポートを受けられる産業医紹介サービスです。

従業員とのWeb面談や現場巡視など、幅広い業務を依頼することができ、従業員数50名未満でも単発で産業医面談を依頼することができます。

厳しい採用基準を突破したプロの産業医が所属しており、知識の豊富さだけでなく、高いコミュニケーションスキルも備えています。

料金

  • 初期費用:要問い合わせ
  • 月額料金:20,000円〜

※価格情報は2023年5月時点のもの

産業医紹介サービス選定のポイント

対応地域やコストを確認

産業医紹介サービスは、全国対応しているサービスもあれば、首都圏のみに対応しているものもあります。

事業場が地方にあるという場合は、対応しているかということはもちろん、対応可能な産業医の数も確認しておくことが重要です。

対応可能な産業医が少ないと、ミスマッチが起きる可能性があるため注意しましょう。

また、産業医紹介サービスは、利用する従業員数によって料金が異なるものや、一定の人数までは月額固定で利用できるものなど、料金体系が様々なため、報酬相場にあったサービスを選ぶことで、コストの削減につながります。

登録している産業医の人数

サービスに登録している産業医の数が多いほど、自社にマッチする産業医がみつかる可能性が高いため、登録している産業医の人数は確認しておきましょう。

ただ、登録者数が多ければ良いというわけではなく、豊富な知識やコミュニケーションスキルなどを備えた産業医を選任した方がミスマッチを減らすことができるため、どのような採用基準で産業医の登録をしているかを確認することも重要です。

産業医紹介以外のサービスを提供しているか

産業医紹介は基本となる業務であるため、どのサービスでも実施していますが、保健師の派遣や労働衛生に関するコンサルタントサポートなど、それ以外の業務を提供しているサービスもあるため、自社でサポートして欲しい業務に対応しているサービスを選ぶ必要があります。

対応可能な方法を確認

産業医紹介サービスは、オンライン対応や訪問など、サービスによって対応方法が異なります。

テレワークを取り入れている企業の場合、オンライン対応が可能なサービスを選ぶことで、出社せずに産業へ相談ができるようになります。

産業医紹介サービスを導入するメリット

産業医と企業のミスマッチを減らすことができる

産業医紹介サービスは、多くの産業医が登録しており、企業の課題や目的ごとに最適な産業医を紹介してくれるため、ミスマッチのリスクを減らすことができる点がメリットです。

産業医紹介の豊富な経験があり、そのノウハウを活かしたコンサルティングをサポートとして提供しているサービスもあります。

人事・労務担当者の負担を減らすことができる

これまでは人事・労務の担当者が一人ひとり経歴や適性を調べて産業医を選任していたというケースも、産業医紹介サービスを利用することで、面倒な作業を代行してもらうことができるため、作業負担が軽減されます。

専門的な知識があり、業務経験も豊富なため、業務におけるミスを減らせる点もメリットです。

労働環境の改善につながる

産業医紹介サービスでは、24時間365日対応の医師相談サービスなどを提供しているものもあるため、従業員の働きやすさ改善につながります。

日常的にメンタルケアができる環境を整備することができるのは、大きなメリットです。

産業医紹介サービスを利用してみよう

産業医紹介サービスについて解説しました。

自社のメンタルヘルスケアに力を入れたい方や、人事・労務担当者の業務負荷を軽減したいという方は、この機会に産業医紹介サービスを導入されてみてはいかがでしょうか。

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