iPhoneをはじめとしたスマートフォンや、iPadなどのタブレット端末を企業や教育現場で活用するケースが増えたことからモバイル端末の管理について課題を感じている方も多いのではないでしょうか。
大量の端末の管理を効率化するには、MDMソリューションを導入すると良いでしょう。
Jamf Proは、Apple製品に特化したMDMソリューションとして注目されています。
本記事では、Jamf Proの特徴や料金、おすすめのポイントなどを紹介しますので、サービス選定の参考にしてください。
Jamf Proとは
Jamf Proとは、Jamf Japan合同会社が運営しているApple製品に特化したMDMソリューションです。
iPhoneやiPad、MacPCといったApple製品の管理業務において、高い効果を発揮し、他社製品では実現できなかった管理体制の構築を実現することができます。
Jamf Proの実績
Jamf Proは、世界中の47,000以上の組織で導入されている実績があります。
2,000万台以上のApple製品を管理しており、デバイス管理業務の効率化を実現しています。
Jamf Proのおすすめポイント
詳細なインベントリの収集が可能
例えば、iPhoneのキャリアや電話番号、ストレージ・バッテリー容量などをまとめた台帳を作成したい場合、一部のMDMでは限られたインベントリ情報しか取得することができず、理想とする管理体制が実現できないことがあります。
Jamf Proであれば、デバイス属性とユーザ属性情報を合わせて、120種類以上のインベントリ情報を収集することができます。
端末ごとのキャリアや電話番号はもちろん、ストレージ、バッテリー残量、さらには「最後にMDMと通信した日」や「接続先IP」など様々な情報をもとに、インベントリ情報を収集することができ、台帳管理による動的なグループ運用が可能となります。
柔軟な条件式でグルーピング
MDMの中には、デバイス属性とユーザ属性を掛け合わせた条件式でのグルーピングができない製品もあります。
Jamf Proには、スマートグループ機能が搭載されており、この機能を利用することで、膨大な数のデバイス属性やAzure ADで定義したユーザ属性を合わせて条件式を組み込むことができ、柔軟なグルーピングを可能とします。
豊富なインベントリ項目に基づいて情報を収集
あらかじめ用意された項目からしかインベントリ情報の収集ができない製品が多い中で、Jamf Proは豊富なインベントリ項目に基づいて情報を収集することができます。
さらに、拡張属性という機能を利用することで、追加のインベントリ情報を収集することも可能です。
任意の入力欄やプルダウンメニューを自由に作成することができ、作成した拡張属性をスマートグループの条件式に利用することもできます。
いつでも最新のデバイス情報を確認できる
MDMの中には、インベントリ情報を収集する頻度が少ないものや、いつ情報収集が行われるのか不明確なものがあります。
デバイスの紛失がないかを確認したい場合など、最新の情報が確認できないのでは、管理体制は十分とはいえません。
Jamf Proは、インベントリ情報を1日1回収集し、任意のタイミングで管理者が手動で更新することも可能です。
iOSが最新の状態にあるか、端末が盗難にあっていないかなど、デバイスの状態をリアルタイムに確認できるため、セキュリティの担保することが可能となります。
Mac管理も可能
仕事に使用するコンピューターを従業員が選ぶことができるように権限を与えている企業が増えていることもあり、Mac端末を管理するIT担当者の負担は大きなものとなっています。
Jamf Proは、Mac管理も可能なMDMで、プロファイルの全てを特定してデプロイすることができます。
Jamf Proを導入することで、より高度なMac管理が可能となるため、Windows環境からMacの管理も始めるという方にもおすすめです。
Jamf Proの料金·価格
Jamf Proの料金体系は、以下の通りです。
- 初期費用:要問い合わせ
- 月額料金:要問い合わせ
※価格情報は2023年4月時点のもの
Jamf Proの詳細について
Jamf Proについて、おすすめのポイントなどを紹介させていただきました。
Apple製品の管理に特化したJamf Proであれば、汎用的な管理に止まらず、柔軟かつ詳細な情報管理を実現することができます。
Jamf Proのサービス詳細については、ぜひ資料ダウンロードをお願いします。