『スポーツ選手向け座学研修』を提供する、株式会社ホープスとは?

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スポーツチームにおいて、指導者によるパワーハラスメント(体罰や暴言など)、根性論に由来するような練習内容は決して許されことではありません。特に昨今では、時流に伴いより厳重に取り締まられるようになりました。

そこで注目されているのが、株式会社ホープスの『スポーツ選手向け座学研修』です。プロアマ問わず、延べ1万2000人の研修実績を誇り、危機管理・不祥事防止の観点や、競技の技術に直結するような座学のプログラムを提供しています。

今回は、そのプログラムの指針や効果、会社が持つ理念についてインタビューに答えていただきました。

株式会社ホープスの『スポーツ選手向け座学研修』とは

――今、特にPRしたい貴社のサービスや商品は何ですか?

株式会社ホープス様:私たちは、スポーツチームやスポーツ競技団体、スポーツ部活動の強豪校などから依頼を受けて実施する「スポーツ選手向け座学研修」のリーディングカンパニーです。2014年から2021年9月現在までの間に延べ1万2000人・580回を超えるスポーツ選手への座学研修実施実績があり、この数字は民間では他を寄せ付けない圧倒的No.1であり、また“プロ野球12球団中5球団が当社の研修を採用している”“東京オリンピックに出場した選手のうち30名以上が当社の研修を受講している”など、質的にもダントツです。

「スポーツ選手向け座学研修」と聞いてもピンとこない方がほとんどだと思いますので少しご説明をさせていただくと、昨今はプロ・アマ問わずどのようなスポーツチームでも「指導者による体罰や暴言」「過度な練習内容や過剰な練習時間」は絶対に許されなくなっており、またスポーツおよびスポーツ選手の社会的地位が高まっていることにより「社会常識やモラルに欠ける言動」も厳しい批判にさらされるようになりました。このような変化にスポーツ界およびそこで働き、競技する人々が適合していくため、「スポーツ選手向け座学研修」への関心が高まり、導入が年々増えているのです。

具体的な内容は、「SNSリスクマネジメント研修」のような危機管理・不祥事防止のための研修から、「目標設定・管理研修」「周囲に応援されるスポーツ選手になるためのコミュニケーション研修」「チームで成果を出すポイントを学ぶ研修」のような基本的な研修、さらには「ゾーン・フローと呼ばれる状態のメカニズムを理解する研修」「見て盗む技術を身につける研修」のようにスポーツならではのスキルを学ぶ研修などがあります。

これらの商材が、現在の私たちの主力商品です。

株式会社ホープスが誇る主力サービスについて

――今、特にPRしたい貴社のサービスや商品は何ですか?

株式会社ホープス様:当社が培ってきた「スポーツ選手向け座学研修」のノウハウを余すことなく活用して開発した、一般企業向け研修プログラムです。

東京オリンピックでスポーツ選手の活躍に注目が集まりましたが、以前からトップ選手の強化・育成方法が企業の人材育成においても有効ではないかと考える企業の教育担当者からの問い合わせは多く、幅広い業種の企業で研修を行ってきました。

こうした企業で共通しているのは「目標達成に向けて主体的に動ける人材」や「チームで成果を出せる人材」の育成を目指している点です。スポーツ選手は目標達成への強い意思を持って自らを律してトレーニングを積み重ねており、私たちがスポーツ選手に研修で伝えている内容やスキルは、ビジネスにおいて成果を出せる人材の育成にも役立ちます。

スポーツ選手はトレーニング時間を確保する必要があり、座学慣れしていないため、研修は長くて1回3時間、多くは90分です。そのため、大事な点に絞って分かりやすく伝える工夫が講師にもプログラムにも必要です。

最近の企業研修では、短時間で効果的な内容を求めるニーズが高まっていますので、この点でも私たちがスポーツ選手向け座学研修で培ったノウハウが求められているのです。

企業研修で増えているのは、入社3 〜5年前後の若手リーダー向けです。個人とチームの目標達成への強い意識を持たせ、リーダーとしての役割を理解させることが狙いです。

ある企業の研修では「個人の尊重」と「組織の統制」をテーマに、メンバーのやる気を高める手法、目標達成に向けたリーダーシップなどについて、ラグビーなどのチームスポーツの事例を用いて説明しました。一昔前の成功事例や超大手企業を参考に話しても若い社員には響きませんが、身近なスポーツの事例を用いると理解しやすいと好評です。

目標設定、リーダーシップ、チームビルディングなどをテーマとして、ニーズに応じてオーダーメードで研修内容を提案しますが、研修の最後に受講者一人一人が具体的なアクションプランを作成する点は共通です。

スポーツ選手の研修では「研修で良い話を聞いた、気づきがあった」だけでは不十分です。それを試合での成果に繋げなければ意味がありません。ビジネスでも、継続して成果を出すためには、スポーツ選手と同じく「今から何をするのか」を徹底的に追求していくことが欠かせません。

株式会社ホープスが持つ、独自の強みとは?

――貴社の技術や人材の強み、特徴はどういう部分ですか?

株式会社ホープス様:技術という面では、スポーツ界における人材(選手・指導者)の強化・育成を、座学研修という一般企業にも通じる手法でどの会社よりも長く、多く行ってきている、という点だと思います。このノウハウは他のどの企業にもなく、当社だけが蓄積してきているものですから。

人材という面では、「スポーツ選手向け座学研修」という未知の世界を切り拓いている私たちは、熱量が高く、創意工夫する力が強く、思考がとても柔軟であるように思います。

あるプロ野球球団の監督から、「ホープスさん、ボールが止まって見えるようになる研修は作れませんか?」と言われたことがあります。たぶん企業研修の会社さんであれば冗談としか受け取らない話だと思いますが、私たちはそれを真剣に受け止めて、多くの専門書を読み、専門家を訪問し、実際に研修プログラムを新たに開発してその監督に持って行きました。そのプログラムの内容には契約上触れられませんが、そのプログラムは実際に採用されました。こういうことを「面白い!」と思い、熱量を投じて創意工夫することを楽しめるような人材がいる、それが当社の最大の強みだと思います。

インタビューから見えた、株式会社ホープスのスポーツ選手向け座学研修とは

今回、株式会社ホープス様にインタビューさせていただき『スポーツ選手向け座学研修』の具体的な内容と、その効果・期待値、会社が持つ熱量について様々答えていただきました。

スポーツの現場において理不尽な淘汰されるべき指導は、今後さらに取り締まりが強化されることは明白です。その時流から、スポーツ選手向け座学研修は、競技のジャンルや年齢問わずさらに需要が高まることが予想されます。

また、スポーツ選手向けのプログラムを企業向けにアレンジし、目標設定やチームビルディングの成果に結びつけ、結果を残している面においてもとても興味深いです。株式会社ホープス様が持つノウハウ、熱量や創意工夫が、スポーツ界および一般社会においても明るい未来を今後ますます切り拓いていくことでしょう。

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今回お話を伺った企業:株式会社ホープス

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