自社Webサイトのトラフィックが上がらないという場合は内部分析を一度行ってみることをおすすめします。
適切なSEO対策が行えていると思っても、クローラーによる分析で基本手な問題点が発見されることは珍しくありません。
今回紹介するDeepCrawlは、Webサイトの内部分析がクラウドで実現でき、質の高いSEO対策ができることから注目されているサービスです。
本記事ではDeepCrawlの料金や特徴などを解説しますのでサービス選定の参考にしてください。
DeepCrawlとは
DeepCrawlとは世界水準のテクニカルSEOツールです。
SEO対策の課題となっているWebサイト上の問題をクローラーによって情報収集、分析することで発見、早期の問題解決を実現します。
豊富な種類のレポートを作成できるため、自社の運用に適したレポートを作成、タスク化してWebサイトの効率的な改善を繰り返していくことができるツールです。
おすすめの類似SEOサービス
SEO対策に必要な機能がオールインワン: Gyro-n SEO
(4.5)

月額料金 | 500円〜 | 無料お試し | あり |
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初期費用 | 0円 | 最低導入期間 | 1ヶ月〜 |
SEO対策において課題となりがちな、「複数のツールを使うことで起きる煩雑化」を1つのツールで課題の洗い出しから分析・検証までを行えるようにすることで解消しているため、管理作業を効率化してSEOの効果を高めたい方には、特におすすめのツールとなっています。
優秀なキーワード候補機能を搭載
ジャイロンSEOにはキーワード候補機能が搭載されており、手動では候補を探すことが難しい掛け合わせワード、ミドル・ロングテールのキーワードを抽出することが可能です。 Google(スマホ検索を含む)やYahoo!で検索した際に表示される関連キーワードを日々保存、抽出して一覧で確認することができます。 関連キーワードがサジェストされた期間もわかるため、最新のキーワードトレンドも把握できる点が優秀です。 表示されたキーワード候補はワンクリックで登録することができるため、より手軽にSEO対策を強化することができます。
順位変動の流れを正確に把握
SEO対策においては、日々のランキング順位は常に把握しておかなければいけないものです。 しかし、ただ前日比を眺めているだけでは、どうして順位に変動が起きたのか分析しにくく、改善施策も打ち出しにくいものです。 ジャイロンSEOでは、前日比だけでなく、直近の順位の動きを検索結果画面に一覧表示することで、より注力すべきキーワードや改善を行うべきワードなどが把握できるようになるため、継続したSEO対策を実現します。
競合分析ができる
自社が属する業界において、ベンチマークとなる企業を設定すること、競合サイトの動向を把握していることは非常に重要です。 ジャイロンSEOは各キーワード、グループごとに競合サイトとの比較ができます。 どんなキーワードで順位が負けているのか、また優位に立っているキーワードは何かが簡単に把握できるため、順位アップを目指すべきキーワードに対して注力できるようになります。
MEO対策に必要な機能をオールインワン: Gyro-n MEO
(4.5)

月額料金 | 1,500円 | 無料お試し | 2週間無料 |
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初期費用 | 0円 | 最短導入期間 | なし |
導入企業は1,000社以上、1,2店舗の個店様から店舗数1,000店を超える大チェーン店様までご利用の実績があります。また、低コストから導入できるため、個店・少数店舗でも導入しやすいサービスといえます。
正確な順位取得が可能
MEO対策において重要なのは、ターゲットユーザーが検索する地点で、どのように表示されるのかを正確に把握しておくことです。 検索エンジンでのキーワード順位と違い、Googleマップの検索順位は検索地点と店舗との距離によって異なるため、ユーザーが検索する地点も把握しておくことが重要となるのです。 ジャイロンMEOでは、検索順位の取得地点を番地レベルで設定でき、それぞれの検索地点における順位を、店舗までの距離と合わせて確認することができます。
Googleマイビジネスと連携した管理・運用
ローカルビジネスにおいては、Googleマイビジネスのビジネスプロフィールとの連携が欠かせません。 ジャイロンMEOは、ジャイロンに登録した店舗情報とGoogleマイビジネスの情報を連携して、一元管理することが可能です。 1つのツール上で、ビジネス情報やカテゴリ、特別営業時間などの属性データの最適化に必要な作業を行うことができます。 また、Googleマイビジネスのインサイトの中から、「検索表示回数」、「ビジネスを検索する方法」、「ユーザーの反応」の項目から指標を収集して、最大で過去18ヶ月分まで遡って比較分析することが可能なため、緻密な効果検証を実現します。
多言語での検索順位計測でインバウンド向け事業にも対応
在日外国人や旅行客などインバウンドをターゲットとする業種や店舗では、ユーザーが検索に使う際の言語での表示結果を把握しておく必要があります。 例えば、英語で検索された場合には自店舗がどのように検索結果に表示されているのか、日本語で検索した場合と比較して順位に差があるのかなどをチェックして、言語ごとに正確な情報をユーザーに伝えて、適正な順位を取ることができているのかを把握しておくことが求められます。 ジャイロンMEOは、英語だけでなく中国語(中文簡体、中文繁体)にも対応しており、今後インバウンド客が多いであろう主要言語(韓国語、タイ語、インドネシア語、ベトナム語、フランス語、ロシア語、スペイン語等)も順次追加予定となっています。
DeepCrawlの機能·特徴
サイトのクローリングで問題点を可視化
DeepCrawlはWebサイトのクロールによって検索順位に影響している問題点を可視化することができます。
サイトクロールによって「無効なリンク」や「リンクされていないページ」「不要な内部リダイレクト」「nofollowページ」などを検出することができ、過去のクロールデータを確認して変化を見つけることが可能となります。
クロールは1時間、1日、1週間、2週間、1ヶ月といった単位で自動化することができ、発見された問題点に関してはタスク化してチームで情報を共有、迅速な問題改善に役立てることが可能です。
サイトのモニタリングが可能
定期的なサイトクロールと、以前の結果との比較によって変化をモニタリングし中長期的にサイトパフォーマンスの変化を観察することが可能です。
複数のドメインがあるサイトの健全性を監視してクロールに関係すうるデータや問題点、変更点を自動的に処理することができます。
サイトパフォーマンスの変化や影響を包括的に把握し、クロール間の全ての変化を示すデータもとに問題点の発見を可能とします。
モニタリング機能によって日々変化するサイトのSEOに関係する問題を発見、回避しサイトパフォーマンスの向上につなげることができるようになるのです。
DeepCrawlの料金·価格
DeepCrawlでは2つの料金プランを提供しています。
- ベーシックプラン:360,000円/年
- エンタープライズ:要相談
ベーシックプランは小規模サイトやチーム向けのプランで、10ユーザーまで、クロール可能なサイト数は2つまでとなっています。
月間クロールURL数は25,000となっておりGoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソールとの連携も可能です。
より大規模な利用を想定している場合はエンタープライズプランが適しています。
エンタープライズプランはユーザー数無制限、ウェブサイト数は1,000まで対応しているため大企業での利用にも十分対応可能です。
2022年1月現在/詳細は公式サイトを確認
無料トライアルについて
DeepCrawlでは、無料トライアルについて明記がないためお問い合わせが必要となります。
DeepCrawlでWebサイトの適正化を
DeepCrawlについてご紹介させていただきました。
- SEOに影響する課題を可視化できる
- 発見した問題点はタスク化
- 定期的なクロールでサイトの状態をいつでも監視
上記の点から、自社Webサイトのトラッキングあがらない原因を究明することができるツールを探しているという方はもちろん、問題発見から課題のタスク化、チームでの共有までを1つのツールで実現したいという方にもおすすめなツールとなっています。
本記事を読まれて気になった方は、この機会に導入を検討してみてはいかがでしょうか。
画像·データ出典:DeepCrawl公式サイト