請求代行サービスのおすすめ5選を比較【2024年版】

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事業の拡大に伴い、取引が増え、請求書の発行や回収などの業務が担当者を圧迫しているといった課題は、成長過程の企業においてはつきものです。

このような課題を解消するには「請求代行サービス」を利用してみると良いでしょう。

本記事では、請求代行サービスについて、特徴や導入するメリットなどを解説しますので参考にしてください。

請求代行サービスとは

請求代行サービスとは、与信管理や請求書の作成・送付、代金の回収、入金確認といった請求業務を代行してくれるサービスです。

スタートアップ段階の企業などでは、経営者が経理業務を兼任することも多く、コア業務に集中することができないといった課題が聞かれます。

営業担当や経営者が経理を兼任することで、経理業務の属人化や、請求漏れなどのミスが発生する可能性もあるため、経理業務をアウトソーシングする事例が増えてきました。

請求代行サービスは、担当者の業務負担を軽減することができ、担当者がコア業務に集中できるようになります。

サービスによっては、売掛金の入金を100%保証してくれるサービスもあるため、未回収リスクに悩まされているという方にもおすすめです。

専用システムで、業務の進捗状況を確認できるサービスもあるため、回収状況を確認する手間もかかりません。

おすすめの請求代行サービス

Paid

特徴

Paidは、株式会社ラクーンフィナンシャルが運営しているBtoB向けの後払い決済サービスです。

与信や請求書の発行、入金確認、督促などの業務を全て代行してくれるため、請求業務を効率化して後払いを取り入れることができます。

支払い遅延や未払いが発生した場合でも、代金を100%保証してくれるため、リスクを気にしないで積極的に取引をすることが可能です。

データを登録するだけで請求業務が完結するため、業務にかける工数を大きく削減することができます。

料金

  • 初期費用:0円
  • 月額料金:0円
  • 保証料率:請求額の〜2.9%
  • 事務手数料:請求1件につき100円

※価格情報は2023年4月時点のもの

クロネコ掛け払い

特徴

クロネコ掛け払いとは、ヤマトクレジットファイナンスが運営しているBtoB向けの決済代行サービスです。

与信から請求書の発行、さらには集金までを一括して依頼することができ、業務効率化を実現します。

また、売掛金の未回収が発生した場合でも、売掛金100%保証を謳っているため安心です。

申し込みから利用開始まではおよそ2週間となっており、専用サイトからすべての取引を確認することができます。

料金

  • 初期費用:0円
  • 月額費用:〜10,000円

※価格情報は2023年4月時点のもの

マネーフォワードケッサイ

特徴

マネーフォワード ケッサイは、マネーフォワードケッサイ株式会社が運営している企業間請求代行サービスです。

請求データを入力することで請求業務を完結することができます。

柔軟なサービス連携が可能で、請求業務の自動化を実現、入金保証もあるため、掛け売りで発生する貸し倒れのリスクを回避します。

契約の幅が広がることや、請求業務にかける時間を削減できるといったメリットがあるサービスです。

料金

  • マネーフォワード ケッサイ 請求代行プラン:初期費用0円〜5万円/月額0円〜3万円/手数料300円〜500円/件
  • マネーフォワード ケッサイ:初期費用0円/月額0円〜/手数料 委託金額の0.5%〜3.5%

※価格情報は2023年4月時点のもの

GMO掛け払い

特徴

GMO掛け払いは、与信管理や請求書の発行などを請け負っている請求代行サービスです。

未回収の売掛金保証をしているため、積極的に取引をすることができるようになります。

初期費用無料で利用でき、手数料も低水準となっているため、導入ハードルの低いサービスといえます。

料金

  • 初期費用:0円
  • 月額費用:〜14,000円
  • 手数料:0.5%〜3.4%

※価格情報は2023年4月時点のもの

np掛け払い

特徴

np掛け払いは、BtoB向けの請求代行サービスです。

取引の与信から請求書の発行まで、一括して代行してもらうことができ、個人事業主から中小企業まで、あらゆる業種の顧客を取り込むことができます。

コストを抑えて掛け払いを取り入れることができ、掛け売りの代金を100%保証してもらえるため、安心して取引を進めることが可能です。

料金

  • 初期費用:0円
  • 月額費用:12,000円〜
  • 手数料:1.2%〜3.6%

※価格情報は2023年4月時点のもの

請求代行サービスを利用するメリット

請求業務の効率化ができる

請求代行サービスを導入することで、煩雑化していた請求業務をアウトソーシングできるため、業務負担を軽減することができます。

請求書の作成や印刷、封入、発送といった作業はルーティーンワークである一方で、担当者が決まっていない場合は営業や経営者が対応しなければいけません。

請求代行サービスを導入すれば、請求業務の大部分をアウトソーシングすることができるため、自社で行うのは請求データの作成のみになるケースも少なくありません。

時間と手間のかかる請求業務から解放されるだけでなく、担当者に精神的負担がかかる督促業務を任せることで、ストレス軽減にもつながります。

未回収リスクの低下

請求書を発行し、取引先に送付したが、何らかの事情で取引先が期限までに支払いをせず、未回収となってしまい、資金繰りがうまくいかなくなってしまう、いわゆる未回収リスクは企業にとって大きな問題です。

請求書を再発行するのにも手間がかかりますし、督促業務は担当者に精神的ストレスを与えます。

請求代行サービスでは、未回収金の保証サービスを行なっているサービスもあり、売掛金の未回収リスクや支払い遅延による未回収リスクを回避することが可能です。

未回収リスクが軽減されることで、キャッシュフローが安定する点もメリットとなります。

ただし、利用するサービスによって、未回収金の保証を受けるための審査スピードが異なるため、利用前に確認しておくと良いでしょう。

請求業務におけるミスの削減

請求書の作成、印刷、封入、発送といった一連の流れ作業は、人が行う以上、ミスが起きないとは言い切れません。請求ミスや誤送付が発生すると、再発行などの手間がかかるだけでなく、企業としての信頼性にも関わるため、できる限りミスはなくしたいものです。

請求代行サービスは、請求業務のプロが従事し、二重チェックなどのミス防止策を講じているため、より正確な請求を届けてトラブルを回避することができます。

請求代行サービス選定のポイント

対応可能な業務領域を比較する

請求代行サービスを選定する際は、代行してくれる業務の内容、範囲を比較しましょう。

請求書の発行、代金回収、入金管理など、サービスによって代行可能な業務領域は様々です。

また、未回収金の保証サービスを提供していない場合もありますので、必ず確認しましょう。

入金保証サービスに対応している場合でも、取引金額によって発生する手数料が異なるため、実際に想定される費用を試算しておくことも重要です。

取引可能額を確認

利用するサービスによって、取引可能な金額の上限が異なるため、確認しておくと良いでしょう。

月に100万円まで、と決まっているサービスや、取引先ごとに利用限度額を設定できるサービスもあるため、自社の取引額を算出した上でサービスを比較することをおすすめします。

また、与信審査の回数やタイミングも異なるため、継続取引が多い場合は、事前審査を取り入れているサービスを選び、単発取引が多い場合は都度審査を実施しているサービスを選ぶと良いでしょう。

自社システムと連携ができるか

APIを活用したシステム連携ができるかもポイントです。

自社ですでに利用している販売管理システムやCRMなどと連携できれば、入力工数や管理の手間を削減することができます。

基幹システムのデータベースと連携し、請求先情報や請求情報を取り込むことで、最小限の手間で請求書を作成することが可能となります。

請求代行サービスを活用して業務効率化を目指そう

請求関連業務が忙しく、コア業務に集中できない、ミスが発生しているといった課題を抱えている方には請求代行サービスがおすすめです。

サービスによって、利用可能な限度額や料金が異なるため、導入にあたっては慎重な比較検討が必要となります。

本記事で紹介したポイントもぜひ参考にしてください。

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