DaaSとは?わかりやすく解説!|DaaSの無料サービスを一覧で比較!

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新型コロナウイルスの感染拡大は生活のあらゆる側面を変えました。
その一つとして挙げられるのが、テレワークの普及でしょう。
今回はテレワークが広まる中で知名度を上げてきたDaaSについて、その特徴やメリットさらには選び方などをわかりやすく解説します。

わかりやすく解説!DaaSとは?

新型コロナウイルスの感染拡大とそれに伴う外出自粛を受け、テレワークが急速に普及しました。
とはいえ、テレワークはそれまであまり広まっていなかった働き方であるため、さまざまな問題を抱えているのも事実です。
たとえば、業務用のパソコンを持ち出したがゆえにそれを紛失し、重要な情報が漏洩してしまう危険があります。
そのようなトラブルを防止するのに有効な手段として近年知名度を上げてきたのがDaaSです。
DaaSは「Desktop as a Service」の略で、読み方は「ダース」、「デスクトップの提供」と訳せます。
通常ならデスクトップは個々のパソコンに依存し、そのパソコン自体を操作しないと使用できません。
しかし、DaaSはクラウド上にデスクトップが存在しているので、ネットワークを介してほかのパソコンから操作が可能です。
なお、DaaSと似たサービスとしてはVDIが知られていますが、前者はクラウド上にあるデスクトップを動かすものである一方、後者のデスクトップは自社サーバーにあります。
クラウドにあるか自社サーバーにあるかでメリットとデメリットが変化するので、両者の違いをしっかり把握してからサービスを選ぶようにしましょう。

DaaSを利用するメリットとは?

ほかのクラウドサービスと同じように、DaaSもさまざまなメリットを有しています。

クラウドサービスなので場所や端末を選ばない

DaaSはクラウドサービスであるため、ネットワーク環境さえあればどこでも使用可能です。
オフィスや自宅はもちろんのこと、Wi-Fiがある喫茶店やレストランでもノマドワークを行えます。
仮に新型コロナウイルスに感染しホテルなどでの隔離となったとしても、パソコンを持ち込めばそこで仕事を続けられるでしょう。
また、DaaSならデスクトップは個々のハード、つまりパソコン本体に依存しません。
そのため社内パソコンを社外に持ち出す必要がなく、従業員の私用パソコン、さらにはスマートフォンやタブレットといった端末でも同じデスクトップを使えます。

一元管理が可能

従来のデスクトップではOSやソフトウェアのアップデート、あるいはセキュリティパッチの適応などを個々の端末で行わなくてはならず、その過程にてトラブルが発生することも珍しくありませんでした。
しかし、DaaSなら大本のデスクトップに対してそれらを適応すれば済むため、容易に管理できます。
また、監視対象のデスクトップも一つに絞れるので、禁止されているアプリケーションやソフトウェアがインストールされていないかのチェックもすぐに行えるでしょう。

セキュリティ面も強化できる

操作するのは個々の端末だとしてもデータはそこに残らず、デスクトップがあるクラウドにすべて集約されます。
そのため、たとえ端末をどこかに忘れてきたとしてもそこから情報が漏洩することがありません。
また、データ自体はクラウド上にあるので、たとえ端末が壊れたとしても別端末からすぐにアクセスできます。

リソースの拡張が簡単

DaaSの場合アプリケーションなどはクラウド上のデスクトップにあり、個々の端末はそれらを映し出すスクリーンに過ぎないので、スペックは必要最低限で事足ります。
そのため、ユーザー数が後から増えたとしても安い端末を用意するだけで済むのです。
もちろん新しい端末にアプリケーションなどをインストールする必要もありません。
また、ユーザー数が増える場合の設定変更も比較的容易で、数十分程度で完了します。

最適なDaaSの選び方のポイント

クラウドがどこにあるかによってDaaSは3種類、プライベートクラウドDaaS・パブリッククラウドDaaS・バーチャルクラウドDaaSに分けられます。
それぞれによってメリットとデメリットが異なるので、どの面を重視するかによってサービスを選びましょう。

プライベートクラウドDaaS

プライベートクラウドDaaSはその名の通り企業独自のクラウド上にデスクトップがあるDaaSです。
自社内でクラウドを管理しなくてはならないためコストが高くなりがちです。
代わりに、そのクラウドは自社以外からのアクセスが原則発生しないため、セキュリティ面には優れています。

パブリッククラウドDaaS

パブリッククラウドDaaSは既存のクラウド上にデスクトップを構築したものです。
不特定多数の企業がそのクラウドにアクセスするためセキュリティ性は高いとはいえず、また多くの場合は事業者がパッケージ化したものであるためカスタマイズ性も低いですが、その代わりに費用はあまりかかりません。
また、プライベートクラウドDaaSのようにクラウドの管理を自社で行う必要もなく、気軽に利用できます。

バーチャルクラウドDaaS

プライベートクラウドDaaSとパブリッククラウドDaaSの中間に位置するのがバーチャルクラウドDaaSです。
バーチャルクラウドDaaSでも既存クラウドを使用しますが、PaaSやIaaS上にデスクトップを構築するので、他企業が同じDaaSを使用することはありません。
完全に独立しているわけではないものの、パブリッククラウドDaaSよりはセキュリティ性が担保されます。
また、パッケージ化されてもいないので、プライベートクラウドDaaSにように独自カスタマイズも可能です。

おすすめのDaaSサービスを比較しながらご紹介!無料サービスも!

今日ではさまざまな企業がDaaSを提供しており、その中にはAmazonやMicrosoftも含まれます。
Amazonが提供するAmazon Work Spaceでは初期費用が無料、また課金形態も固定料金制と従量課金制から選べます。
固定料金制は月額料金を支払いさえすればサービスを使い放題なので、日々使用する方はこちらを選びましょう。
ただし、従量課金制は時間単位での課金になるので、週1回や月2回、3回しか使用しない方に向いています。
一方で、MicrosoftによるWindows Virtual Desktopは利用ユーザー数や仮想マシンのスペックなどによって料金が変わり、場合によってはAmazon Work Spaceより割高になってしまいます。
しかし、Microsoft社のVDAライセンスを既にもっている場合は追加購入が不要・Microsoft365に最適化されている・Windows7の環境も利用可能、などといったメリットもあるので、自社でどういった使い方をするかによって選ぶと良いでしょう。
また、AmazonやMicrosoft以外にもDaaSの提供企業は多数あり、それぞれによって特徴が違うので、ぜひ比較してみてください。

DaaS利用時の注意点について

DaaSはクラウド上のデスクトップをインターネット経由で端末に出力するサービスであるため、使用環境によって動作が大きく左右されます。
カフェやレストランのWi-Fiは速度が遅いことが多く、また一定時間ごとに接続が切れてしまうので、使い勝手が悪くなる可能性があるのです。
また、パブリッククラウドDaaSは他企業も同じクラウドを使用するため、クラウドに過度の負荷がかかり、動作が遅くなることがあります。
インターネット環境が原因の場合は接続環境を変えれば解決可能ですが、動作遅延の原因がクラウドにあるとユーザー側で是正することができません。
加えて、DaaSはインターネット環境が必須であり、たとえ端末側は正常だったとしてもクラウド側にトラブルが発生するとアクセスできなくなります。

メリットやデメリットを理解してDaaSを導入しよう

一口にDaaSといってもさまざまなタイプがあり、さらに各々のサービスによってメリットやデメリットも異なります。
自社の使用環境に合致するものを選べれば労働効率が飛躍的に向上するので、今回の記事を参考にしつつ、ぜひ適したサービスを見つけてください。

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    執筆者  STRATE編集部

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