帳票作成ツールとは、注文書、請求書、旅費精算書などの帳票を簡単に作成できるソフトウェアのことです。
従来、紙ベースで管理されていた帳票は、近年では電子化が進み、デジタル形式で管理するのが一般的になっています。
帳票作成ツールを使用することで、帳票のレイアウト設計やプログラミングを必要とせず、クリック操作のみで帳票を作成することができるようになり、多くのソフトはデータベースやCSVファイルと連携できるため、効率的でミスの少ない運用が実現します。
帳票作成ツールの選び方
帳票の種類や量をチェックする
帳票作成ツールには、対応できる帳票の種類や作成可能な量に制限がある場合もあります。
そのため、自社で必要な帳票の種類や量をあらかじめしっかりと把握し、それに見合った帳票作成ツールを選ぶことが重要です。
自社のニーズに合ったツールを選ぶことで、業務効率を最大限に高めることができます。
データソースと連携できるかどうか
帳票作成ツールは、データベースやスプレッドシートなどのデータソースから情報を抽出し、帳票に反映することが一般的です。
そのため、ツールが自社のデータソースとスムーズに連携できるかどうかも、非常に重要なチェックポイントです。
連携がスムーズであれば、データの自動反映や更新が効率的に行え、作業の手間やミスを大幅に減らすことができます。
帳票の出力形式・配布方法をチェックする
帳票作成ツールは、PDFやExcelなどのさまざまな形式で帳票を出力し、メールや印刷といった配布方法を選択することができます。
ただし、すべてのツールがあらゆる形式や配布方法に対応しているわけではないため、自社で必要とする出力形式や配布方法にマッチするかを確認しておくことが重要です。
これにより、運用におけるスムーズな帳票の管理と配布が可能になり、業務効率をさらに向上させることができます。
おすすめの帳票作成ツール
カミナシ(株式会社カミナシ)
特徴
カミナシ(株式会社カミナシ)は、現場での紙管理やアナログ業務をデジタル化し、効率化を実現するDXツールです。
シンプルで直感的なUIを特徴としており、現場に必要なデジタル帳票を最短15分程度で簡単に作成できます。
作業進行に合わせて次の指示を表示したり、複雑なルールに基づく分岐を設定したりする機能も備わっており、作業の逸脱があった場合には作業者と管理者にアラートが通知されます。
指示やチェックの工数を大幅に削減し、現場業務の効率化を支援してくれるツールです。
料金
- 要問い合わせ
※2024年10月現在
i-Reporter(株式会社シムトップス)
特徴
i-Reporter(株式会社シムトップス)は、現場作業者が簡単に操作できる現場帳票のペーパーレス化ツールです。
従来のエクセル帳票をそのまま利用できるため、特別な操作説明をしなくても、すぐに活用できる点が魅力です。
数値・カメラ・音声などの多様な入力データに対応し、直感的に使えるデジタルインプット機能を備えており、録音機能やバーコード読取、PLC情報、生体認証、計測器などと連携することで、正確でミスのない入力作業が可能になります。
料金
- 要問い合わせ
※2024年10月現在
XC-Gate(株式会社テクノツリー)
特徴
XC-Gate(株式会社テクノツリー)は、製造業をはじめとする多業種で利用されている現場帳票の電子化ツールです。
既存の紙帳票をそのまま電子化し、ペーパーレス化が実現できるため、Excelをベースに項目の追加やレイアウト編集をユーザー自身が簡単に行うことができます。
Excelの関数や条件付き書式もそのまま反映されるため、直感的な操作が実現でき、登録したデータはすぐにデータベース化され、迅速に必要なデータを検索できる点も大きな特徴です。
料金
- 月額費用:60,000円/10ID(スタンダードプランの場合) ※10名から利用可能
※2024年10月現在
プリントクリエイター(トヨクモ株式会社)
特徴
プリントクリエイター(トヨクモ株式会社)は、kintoneと連携し、1クリックで請求書や見積書などの帳票を簡単に作成できる帳票出力サービスです。
出力枚数や帳票レイアウト、kintoneアプリの数やユーザー数に制限がなく、kintoneに登録されている情報をマウス操作のみで活用でき、手軽に帳票作成を行えます。
PDFでの一括出力や個別出力もできるため、月次の請求書など大量の帳票を処理する際の負担が軽減される点も大きな魅力です。
料金
- 月額費用:14,000円/kintoneドメイン(プレミアムプランの場合)
※2024年10月現在
SVF Cloud(ウイングアーク1st株式会社)
特徴
SVF Cloudは、Salesforceに完全対応したプロダクトであり、SalesforceやForce.com上のアプリケーションから、さまざまな帳票の設計・出力が可能です。
帳票作成から印刷までの手順を3ステップにまとめられる簡便さと、Salesforceとの高い親和性が特徴であり、シームレスに連携することで、業務効率の向上を実現できます。
Salesforceを中心に業務フローを強化したい企業にとって、効果的なソリューションと言えるでしょう。
料金
- 月額費用:要問い合わせ
※2024年10月現在
RepotoneU(株式会社ソウルウェア)
特徴
RepotoneU(株式会社ソウルウェア)は、kintoneで管理している見積書や請求書、各種報告書などのデータをPDFやExcel形式で帳票に出力できるプラグインです。
PDFまたはExcelのテンプレートを使用し、ドラッグ&ドロップで簡単にデザインを行えるため、直感的で使いやすい点が特徴です。
大量データの処理にも対応しており、他社サービスの「GMOサイン」や「クラウドサインMAKE」との連携も可能で、帳票作成から署名まで一連の業務プロセスを効率化することができ、業務の生産性向上に寄与します。
料金
- 月額費用:16,500円(RepotoneU Proの場合)
※2024年10月現在
oproarts(株式会社オプロ)
特徴
oproarts(株式会社オプロ)は、企業規模や業界を問わず幅広く利用されており、1,000社以上の導入実績を持つクラウド型電子帳票システムです。
見積書や請求書などの標準テンプレートが豊富に用意されているだけでなく、帳票テンプレートを新規作成することも可能で、電子帳票の作成からデータの取り込みまで、柔軟な運用を実現します。
さらに、電子契約、インターネットFax、AI-OCR、クラウドストレージ、配信サービスなど、様々なクラウドサービスとの連携に対応しており、業務プロセスの効率化を強力にサポートしてくれる点も大きな魅力です。
料金
- 初期費用:20万円〜
- 月額費用:10万円〜
※2024年10月現在
Fleekform(株式会社Fleekdrive)
特徴
Fleekform(株式会社Fleekdrive)は、帳票のデザイン、設定、印刷、ファイル出力、保管、配信など、帳票管理業務をクラウド上で一括して行えるサービスです。
業務やシステムの規模に応じてクラウド帳票作成環境を整備でき、PDFやExcelでの帳票出力にも対応しています。
既存のExcelファイルを活用して新たなフォーマットを作成できるほか、200種類以上の帳票テンプレートが用意されているため、デザインにかかる手間やコストを削減できます。
さらに、関連サービスであるオンラインストレージ「Fleekdrive」との連携によって、帳票の保管や共有、ワークフローの自動化などもスムーズに行うこともできます。
料金
- 初期費用:20万円〜
- 月額費用:10万円〜
※2024年10月現在
Fleekform Salesforce連携(株式会社Fleekdrive)
特徴
Fleekform Salesforce連携(株式会社Fleekdrive)は、あらかじめ帳票名や出力先を設定することで、ワンクリックで帳票出力が可能なツールです。
作業の負荷軽減やミスの削減に貢献し、多くの企業で人気を集めています。
Salesforceのオブジェクト一覧から帳票出力したい項目をドラッグ&ドロップするだけで簡単に帳票作成が完了します。
また、オブジェクトレコードごとの帳票出し分けや、オブジェクトのメモ、添付画像の差し込みといった機能も充実しており、Salesforce上でデータを柔軟に活用できる点も魅力です。
料金
- 初期費用:90,000円〜
- 月額費用:年額54万円〜
※2024年10月現在
oproarts for Salesforce(株式会社オプロ)
特徴
oproarts for Salesforce(株式会社オプロ)は、Salesforceにアドオンして、帳票出力から配信までを行えるクラウド帳票サービスです。
出力はもちろん、外部サービスとの連携機能まで、Salesforce上でワンクリックで実行でき、関連性のないSalesforceのオブジェクト同士でも自在にハンドリングして統合することができます。
通常では作ることが難しい帳票も生成することができ、Excel・Word・PowerPointにOfficeアドインをインストールして設定することも可能です。
料金
- 初期費用20万円〜
- 月額10万円 + 連携アプリ3,000円
※2024年10月現在
CROWNIX(日本エムツーソフト株式会社)
特徴
CROWNIX(日本エムツーソフト株式会社)は、国内外で3,700社が導入している、帳票作成ツールとBIツールの長所を併せ持つ帳票ツールです。
帳票作成に加えて、半定型・定型検索のBIツールとしても利用でき、単票形式の複写伝票や、画像やグラフを多用した報告書など、多様な帳票作成に対応します。
専用ビューアを使用して、PDF、Excel、Word、PowerPoint、CSV形式への出力が可能で、動的な要素を含む帳票の作成にも強みがあります。
帳票作成の柔軟性とデータ分析の機能を兼ね備えている点が、このツールの大きな魅力です。
料金
- 年額:17万5,000円/ID(CROWNIX Report Designerセット、サブスクリプションの場合)
※2024年10月現在
まとめ
帳票作成ツールは、帳票作成作業を効率化し、業務を円滑に進めることができます。
帳票の種類、データ連携、出力形式の対応などをあらかじめしっかりと確認して、最適なツールを選定してください。
