人事

「社会人基礎力」とは?|人事用語

社会人基礎力とは

1.社会人基礎力

社会人基礎力とは、経済産業省にて設定された、様々な環境で仕事をする上で必要とされる基礎力を意味します。

多くの学生は、社会人として必要とされるスキルが何か分からないまま学生時代を過ごし、社会に出て仕事に従事して、初めて必要なスキルに気づきます。

このような学生と社会人の意識ギャップを少しでも是正するために、このような概念が登場しました。

また、働き方改革に代表されるように、シニア世代の雇用継続も活性化する中、様々な世代や境遇の人が社会参加をするために、社会人基礎力を向上させることがより重要になっています。

こうした中で、様々な世代の社会人が、あらゆる環境の中で活躍できるような社会を構築するために、人生100年時代の社会人基礎力が、経済産業省により推進されています。

また、学生だけでなく、幅広い世代の社会人にとっても、社会人基礎力は重要な能力として認識されるようになりつつあります。

2.社会人基礎力に必要な能力

・失敗をしても、めげることなく前に踏み出し、取り組む力

勉強と異なり、社会の中では正解は簡単に見つからず、失敗することは多々あります。
失敗を恐れずに、トライアンドエラーを繰り返し、少しずつ前に進めることでゴールが見えてくるようなケースは、社内の中で度々あります。

・課題に対して、様々な方面から考察し、考える力

仕事を進めていくうえで、様々な人の立場に立ち、物事を考えることはとても大切なことです。
例えば、同じ商品を提供するにも、顧客の目線に立つことや、販売員の目線、製造者の目線では、見方が異なります。
プロジェクトを運営する立場でも、システムの利用者や製造者、テスト担当者、設計担当者では視点は異なります。
同一の問題も、様々な視点で物事を考え、全体像の中で問題意識を持つことが重要です。

・目標に向かって、様々な立場の人と協調する力

働き方改革に代表されるように、現代の労働環境には、育児・介護・シニア世代等、様々な境遇の労働者が存在します。
こうした多様な働き方や価値観を尊重し、それぞれの立場の人がベストパフォーマンスを発揮できるように強調して行くことが、求められています。

社会人基礎力の使い方・例文

・就職活動を始めるにあたって、社会人基礎力の概要を学んでおくべきだ
・本格的に社会に参加する前に、社会人基礎力を向上させておくことが望ましい

動画で解説


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