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「ギャップイヤー」とは?|人事用語

ギャップイヤーとは

1.ギャップイヤーとは

ギャップイヤーとは、Gap「隙間」 Year「年、時間」に由来し、「隙間時間」を意味し、高校卒業から大学に入学するまでの時間を意味し、大学を卒業してから大学院に入学するまでの期間を示すこともあります。

学校を卒業し、次の学校に進学するまでのまとまった期間を使い、語学習得等の短期留学、ボランティア等の社会奉仕活動、就業体験などに活用し、これまでの生活では見えなかった世界観や、人との交流を経験します。

イギリスで誕生し、ヨーロッパではこの概念が浸透していますが、日本においては認知度はそれほど高くありません。

2.ギャップイヤーの活用方法

・短期留学、就業体験
ギャップイヤーが普及するヨーロッパの中では、ギャップイヤーを活用した短期留学等のプログラムが充実しています。
自分の進学する分野を違う環境で学習する事や、英語等の語学習得のために活用するケースもあります。
また、国によってはビザを活用して、アルバイトを行い、海外での社会経験をするようなケースもあります。
海外でなく国内において、短期間の就業体験(いわゆるインターンシップ)を経験する方法もあります。

・社会奉仕活動
いわゆるボランティア活動や、チャリティ活動等の、社会奉仕活動に注力するケースです。
海外途上国における、医療や食料不足の現場や、衛生問題、貧困問題等を、写真や動画ではなく、現地で直接自分の目で見る事で、これまで自分の知らなかった新しい世界観を体験します。
また、こうした活動を通じて、海外や国内の支援スタッフとのつながりが生まれます。

3.ギャップイヤーのメリット

・学校生活では遭遇できない新たな環境を経験できる
・非日常的な経験により、新しい価値観を発見できる
・これまで出会わなかったような新しい価値観を持った人間と出会い、人脈が広がる

ギャップイヤーの使い方・例文

・大学卒業後のギャップイヤーを活用して、オーストラリアに短期語学留学に行くことにした
・ギャップイヤーの期間で経験した、ボランティア活動によって、貴重な人脈を構築することができた

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