マネーフォワードクラウド経費
サービス名 | マネーフォワードクラウド経費 |
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初期費用 | 0円 |
月額費用 | 3,980円〜 |
無料お試し | あり |
月末になると、溜め込んだ経費申請書を一度に提出してくる従業員に頭を悩ませる担当者の方も少なくはないはずです。
経費精算を効率化して会社の経費計上を健全化するには経費精算システムの導入をおすすめします。
今回紹介するマネーフォワードクラウド経費は、高機能でありながら使いやすい操作性であることから注目されているサービスです。
機能面や特徴、料金などを解説しますのでサービス選定の参考にしてください。
マネーフォワードクラウド経費とは
マネーフォワードクラウド経費とは株式会社マネーフォワードが運営している経費精算システムです。
経費精算における業務工数を大幅に削減して効率化することができ、コストカットも実現できることから多くの企業から導入されており、脱エクセルを実現したい企業にもおすすめなサービスとして高評価を受けています。
おすすめの類似経費精算ツール
経理担当者·申請者の負担を大幅に軽減: TOKIUM経費精算
(4.5)

月額費用 | 46,000円~ | 無料お試し | あり |
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初期費用 | 要問い合わせ | 導入実績 | 1,500社以上(2023年7月末時点、シリーズ累計) |
「レシートをスマホで撮ってポストに投函する」2ステップで完了するペーパーレス経費精算サービス。保管・一定期間経過後の廃棄までを代行してくれるので、電帳法対応とペーパーレス化・リモートワーク化を実現できます。
経費申請·精算が劇的に効率化
TOKIUM経費精算はスマホでレシートを撮影して、撮影済のレシート·領収書を入れる(ポストに投函する)だけで経費申請が完了する手軽さのため、申請者の負担を大きく削減します。 また、約2,000人のオペレーターによる目視のチェックでAIを凌駕する自動入力精度を実現するため、経理担当者がいちいちレシートを書類に貼り付けたり書類に手書き、PCで入力する手間も省略されます。
ペーパーレス化を実現
提出された領収書をファイリングして保管しておくスペースがなかなか確保できない、だんだんと増えてくる書類にオフィスのスペースが圧迫されているという悩みもTOKIUM経費精算が解決してくれます。 スマホで撮影したレシートをポストに投函することで、回収され、経費申請データと領収書原本の突合点検を行なってくれるだけでなく、保管した上で一定期間経過後の廃棄までを代行してくれるため、オフィスに領収書が貯まることがありません。
クレジットカード明細も交通費も簡単に申請できる
TOKIUM経費精算と法人クレジットカード·個人クレジットカードを連携させることで、利用履歴から直接経費の申請ができるようになります。 手入力をする必要がなくなるため、効率化だけでなく、申請ミスや不正な入力の防止にもつながります。 また、モバイルSuicaやモバイルPASMOと連携させれば、乗車履歴から簡単に経費の申請、精算ができるようになり、面倒だった交通費精算にかける時間が大きく短縮されます。
経費の申請から支払いを一元管理: MAJOR FLOW Z CLOUD
(4.5)

月額費用 | 30,000円(50ユーザーまで) | 無料お試し | デモサイトあり |
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初期費用 | 50,000円 | ユーザー追加料金 | 10,000円(50ユーザー) |
MAJOR FLOW Z CLOUD 経費精算は経費精算業務の効率化を実現し、経費担当者の負担を大きく軽減してくれる経費精算システムです。 また、エクセルや紙での経費管理がシステムによって効率化されることで、ペーパーレス化や入力ミスなどのヒューマンエラーの防止にもつながります。
乗換案内と連携できる
MAJOR FLOW Z CLOUD 経費精算は、ジョルダン社が提供している「乗換案内」と連携可能です。 連携させることで、乗換案内で使用した経路や運賃などの情報をMAJOR FLOW Z CLOUD 経費精算に自動的に反映させることができるようになるため、申請書をわざわざ手入力する手間から解放されます。
交通系ICカードと連携可能
電車などの交通機関を使用する際には、ほとんどの人がSuicaなどの交通系ICカードを利用しますが、MAJOR FLOW Z CLOUD 経費精算に対応したカードリーダーを導入すれば、交通系ICカードの情報を手間なくシステムに取り込むことができます。
海外出張にも対応
MAJOR FLOW Z CLOUD 経費精算では、海外出張時に使用した外貨の精算も可能です。 円貨と外貨どちらを使用している場合にも対応しており、複数の申請書を作成する手間はかかりません。為替レートは、経費発生時にあわせて自動で計算できる利便性の高さです。
マネーフォワードクラウド経費の機能·特徴
脱エクセルの実現
マネーフォワードクラウド経費を導入することでエクセルで行っていた経費申請業務を効率化することが可能です。
OCR(文字認識)機能が搭載されているので、領収書をスマホカメラなどで撮るだけで自動で入力してくれます。手書きの領収書についてもオペレーターが代行入力してくれるので安心です。
また、金融機関の口座やクレジットカードなどと連携することで情報が自動的に連携され、科目を分類してくれるので手入力する手間を効率化することができます。
その他にも、交通系ICカードからの情報取得やスマホでの申請·承認、自動車の燃料費精算、経路検索など豊富な機能を搭載しています。
紙の領収書が不要に
マネーフォワードクラウド経費は電子帳簿保存法に対応しており、紙の領収書を電子化して管理することが可能になります。
紙の領収書から脱却できることで、ペーパーレス化によるコストカットが実現できるだけでなく、ファイリングして保管しておくスペースも省略できるのです。
スマホから手軽に経費申請が可能になることで、月末などにまとめて申請をする従業員が減り、経費精算担当者の負担が軽減されます。
経費の申請状況を分析できる
マネーフォワードクラウド経費では、リアルタイムで経費の利用状況を分析することが可能です。
分析画面から日付レンジや承認ステータス、メンバー、経費科目、部門、プロジェクトなどの条件を指定することができます。
集計タイプと集計単位を選択することでグラフ表示させることができ、CSV形式で表示データを保存することも可能です。
マネーフォワードクラウド経費はアプリで利用できる?
iOS/Android対応のアプリ版を提供
マネーフォワードクラウド経費では、iOSとAndroid端末で利用できるアプリ版を提供しています。
アプリ版での初回ログイン時は、招待メールを受け取ったメールアドレスを入力し、パスワードを設定することでログインが可能です。
また、あらかじめソーシャルログイン設定をしておくことで、「Google」「Apple ID」「Yahoo!JAPAN ID」「Microsoft」のアカウントでもログインすることができます。
スマートフォンから経費の登録・申請・承認が可能
モバイルアプリ版からも、PC版と同様に経費の登録や申請、承認が可能です。
OCR機能が搭載されているため、スマホカメラを利用して高い精度でレシートを読み込むことができるだけでなく、あらかじめ定期区間を設定しておくことで効率的に交通費の登録ができます。
マネーフォワードクラウド経費はインボイス制度に対応している?
メニューや機能を追加
マネーフォワードクラウド経費では、インボイス制度に対応するために機能やメニュー、項目を追加しています。
経費機能設定画面に「インボイス制度」メニューを新設し、「仕入控除税額の端数処理」および「特例区分」の設定が可能となりました。
アプリからも利用できる
マネーフォワードクラウド経費のiOS/Android版アプリにおいても、インボイス制度に対応した機能がリリースされています。
「領収書読み取り」「経路から交通費登録」「連携先サービスから登録」の項目に以下の内容を追加・変更しました。
- 合計金額欄の名称を「金額(税込)」に変更
- 「消費税額」項目の追加
- 「適格請求書発行事業者登録番号」項目の追加
- 選択した経費科目に「特例区分」が設定されている場合に、経費科目名称の前に「特例区分」を表示
マネーフォワードクラウド経費は電子帳簿保存法に対応している?
改正電子帳簿保存法に対応
2024年1月1日から、改正電子帳簿保存法が施行され、電子データ受け取った領収書類が印刷して保管することができなくなります。
マネーフォワードクラウド経費では、スキャナ保存・電子保存どちらにも対応している経費精算システムとして公益社団法人日本文書情報マネジメント協会の認証を取得しています。
タイムスタンプ運用も可能
改正電子帳簿保存法の要件の1つである、データへのタイムスタンプの付与についても、マネーフォワードクラウド経費であれば現場に負担をかけることなく運用することができます。
専用アプリから領収書を撮影するだけでタイムスタンプを付与することができ、特別な業務フローは発生しません。
マネーフォワードクラウド経費の料金·価格
マネーフォワードクラウド経費では1名〜50名以下で利用する場合とそれ以上で利用する場合で料金が異なります。
料金体系としては、各種料金プランからなる基本料金にサービスごとの従量課金が発生する形になり、オプションを利用する場合はそちらも加算されます。
50名以下で利用する場合は年額35,760円〜、月額3,980円〜となっています。
51名以上で利用する場合は別途お問い合わせが必要となります。
2022年5月現在/詳細は公式サイトを確認
無料トライアルについて
マネーフォワードクラウド経費では、事前に機能や使用感について確認したいという方に向けて30日無料で利用できるトライアルを提供しています。
公式サイトから会社名や氏名、メールアドレス、電話番号など基本的な情報を入力することで体験版を利用することができます。
マネーフォワードクラウド経費でできること
マネーフォワードクラウド経費はパソコン版とスマートフォンアプリ版でできることが異なります。
パソコン
- 経費明細の自動取得:連携したクレジットカードや電子マネーなどの明細を自動で取得して経費登録
- 分析機能:従業員や部門、費目ごとに毎月の経費利用額をグラフで表示
- 領収書の一括表示:添付した領収書画像を見ながら入力したり編集することが可能
- 経路探索から交通費入力:乗った駅と降りた駅を入力、経路検索から運賃を自動計算
- エラー・アラート:科目ごとにエラー・アラート設定
スマートフォンアプリ
- 経費明細の自動取得:パソコン版と同様
- 領収書読み取り:スマホカメラで領収書やレシートを撮影してOCRかオペレーター入力でデータ化
- 経路探索から交通費入力:パソコン版と同様
- エラー・アラート:パソコン版と同様
- スマホで申請から承認までを完結:外出先などのスキマ時間に処理が可能に
- ICカード読み取り:SuicaやPASMOなどのICカードの履歴を読み取ってクラウド経費へ転送
マネーフォワードクラウド経費導入のメリット
経費精算業務の効率化ができる
マネーフォワードクラウド経費は経費申請の効率化や入力業務の自動化ができる機能が多数搭載されているので、業務工数を大幅に削減することが可能です。
経費精算業務においては、担当者が目視で確認したり手入力しなくてはいけなかった部分が多く、どうしてもヒューマンエラーが起きてしまうケースもありましたが、自動化できることでこれらのミスがなくなるというメリットも生まれます。
まとめて経費申請する人を減らすことができる
マネーフォワードクラウド経費を導入することでスマホやタブレットからでも手軽に経費申請ができるようになります。
外回りが多い営業職などでは、会社に戻ったタイミングで申請書を作成することが多く、月末にまとめて申請するというケースも少なくはありませんでしたが、スマホからでも申請できることで移動時間などで手軽に申請することができるというメリットが生まれます。
マネーフォワードクラウド経費の導入事例·評判
月額コストが半分以下に
“以前使用していた経費精算システムはコストがかかり使いにくさも問題となっていました。マネーフォワードクラウド経費は以前の負担額と比較すると半分以下にコストを抑えることができ、画面がシンプルな点が気に入っています。領収書の画像で経費申請内容をチェックできる点もいいですね。”(株式会社フォトシンス様)
ワークフロー機能が便利
“以前はエクセルで経費精算をしていましたが、とにかく入力作業が多く手間が大きかったです。マネーフォワードクラウド経費はワークフロー機能が搭載されているので、部門ごとにワークフローを設定して承認作業が効率化できたのが助かっています。”(Ascent Business Consulting株式会社様)
類似サービスとの比較
マネーフォワードクラウド経費との類似サービスとしては、楽楽精算やジョブカン経費精算が挙げられます。
楽楽精算は100万ユーザー以上に利用されている経費精算システムで、経費精算業務の効率化ができることから人気のサービスです。
会計ソフトとの連携で仕訳データの自動反映も可能なので、入力業務の効率化を実現できます。
料金としては、初期費用100,000円、月額費用30,000円〜利用可能です。
ジョブカン経費精算は経路探索サービスとの連携で交通費精算を効率化できます。
承認ルートの設定が可能なので、申請者の負担を軽減したり申請から承認におけるミスの削減にもつながります。
料金としては初期費用0円、月額料金は1ユーザーにつき400円から利用可能です。
マネーフォワードクラウド経費を含むおすすめの経費精算アプリ比較
経費精算アプリについてはこちらの記事も参考にしてみてください。
マネーフォワードクラウド経費で効率的な経費精算を
経費精算における申請や入力作業に時間がかかっているという企業にはおすすめなマネーフォワードクラウド経費。
30日間無料で利用することができるトライアルも提供されているので、本記事を読まれて気になった方は是非導入を検討してみてください。
画像·データ出典:マネーフォワードクラウド経費公式サイト