インバウンドマーケティングとは?意味と事例、コンテンツマーケティングやアウトバウンドマーケティングとの違いについて

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    新しいマーケティング手法、新たなSEO対策として、「インバウンドマーケティング」が注目されるようになってきました。
    この方法を積極的に導入したことで成功を収めた企業も増えているのです。
    そこで、本記事では、各企業の事例を取り上げて、インバウンドマーケティングの意味、おすすめツールなどについてもご紹介いたします。

    インバウンドマーケティングとは?意味をわかりやすく解説

    最初に、インバウンドマーケティングがどんなものなのかについて、見ていきましょう。

    インバウンド(Inbound)の意味

    インバウンドマーケティングは、英語で「Inbound Marketing」と表記されます。
    「Inbound」は、「外から中に入ってくること」、「内向き」などを意味する言葉です。
    旅行業界では、「外国人が日本へ観光に来る」という意味で、頻繁に使われている言葉なので、どこかで耳にしたことがあるという方も多いことでしょう。

    マーケティングでのインバウンドは「見つけてもらうこと」

    マーケティングでは、ユーザーに「見つけてもらう」という意味で、このインバウンドが用いられています。
    見込み顧客に自社の商品やサービスを見つけてもらうために、Webサイト、blog、インターネット広告、SNSなどさまざまな場所で発信を行って、アプローチしていく手法のことを「インバウンドマーケティング」と呼んでいます。

    アメリカで登場した概念

    インバウンドマーケティングは、アメリカで登場した概念です。
    2013年頃に、HubSpot社の創立者であるブライアン・ハリガン氏、ダーメッシュ・シャア氏の両氏が提唱したことで、世界中に広まっていきました。

    インバウンドマーケティングのメリット

    インバウンドマーケティングには、以下のような利点があります。

    • 企業が売り込みを行わないため、顧客に受け入れてもらいやすい
    • 広告費を安く抑えることができる
    • ページの閲覧数、訪問数などを分析して効果測定が行える

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    インバウンドマーケティングの具体的な事例

    インバウンドマーケティングを積極的に活用する企業が増えています。
    企業の成功事例をいくつかご紹介しますので、参考にしてみると良いでしょう。

    土屋鞄製造所

    土屋鞄製造所は、財布、バック、キーケースなどの革製品を製造販売している会社です。
    こちらの会社は、SNSを活用して、自社商品の魅力や情報を伝えることで、インバウンドマーケティングを成功させました。
    土屋鞄製造所が行ったのは、Facebookページの開設です。
    Facebookページ上で、センスの良い写真や動画を使うことや四季折々の話題を交えるなどの工夫をして、ユーザーが「いいね!」したくなるようなコンテンツ発信を行ってきたのです。
    さらに、Facebookのコメント機能も活用してユーザーとコミュニケーションを取ってきました。
    その結果、多くのファンを集めることに成功したのです。
    さらに、土屋鞄製造所は、公式ホームページ上で、自社製品のファンになってくれた人たちへ向けての情報発信も行っています。
    革製品のお手入れ方法、豆知識などのお役立ち時情報を発信することで、ファンが離れるのを防いで、顧客満足度向上につなげているのです。

    freee株式会社

    freee株式会社は、クラウド会計ソフトや人事労務ソフトを提供している会社です。
    こちらの会社では、オウンドメディアの「経営ハッカー」の運営を行い、会社設立、経理、人事に関する情報を発信することで、インバウンドマーケティングに取り組んできました。
    freee株式会社は、動画投稿サイトのYouTubeも活用中です。
    自社のYouTubeチャンネル上で、会社紹介、サービス紹介、確定申告のお役立ち情報などを発信しています。
    さらに、人気YouTuberの瀬戸 弘司さんとコラボして、自社の会計アプリの特徴や使い方をわかりやすく、面白く伝える工夫も行っています。

    コンテンツマーケティングとインバウンドマーケティングの違いについて

    「インバウンドマーケティング」と混同されやすい言葉としては、「コンテンツマーケティング」があります。
    両者の違いについて見ていきましょう。

    コンテンツマーケティングとは?

    コンテンツマーケティングは、英語で「Content Marketing」と表記されます。
    「Content」は、中身、内容物などを意味する言葉です。
    ユーザーにとって価値あるコンテンツ制作や情報発信を行うことで顧客のニーズを満たし、顧客になってもらうことや購入へとつなげていくマーケティング手法のことです。

    コンテンツマーケティングは「興味を持ってもらう」ための手法

    コンテンツマーケティングは、インバウンドマーケティングの手法の一つです。
    インバウンドマーケティングはユーザーに「見つけてもらう」ための手法、コンテンツマーケティングは「興味を持ってもらう」ための手法だと捉えておくと、両者の違いがわかりやすいでしょう。

    アウトバウンドマーケティングとインバウンドマーケティングの違い

    「インバウンドマーケティング」は、「アウトバウンドマーケティング」と間違われることも多いです。

    アウトバウンドマーケティングとは?

    アウトバウンドマーケティングは、英語で「Outbound Marketing」と表記されます。
    「Outbound」は、「外国行きの」、「市外に向かう」などを意味する言葉です。
    訪問販売、電話営業、ダイレクトメールの送付、チラシ配布などを行って、顧客にアプローチしていく手法のことを「アウトバウンドマーケティング」と呼んでいます。

    企業側から仕掛けるのが「アウトバウンドマーケティング」

    インバウンドマーケティングでは、積極的な売り込みは行わずに顧客から見つけてもらうことを重視しています。
    一方、アウトバウンドマーケティングでは、企業側から不特定多数へ向けて発信を行って行くのが特徴です。

    インバウンドマーケティングを成功に導くおすすめツールについて

    最後に、インバウンドマーケティングを行う際に役に立つツールをご紹介いたします。

    HubSpot

    HubSpotは、HubSpot, Incが提供しているクラウドベースのソフトウェアです。
    コンタクトデータベース、ダッシュボード、タスク管理、広告管理などマーケティングに役立つ機能がたくさん搭載されています。
    ユーザーインターフェースがシンプルでわかりやすく、直感的に操作しやすいことも、おすすめポイントです。
    初期導入パッケージは無償となっているため、中小企業でも予算を気にせずに導入できます。

    画像·データ出典:HubSpot公式サイト

     特徴を理解してインバウンドマーケティングに取り組もう

    今回は、インバウンドマーケティングの意味、コンテンツマーケティングやアウトバウンドマーケティングとの違いなどを解説しました。
    インバウンドマーケティングは、アメリカで登場した概念であり、顧客に見つけてもらうこと重視したマーケティング手法です。
    Webサイト、blog、SNSでの有益な情報を発信することで、自社のファンを増やし、顧客獲得につなげていきます。
    アウトバウンドマーケティングのように、企業側が熱心なアプローチを行わないため、顧客に受け入れてもらいやすいという利点があります。
    インバウンドマーケティングを行う際には、本記事でご紹介した企業の事例を参考にすることやおすすめのツールの導入も検討してみると良いでしょう。

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