新型コロナウイルスの感染症対策や、より多くの人に試験やセミナーを受けてもらうために従来の集合型からパソコンを利用したCBT(Computer Based Testing)を導入する企業や団体が増えてきました。
今回紹介するCBTSは、有名検定から国家試験まで幅広い団体から利用されている実績があることから注目されているサービスです。
本記事ではCBTSの料金や特徴などを解説しますのでサービス選定の参考にしてください。
CBTSとは
CBTSとは株式会社シー・ビー・ティ・ソリューションズが運営しているCBTサービスです。
これまでに200団体以上から導入、300会場以上でのCBT試験実施などの実績があります。
47都道府県全て、国内300ヶ所以上のテストセンターを展開しているため、地域に関係なく利用できる点も特徴的です。
CBTSの機能·特徴
試験運営の手間を効率化
CBTSでは、全国のCBTテストセンターにて試験を実施することができ受験の申し込みから試験実施、合否通知までを自動化することが可能です。
従来の紙での試験に比べて受験票や合否通知発送、テスト用紙への印刷、試験管派遣といった手間がなくなり試験運営にかかる手間を効率化することができます。
また、受験者は場所に縛られることなく1年の中で好きな場所で受験を受けることができるようになるため、利便性が大きく向上します。
試験運用のコストを削減
CBTに移行することで大幅なコスト削減が実現できます。
試験問題を提供することで、試験の申し込みから受験料の回収、コールセンター対応、試験会場の手配、当日の会場運営、データ管理など試験運営にかかる幅広い業務をアウトソーシング化することが可能となります。
当然ながら従来の紙の試験からCBT化されることで申し込み用紙や受験票、問題冊子といった多くをデジタル化して紙代や印刷費用をコストカットすることができます。
会場は共用モデルのため、会場を抑える経費も不要で、「受験者数×利用費」で契約することが可能です。
セキュリティ対策も抜群
CBTにおけるセキュリティ対策はかかすことができません。
CBTSでは全てのコンピューター制御によって問題データは保護されます。
当日会場で受験するまではデータの暗号化によって試験データは保護され、資材の数量間違いなども起きません。
事前ダウンロードを行うことで、当日試験がダウンロードできないといったトラブルを防ぎ安定性を担保することができ、結果のアップロード後は問題データ・回答データを完全に削除するのでデータの流出のリスクもかなり低いと言えます。
CBTSの料金·価格
CBTSの料金は非公開となっており公式サイトよりお問い合わせが必要となります。
2022年3月現在/詳細は公式サイトを確認
無料トライアルについて
CBTSでは、無料トライアルについて明記がないためお問い合わせが必要となります。
CBTS導入のメリット
テストにおける不正対策ができる
CBTSのテストでは「公的身分証明書での本人確認」「私物の持ち込み不可」「受付済みの受験者以外入室不可」「試験官によるテスト中の監視」「監視カメラによる監視」などの不正対策を行っているため厳格な試験運営を実現できるようになります。
受験者に使いやすい画面で利用可能
受験者が直感的に操作することができるユーザーインターフェースで利用でき、24時間365日申し込むことが可能です。
コールセンターによるサポートを提供しているため、受験に際して不安点があるという場合でも手軽に問い合わせることができます。
CBTSの導入事例·評判
現在調査中です。
類似サービスとの比較
CBTSの類似サービスとしてはRemote TestingやMASTER CBT PLUSなどが挙げられます。
Remote Testingはリモート環境でのテストにおいて、Webカメラでの本人確認や試験状況の録画によって不正を検知することが可能なサービスです。
AIによって録画状況を分析、不正の検出を行います。
Remote Testingの料金は非公開となっているためお問い合わせが必要となります。
MASTER CBT PLUSはオンライン試験への移行を実現するサービスで、これまでにCBT試験を年間150万配信している実績があります。
利用団体も1,500を突破しており、運用サポートも優れています。
料金については非公開のため問い合わせが必要です。
CBTSで試験運営の効率化を
CBTSについてご紹介させていただきました。
- 試験運営業務をアウトソーシング化が可能
- テストの不正対策もできる
- 試験運営のコスト削減を実現
上記の点から、試験運営業務の効率化を実現したい方はもちろん、テスト運営におけるセキュリティ対策を強化したいという方におすすめと言えます。
本記事を読まれて気になった方は、この機会に導入を検討してみてはいかがでしょうか。
画像·データ出典:CBTS公式サイト